ゲッサン201011付録 あだち充画業40周年記念![別冊付録]

えらい豪華でしたこの別冊。
まぁ正直なところ、もう少しサンデー以外で活躍してるあだち充リスペクトな作家さんを呼んで欲しかった気はしますけれども。
誰がいるのか知りませんけどねw
荒川先生とかモリ先生つながりで引っ張って来てたらなぁとか。
あだち先生リスペクトしてるのかどうか知りませんが。


掲載されてる漫画の中で、白眉はやはり久米田先生でしょう。
「漫画は4pまで」というルールなのにも関わらず何故か久米田先生だけ6pなのはさておき、
漫画のネタも『かってに改蔵』テイストでかなり笑えましたし、「紙ブログ」のようなコメントも最高。
それに久米田ファンとしては何と言ってもこのコマでしょう。
ゲッサン2010年11月号付録 あだち充画業40周年記念![別冊付録] p35 久米田康治

久米田作品のなかで唯一未発表の『地上げにスマッシュ』の一部が掲載!
別冊の表紙に「永久保存版」と書いてますが、このコマだけで保存する価値があると思いますね。


島本先生の漫画もさすが。
ゲッサン2010年11月号付録 あだち充画業40周年記念![別冊付録] p42 島本和彦

というかヒドいw
んでもって相変わらず似せて描くの上手いですなー島本先生。


個人的には、他に小川麻衣子先生、中道裕大先生、横山裕二先生の漫画が面白かったですね。


小川先生は、『インタールード』読んでこの人は素質ありそうだなーと思ってたんですが、
こないだ東京に行った時に、『車輪の緑は夕暮れの青』を読んでやはりこの人はこういう作品向きだと思いつつ、
『ブレイブ・フィスト』を読んであーやっぱバトルは不向きだなぁと思ってたところでした。
『インタールード』『車輪の緑は夕暮れの青』は『ショート・プログラム』からインスパイアされたと判っただけでも収穫でした。
漫画自体も共感持てる作りになってて、かなり良かったと思います。
あと、三牙犬やっぱかわええ。


中道先生は、青葉っぽい新キャラ出したらどうですか?とw
まぁ性格は割と翠華に似てる気もしますねそいや...ツンデレですし。


横山先生の漫画はあだち先生自身のキャラクターを描いてました。
たしかに口が悪いw
んでもって未だにあだち先生のwikiの項目の「千葉県松戸市在住」が変わってないことにワロタ。


他にも藤田和日郎先生の漫画や、
青山剛昌高橋留美子西森博之原秀則満田拓也畑健二郎若木民喜各先生のイラストも載ってます。
こんな豪華な小冊子にオマケで700pの漫画雑誌が付いて500円ですから
買って損はないと思いますね。