ハレルヤオーバードライブ! #7
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小雨とハルなんですね。
密かに後藤先生とのやりとりが面白いです。
今回違和感あったのが乳タッチ...じゃないや。ペンタッチ。
『ハレルヤオーバードライブ!』 #7 ゲッサン2009年1月号 p317 高田康太郎
Gペン丸ペンかぶらペンの違いとかよく分からないのに書くのも何ですが、何箇所か線の太さが一定のコマがあるんですよね。
演出として何かしらの効果をだそうとしてるというより、時間ないので手を抜いたかアシスタントに描かせたかのどっちかという
印象を受けました。
全体的に見れば一番手を抜いていい所なのでさほど問題ないように感じましたが、この漫画のウリの一つは絵だと思うので
その辺はきっちりやって欲しいなぁとは思います。
むしろ演出として手を抜けるようなシーン作るとか。
まー次回は年末進行真っ只中でしょうから、さらにこういったシーン増えるかもしれませんが。
ぶっちゃけ批判できる点はこのくらい。
追記:高田先生曰く「タッチは変化中の過渡期ですね。毎回実験中だったりするので。」とのこと。
だとしたらプラス材料だなぁ...批判するところ無くなったよw
今回素晴らしかったです。
『ハレルヤオーバードライブ!』 #7 p306
一番良かったのは今まで単に乳がデカいだけでストーリー的には空気だった愛葉のキャラが立ったこと。
ギター持ったらSモードがどうとかいうより、一見天然風だけど本質は見極めてるキャラってところですね。
私はCV.まつらい で脳内再生されましたが、キャラのタイプとしては『ハヤテ』の伊澄ってところでしょうか。
『ハレルヤオーバードライブ!』 #7 p306
個人的に一番好きなのはタンポポですが、色恋沙汰に敏感なのは相変わらず。
この辺はキャラ押さえていて好感触。
前回初登場の麗もなかなかいいキャラしてます。
『ハレルヤオーバードライブ!』 #7 p316
何より、各キャラに対して微妙に対応が違うところが素晴らしい。
以前、ハヤテについて書いた記事の中でロールプレイという言葉を使って説明しましたが、それがきっちり表現できてると思います。
『エルパラ』も同じ傾向ですな。
『ハレルヤオーバードライブ!』 #7 p320
音楽シーンもかなり良さげ。演奏する楽しさを素人でも分かり易い表現でなされてます。
星野 や、面白かったよ! 結局バンド関係ないんだけど、それが高田先生のバンドライフだったんだなー、と。だったら変にマンガ的なスーパースターだのやんないで、等身大な身の回りの話を描こうと決まったんです。例えば「タッチ」が野球マンガかと言ったら、野球はやってるけどあれは青春群像劇ですよね。それと同じで。
高田 だからプロを目指す、成り上がるみたいな話じゃなくて、小雨とハルさんの恋愛が軸で、そのために音楽に傾倒していくって流れなんです。
コミックナタリー Power Push - ハレルヤオーバードライブ!
このコンセプト自体は間違ってないと思います。ただ、例に挙げてるのが『タッチ』というのが気になります。
ゲッサンは実質 市原副編集長=あだち充 ラインの雑誌だから『タッチ』を出したというのもあるでしょうが、
あだち充作品は野球の面白さを読者から求められてないから成り立つんであって。
確かにに小雨がメジャーデビューするような作品にする必要はないと思います。
#2のように演奏関係ない回もたまにはいいと思いますが、基本的には今回のように恋愛を軸にしつつ、
音楽の楽しさをせめて2話に1回は表現して、音楽ファンに満足してもらうようにすべきではないかと。
ヒキも良かったですし、『エルパラ』同様今回に関しては文句なし。
後はこのクオリティをキープできるか、冬夜を上手く絡められるかって所ですかね。