放課後さいころ倶楽部 #24

個人的には若干物足りない回でしたが、
露天風呂、水着とサービスシーンてんこ盛りにしたが故の結果なので、
ある程度は致し方ないかなと諦めは付きます。
放課後さいころ倶楽部ゲッサン2014年6月号 p143 中道裕大

正直言って、ミドリの隠れ巨乳設定は個人的に大ヒットしたのは確かですw
『地味子は隠 (下ネタにつき削除


中道裕大 今届いた献本見ると、一番大事なシーンのトーンの削りがえらいことになってるorzこれはコミックスで修正せんと。コミスタのトーン削り、キレイに出る時とでない時の差がわからんっ💦 link
中道先生が嘆いていたように、確かにトーンは残念な仕上がりにはなっていましたが、 初見では気付かなかったのでそれほど悲観的になる必要は無い気はします。 (お色気的に) 「一番大事なシーン」ですから、単行本では直すに越したことは無いのですけども。 むしろ個人的にはこの背景の方が気になりました。 以前『背景美塾』の初級講座を受けた影響かもしれませんがw 放課後さいころ倶楽部ゲッサン2014年6月号 p146 中道裕大 これだと分からないかもしれないので、もう少し拡大してみます。 放課後さいころ倶楽部ゲッサン2014年6月号 p146 中道裕大 丸型蛍光灯が、どう見てもその外にある枠 (シェード) に収まるようには思えないのですが...w そう見える原因は、 放課後さいころ倶楽部ゲッサン2014年6月号 p146 中道裕大 赤と黄色の補助線で示してみましたが、 照明器具の中心、つまりヒモの根っこをシェードの平面 (天井側の面)の中心に置いてしまっています。 問題は、蛍光灯の楕円の中心をその根っこの点に置いてること。 蛍光灯はちゃんとシェードの平面から少し離して描いているにも関わらず、 中心を平面上に取っているため、そこに高さのズレが生じる。 結果として、蛍光灯がシェードに収まるようには見えなくなる、と。 蛍光灯の中心を、高さをちゃんと意識して青の矢印で示した先に取っていれば、 きっちりシェードに収まるように描けるはずです。 まぁ私もたまたま気づいただけですし、これに気づく人もほとんどいないでしょうから、 この箇所を単行本の際に直す必然性は感じませんけども。 水着に関しては、アヤがフリル付きの可愛らしいビキニなのはいいとして、 (柄付きがベストだとは思いますけども、描くの面倒くさでそうですしねw) 放課後さいころ倶楽部ゲッサン2014年6月号 p174 中道裕大 ミキとミドリはもうちょっとキャラを意識した水着が無かったものかと思います。 個人的な趣味丸出しで批判しますが、ミドリが隠れ巨乳なのは、ミドリが普段からあまり肌を 露出しないからだと解釈すれば、地味目なワンピースの方がミドリらしさを表せたのではないかと。 さすがにスクール水着だとやり過ぎでしょうけどもw まぁ『地味子は隠 (ry そうなると、ミキとアヤの水着の違いがフリルだけというのも面白くないので、 例えばパレオにするとか、何かしら変化は付けられたと思うんですよね。 今回のゲームは『ドブル』。
ドブル (Dobble) 日本語版 カードゲーム

ドブル (Dobble) 日本語版 カードゲーム

ちなみに英米版は『Spot It!』というタイトル。
Spot It

Spot It

  • 作者: Blue Orange Games
  • 出版社/メーカー: BLUE ORANGE GAMES
  • 発売日: 2012/11/01
  • メディア: おもちゃ&ホビー
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米仏で30万個以上売れたのも納得の、超絶面白パーティゲームです。

GRGR 『ドブル』で田上が手を触れられるかもとアヤにカードを押し付けようとするも光速で他の人に押し付けて触れない展開をはよ。 link

GRGR 『ころクラ』のゲーム予想。本命『コロレット』対抗『バトルライン』単穴『ドブル』で。大穴『ラボカ』で。 link
以前こう呟いていたように、『ころクラ』で絶対取り上げられると思っていました。 ゲーム予想は先月のものだったんですが、一応当たったという事でいいですよね?w どうやって予想を立てたのかは後回しにして、ゲームの紹介のされ方ですが、 個人的には一つだけ不満が残ります。 放課後さいころ倶楽部ゲッサン2014年6月号 p159 中道裕大 どういう理屈で1つだけ重複したシンボルが存在するのだろうという疑問や、 重複したシンボルを何と呼んでいいのか分からないといった、 初見で感じる印象をきっちり描いてる辺りはさすがと言うべきでしょう。 今回のサービスシーンもそうですが、この漫画はゲーマーの為の漫画ではなく、 目指すべきはゲームを知らない人でも楽しめる、むしろ「楽しそう」と思わせる漫画ですので。 だからこそ、ボードゲームへと「オルグ」するには最適な漫画だと言えるでしょう。 「オルグ」という表現が最適とは言えないのかもしれませんがw どういう理屈で重複したシンボルが1つだけ存在するのかは、この漫画の批評とは関係ないので、 後で説明します。但し、私の説明で伝わるかどうかは保証しませんがねw で、どこが不満だったかと言うと、 ミドリがシンボルと言ってるにも関わらず、なぜアヤはマークと言っているのかという事ではなくw (『ドブル』の説明書ではマークで統一されています) 放課後さいころ倶楽部ゲッサン2014年6月号 p166 中道裕大 『アツアツポテト』の紹介のされ方。 以前にもこのゲームのどういう所が面白いかを記事で書きましたが、改めて書くと、 放課後さいころ倶楽部ゲッサン2014年6月号 p158 中道裕大 『タワーリングインフェルノ』の場合は、恐らく配られた自分のカードを覚えた後に、 中央のカードを見ることになると思います。 覚えるとは言っても一つ一つこれは何だという風ではなく、あくまでイメージで、ですが。 違う方法を採る人もいるかもしれませんが、とりあえずこの仮定で話を進めます。 先に誰かがカードを取ったとしても、自分のカードの絵柄を覚えていたなら、 そのまま中央のカードを見るだけで済みます。 逆に、カードを取った人は、取ったカードを覚え直す必要があるので、若干のハンデになります。 ジレンマとまでは行きませんが、構造的にはプレイヤー間の差が付きにくいシステムです。 『アツアツポテト』も自分のカードを先に覚える点は同じでしょう。 他人同士で何が重複しているのか見つけても意味ないですし、 他人のカードを先に見るなら、他人のカード全部見た後に自分のカードを見てはじめて 重複するシンボルを見つけられますが、 自分のカードが先だと、誰のカードを見ても必ず重複するシンボルを見つけられるのですから。 ところが、『アツアツポテト』の場合は、他人からカードをなすりつけられた場合には、 一からなすりつけられたカードを覚える必要があり、パニクります。 慌てて覚えなおそうとしている途中で、他人からまたぞろなすりつけられた場合にはさぁ大変w 特にこの図のように、たまたま重複しているシンボルが同じ場合には、 第三者が自分のカードに雪だるまが描かれていると覚えてさえいれば、 漁夫の利を得る形で速攻置いてくるので、パニック度はさらに上がります。 この記事の最後で説明しますが、確率的には2人残っている場合でも概ね10%前後、 3人残っている場合に、どちらかが同じシンボルで被っている確率は概ね25%前後と、 結構な割合でこういう事が起こります。 『タワーインフェルノ』とは逆に、ゲーム的には押し付けられた人がより不利になる構造です。 個人的には、立て続けに押し付けられてパニクる感じと、 漁夫の利で「しめしめ」とほくそ笑む感じ。 この2つが『アツアツポテト』で一番面白い所だと思っているので、 そこが描かれていないのが正直不満ではあります。 2pあればそこまで描けると思うんですけどね... とは言え、そこさえ目をつむれば神回とは言わないまでも、満足な回だったとは言えます。 少なくとも『ドブル』が採用された事に関しては「ありがとうございます」と言っておきたいですw 以下蛇足になります。自分がどういう風に予想したかと、『ドブル』のからくりについて。 『ころクラ』で何のゲームが取り上げられるかを予想するのは楽しいですが、 今のところ、取り上げられるには前提条件が2つあります。 1) 絶版ではない (特に『すごろくや』で取り扱っているもの。但し、恐らく『マラケシュ』は例外) 2) 中道先生がプレイした事があるもの (当たり前と言えば当たり前ですが) 2) に関してはtwitterである程度なら調べることは可能です。 今のところtwitterで言及され、作品でも取り上げられたものは、つぶやきの古い順から 『ごきぶりポーカー』『キング・オブ・トーキョー』『ダイヤモンド』『カタンの開拓者』『ニムト』 の5つ。ちなみに『ダイヤモンド』は『インカの黄金』のボード版です。 今まで取り上げられたゲームは14作品なので、約1/3。 中道先生呟いたタイトル数は結構あるので、正直あまり分の良い賭けとは言い難いですけども。 また、取り上げられる作品の傾向としては 3) ゲームがシンプル (今のところ『カタン』が一番複雑) 4) 見た目の良さ (『髑髏と薔薇』ではなく『インカの黄金』が選ばれたのもこの理由) という事が挙げられると思います。 特にゲーマー視点では4) が疎かになりがちではないかと。 コンポーネントの美しさはもちろん見栄えの一つにはなりますが、 漫画に落とし込んだ時に、どんなゲームかが一目でパッと分かる... という事が、ゲームがシンプルなのと同じくらい重要なのではないかと思います。 放課後さいころ倶楽部ゲッサン2014年6月号 p155 中道裕大 今回の『ドブル』は正にそんなゲームですし。 で、なぜ私が『ドブル』を当てられたのかと言うと、1) 〜 4) 全てに当てはまるゲームだからです。 中道先生は『ドブル』についてtwitterでは言及してませんが、 以前記事にもした中道裕大先生トークライブ&ボードゲーム会でプレイしてたんですね。 私が中道先生とプレイした2つのゲームのうちの一つでもあります。 (もう一つは「マチ★アソビ」でプレイした『ハゲタカのえじき』) ある意味、今回『ドブル』が紹介された功績は、このイベントで勧めてくれた 『キウイゲームズ』店長の山崎さんにあるのかもしれません。 ということで、次に何のゲームが当てたければ、毎月松戸で開かれているゲーム会に 参加してみるといいかもしれませんw で、『ドブル』のからくりですが。 放課後さいころ倶楽部ゲッサン2014年6月号 p156 中道裕大 これ、気になりませんか? 少なくとも私はこういうのを見ると、解析したくなる性分でして。 数学的な話になるので、数学が苦手な人には正直読まない方がいいと思いますw

まずは『ドブル』の条件を整理しましょう。

1) 1枚のカードには8つのシンボルが描かれている。
2) 他のどのカードにも共通のシンボルが一つだけある。

この2つです。
これだけだと何も分からないのと同じなので、まずは単純化します。
複雑に感じるのはシンボルとカードの多さなので、シンボルの数を減らします。

1-a) 1枚のカードに1種類のシンボルが描かれている

これは例外になるので省きます。


2種類の場合はどうでしょうか。

1-b) 1枚のカードに2種類のシンボルが描かれている。

1枚のカードに描かれているシンボルの数をn,シンボルの種類をs,カードの枚数をtとします。
そして、書きやすくするために、以下シンボルをA,B,C,D,E...という風に置き換えます。
n=2の場合には(AB)(AC)(BC)となり、
シンボルの種類 s=3 ,カードの枚数 t=3 という事になります。
...付いてこれてますか?w
変数にするとヤヤコシくなりますが、分からなければその部分は無視してください。
何にせよ、シンボル数が少なければ「どのカードもシンボルが1枚しか被らない」ことは
不思議でも何でもない事は分かると思います。
あとはこの法則をシンボルの数を増やすことで「一見」複雑に見せるだけです。


2種類ではイマイチ法則性が見えないと思うので、もう1種類増やします。

1-c) 1枚のカードに3種類のシンボルが描かれている。

n=3の場合には、カードの組み合わせは
(ABC)(ADE)(AFG)(BDF)(BEG)(CDG)(CEF)となり、
シンボルの種類 s=7 ,カードの枚数 t=7 という事になります。
ここまで来れば一つ分かる事があると思います。
s=t。
要するに、シンボルの種類とカードの枚数とは等しいという事です。
では、どういう風にこの数が決まるのか。


まずは(ABC)のカードとAのシンボルで被ってるカードに注目してみましょう。
(ABC)のカードとシンボルAで被りつつ、シンボルB,Cで被らないという条件だけだと、
(ADE)(ADF)(ADG)(ADH)...
(AEF)(AEG)(AEH)(AEI)...
(AFG)(AFH)(AFI)(AFJ)...
と、カード自体は無限に作ることができます。
但し、これだと例えば(ADF)と(AEF)はAとF,2種類のシンボルで重複することになるので、
このような重複するカードを除いても、
(ADE)(AFG)(AHI)(AJK)...
と、やはりカード自体は無限に作ることができます。
この段階で、これらのカードからシンボルAを除けば、
(DE)(FG)(HI)(JK)...と、記号が連続している事は分かると思います。


仮にこのようにして無限にカード作ったとしても、全てシンボルAで被ることになるので、
例えばAが「雪だるま」だとすると、ずっと「雪だるま」と叫んでいればいいので、
ゲームが成立しませんw
なので、最初に書いたに条件に、もう一つ付け加えます。

3) どのシンボルも2枚以上カードに使われる

この条件を入れると、(ABC)(ADE)(AFG)(AHI)とAで被るカードをいくら作っても、
(B??)となるカードと被るようにするには
例えば(BDF)というカードを作ると、次は(BEG)を作れば後は作れません。
なので、(BDF)(BEG)(BDG)(BEF)といったように、4通りしか存在できない事になります。
しかし、(BDF)と(BDG)はBとD、(BDF)と(BEF)はBとF、
(BEG)と(BDG)はBとG、(BEG)と(BEF)はBとEの2種類が被っているので、
実際には(BDF)(BEG)か、(BDG)(BEF)のどちらか2枚しか使えないという事になります。


これは(C??)も同様で、(BDF)(BEG)が採用された場合には(CDG)(CEF)が、
(BDG)(BEF)が採用された場合には(CDF)(CEG)の組み合わせのみが使えることになります。


結果的には
シンボルAが入っているカード 3
シンボルAが入っていなくてBが入っているカード 2
シンボルAが入っていなくてCが入っているカード 2
という事になります。


では、

1-d) 1枚のカードに4種類のシンボルが描かれている。

この場合にはどうなるのか?


理屈としては同じです。結果だけ書くと、一例として
(ABCD)(AEFG)(AHIJ)(AKLM)
(BEHK)(BFJL)(BGIM)
(CEIM)(CFHK)(CGJL)
(DEJK)(DFIL)(DGHM)
シンボルAが入っているカード 4
シンボルAが入っていなくてBが入っているカード 3
シンボルAが入っていなくてCが入っているカード 3
シンボルAが入っていなくてDが入っているカード 3
となります。
計算上は4+(3*3)=13という事になります。


ここまで来れば、さすがに見えてくるでしょう。すなわち、

1-n) 1枚のカードにn種類のシンボルが描かれている。

この条件での数式は、
s=t=n+(n-1)(n-1)となります。
n=1は例外なので、試しにnに実数の2,3,4を代入してみると


n=2のとき、s=t=2+(1*1)=3
n=3のとき、s=t=3+(2*2)=7
n=4のとき、s=t=4+(3*3)=13
となり、実際のシンボルの種類、カード枚数を数えた時と同じ数値になります。
(これはあくまで帰納法であり、厳密な証明ではありませんが)


『ドブル』には8種類のシンボルが描かれているので、
n=8のとき、s=t=8+(7*7)=8+49=57 となり、
シンボルの種類が57、カード枚数が57という計算になります。
理論上はn=100、つまり一つのカードに100種類のシンボルが描かれている場合には、
9901種類のシンボルを用意できれば、9901枚のカードを作ることも可能です!


という事で、あれだけのシンボルとあれだけのカード枚数があるのに、
どのカードも一つしかシンボルが被ってないというのはとても不思議な事ではありますが、
数式で表してみれば何ら不思議でもないという事はお分かり頂けたでしょうか?


この説明で分からないという方はすいませんw 私の説明不足です。
この説明で分かったという方はありがとうございますw
そして、上の赤文字の箇所を見てちょっとおかしいんじゃないのと気づいた方。恐らくあなたは正しい


どこがおかしいのか。
放課後さいころ倶楽部ゲッサン2014年6月号 p156 中道裕大

『ドブル』のカードって、実際は55枚なんですよね。
ちなみに箱には「50種類以上」と書かれていますが、シンボルが57種類なのは合ってます。
『ドブル』を持ってる方は調べてみるといいかもしれませんが、
57種類のシンボルのうち、8枚に描かれているシンボルが42種類。
7枚に描かれているシンボルが14種類。6枚に描かれているシンボルが1種類だけあるはずです。


なぜ57枚ではなくて55枚なのか...


えー、ぶっちゃけ理由は分かりませんw
ただ、上の数式が間違っているという事ではありません。
実のところ、上で「シンボルの種類をs,カードの枚数をt」と書きましたが、厳密には
「シンボルの種類の最大数をsmax,カードの最大数をtmax」とするのが正しいです。
ちょっと考えれば分かる事ですが、仮に『ドブル』から10枚だけ抜き出した時に、
その10枚が「同じシンボルが1種類だけ存在する」法則が成り立ってるかどうかを考えれば、
57枚以下ならば法則が成り立つという事は分かるのではないかと。
もちろん、58枚以上では無理です。


なぜ55枚なのか、理由を考えてはみたのですが、
正直よく分かりませんw
ちなみに存在しうる2枚のカードは、シンボルが
「雪だるま」「恐竜」「サボテン」「人形」「楓(かえで)」「氷」「花」「?」
「雪だるま」「てんとう虫」「電球」「犬」「ドクロ」「木槌」「瞳」「!」
の組み合わせです。
とまぁここまで自力で導き出したんですが、
「どこがおかしいのか」以降は『ドブル』のフランス語版wikiで全部説明されていてorz

この記事の最後で説明しますが、確率的には2人残っている場合でも概ね10%前後、
3人残っている場合に、どちらかが同じシンボルで被っている確率は概ね25%前後と、
結構な割合でこういう事が起こります。

最後に、この説明を。
n=2〜4の場合を見てもらえれば分かると思いますが、
1枚のカードにn種類のシンボルが描かれている場合、全てのシンボルはn枚のカードに描かれています。
(ただし、n=1のは例外です)
3種類のシンボルが描かれているなら、7枚中3枚、4種類のシンボルなら13種類中4枚に、
『ドブル』は8種類なので、55枚中8枚に描かれています。
ただ、先に述べたように、7枚のカードに描かれているシンボルが14種類、6枚が1種類あります。

先ほどの画像を例にとると、上と左が「雪だるま」で重複しています。
右のカードが伏せられていて、何が描いてあるか分からないと仮定すると、
「雪だるま」は6枚のカードに描かれているので、伏せられたカードに雪だるまが描いてある確率は、
(6-2)÷(55-2)≒0.075。約7.5%という事になります。
7枚に描かれているシンボルだと(7-2)÷(55-2)≒0.094で約9%、8枚のシンボルだと約11.3%になります。


この状況で、もう一人増える...例えば誰かが「チーズ」と重ねた後に3人残っていて、
(チーズは8枚のカードに描かれています)
重ねられた人以外の2人ともチーズが描いてある確率は、
{(8-2)÷(55-2)}*{(8-3)÷(55-3)}≒0.01で1%。少ないのは確かですが起こりうる確率ではあります。


重ねられた人以外の2人のうち、どちらかが被っている場合となると、
1-{(55-8-2)÷(55-2)}*{(55-8-3)÷(55-3)}=1-(45/53)*(44/52)≒28.1%と、
4回に1回以上は起こりうる、かなりの確率になります。
ちなみに4人残っている場合には39.4%に、5人なら49.1%とほぼ半々になります。
つまり、ゲームでこういう状況が起こる可能性を高くしたければ、人数が多い方が良いという事にはなりますw
ただ、自分にそれが起こる確率となると、10%前後でほぼ一定なんですがね。