ゲッサン201402

ゲッサン 2014年 02月号 [雑誌]

ゲッサン 2014年 02月号 [雑誌]

もう『MIX』の表紙には飽きたんや! (本音)
...とは言え、半分くらいはあだち充先生で持ってる雑誌でもあるので、
半年に1度、単行本が出る月には表紙にした方がいいんでしょうね。
私が飽きたかどうかはどうでもいい事ですし、あだち先生が表紙になると映える事は否定できませんから。
ゲッサン201312

そういう感じの表紙でした。
放課後さいころ倶楽部』は別記事で。


ふだつきのキョーコちゃん
さすがに表紙は『MIX』でしたが、巻頭カラーで推されてるなー感が。
宣伝ページは『MIX』推しじゃなくて『キョーコ』推しですしね。
ゲッサンの場合、単行本が発売される月は割とカラー貰える印象はありますけども。
ナタリーのリンクを一応貼っておきます。
「ふだつきのキョーコちゃん」山本崇一朗インタビュー


で、前回は評価下げましたが、今回は素晴らしいです。
別に日々野萌えという訳ではないんですが、個人的には彼女が出てくると面白くなるなぁと。
ふだつきのキョーコちゃんゲッサン2014年2月号 p3 山本崇一朗

ストーリー的には女の子から手作りクッキーを貰ったらマズかったという、
ベタというだけでは物足りない、手垢が付きまくって表面が見えなくなってるレベルの話でした。
まぁ女の子から手作りクッキーを貰うというシチュエーションは実際ある事ですし。
私も2回だけ貰ったことあります。
女の子2人がそれぞれの彼氏の為に作ったもののおこぼれでしたがねw


でもって、日々野さんのドジっ娘な描写も表面が何とか見えるレベルのベタさ加減。
ふだつきのキョーコちゃんゲッサン2014年2月号 p35 山本崇一朗

ベタだと批判をすると、基本的には批判的な意味が伴うものですが、
色んな作品に繰り返し使われるという事は、すなわちベタなストーリーや描写が
それだけ魅力的である事に他なりません。
この漫画はラブコメなので、結局のところキャラをどう魅力的に描くか?が最重要ですから。
で、その上にその漫画ならではの設定だったり、何かしら新しいフレーバーがあればモアベター


この漫画ならではの設定としては、ケンジがマズいものを食べると、
キョーコが血を吸う時にマズく感じるといったもの。
ふだつきのキョーコちゃん』 1巻 p41 山本崇一朗

既に2話で触れられている設定ですが、この設定で話作ってと担当さんに言われたんでしょうか...?
兄思いの妹といった辺りを上手くぼやかす良い設定だと思います。


で、ベタなストーリーをどこに繋げたかというと
ふだつきのキョーコちゃんゲッサン2014年2月号 p39 山本崇一朗

ココになる訳です。
ケンジは日々野さんを傷つかせまいと、出されたクッキーが美味いと嘘を付きましたが、
日々野さんはそういう嘘を付かれるよりは、何でも正直に打ち明けられる関係を作りたいと。
こういう伏線というか、先々に起こるストーリーの仕込みを入れてる辺りは非常に好感が持てます。
神のみぞ知るセカイ』 1巻 p130 若木民喜

正直に打ち明けるということは、秘密も共有するという事になりますから。
どんな秘密かというと... さすがに言わなくても分かりますよね?w


で、日々野さん登場回が面白くなる原因の一つに
ふだつきのキョーコちゃんゲッサン2014年2月号 p41 山本崇一朗

日々野さんが札月兄妹の仲が良いのを見て、楽しんでるトコがあると思うんですよね。
読者が見たいと思うシーンをキャラが積極的に動いてくれる。
(そのシチュエーションに「虫よけになる」と理由を足してる辺りもいいです)
以前『ノゾ×キミ』の記事でも書きましたが、こういう構造があるとストーリーを進め易くなるでしょうし、
兄妹の反応を見て日々野さんが喜んでいるところもキャラ描写になる。
さらにはキョーコの嫉妬やケンジのデレを出せたりと、キャラの幅を広げる描写も出来ますし。



山本崇一朗 @GRGR_ 今回はカラー込みだったので36Pに・・・というつもりだったのですが今描いている原稿も36Pになってます。基本的には32Pのつもりでネーム切ってるので毎回ではないと思います link
個人的には『キョーコ』最大の懸案はページ数だったんですが、今回は36pでも全く問題なし。 日々野さん効果なんでしょうか?w そういう意味では、日々野さんが出ない回も今回のようなクオリティが出せるかが課題かも。 最後に。萌え漫画は結構読んでも萌え自体にはあまり関心がないんですが、 ふだつきのキョーコちゃんゲッサン2014年2月号 p14 山本崇一朗 そんな私にとってもこのコマぶち抜きキョーコは可愛いと思いました。可愛いは正義! ◎ ひとりぼっちの地球侵略 やー相変わらず素晴らしい。 話が大きく動いてる訳でもないのに、ちゃんと面白いんですよね。 最大の原因は、キャラの表情が豊かだって事になるのかもしれません。 リコもいちいち可愛いですしねw で、話は大きく動かなくても、何かが確実に起こってることを伏線をいくつか入れてミステリーに。 『ひとりぼっちの地球侵略』 ゲッサン2014年2月号 p61 小川麻衣子 個人的にはこの漫画だとアイラ=マシェフスキー (ちゃんと名前覚えたよアピール) 推しなんですが、 マチ★アソビのサイン会では50人中40番目だった私で初めてアイラ書いた程度の人気だったので、 今回みたいなシーンが出ることによってファンが増えるといいなぁ。 ◎ あやしや 今回はコメディ多め。 『あやしや』 ゲッサン2014年2月号 p100 坂ノ睦 それがいい感じで表情のアクセントになってます。 このネタなんて、旦那から服を貰ったくだりを覚えてる読者なら 「服は燃やして処分した」と言われた時点でこうなる事が予測できるので、 「ああ、やっぱり言われたw」といった感じの面白さが出てます。 そして髪。 ひょっとしたら髪を切ったからハナに手入れさせようと考えて、 だったらコスチュームも替えましょうかという事になったのかもしれませんが、 3巻辺りからのテーマになっている「向き合う」に繋げています。 個人的にはこの要素が入ったことで、『あやしや』が俄然面白くなったのではないかと考えます。 これは偏見かもしれませんが、 女流作家のモチベーチョンは「共感してもらうこと」である事が多く (個人差は性差を凌駕しますけれど) それが故に漫画の中でも自分が体験した事をダイレクトに反映させて読者からの共感を期待したり、 キャラ同士が共感し合う描写をする事が男性に比べて多いと感じるのですが、 特にキャラ同士が共感し合う描写だけだと、元の意味での「やおい」... ヤマなし、オチなし、意味なしな漫画に陥る可能性が高くなると考えています。 ではどうすればいいのか。 『あやしや』 ゲッサン2014年2月号 p101 坂ノ睦 互いの立場などの違いを乗り越えて共感することによって、ドラマになる。 この構造があるところが、この漫画のしなやかな勁 (つよ) さになっていると考えます。 要するに、枷が必要って事です。 また、立場の違いなどが必要になりますから、自ずとキャラの多様性も担保されますし。 ハレルヤオーバードライブ こちらもまた相変わらず素晴らしくてですね。 インターバル回なのでやり易いってのもあるんでしょうが、 この漫画や『ハヤテ』に特徴的な、 キャラのカップリングを替えることによるストーリー展開が多用されてました。 同じイベントの解釈の違いを出すあたりも『ハヤテ』的ですし。 で、また仕込みの話になるんですが。まぁこれはどっちかというと伏線ですかね。 ハレルヤオーバードライブ!』 ゲッサン2014年2月号 p110 高田康太郎 一見すると、策士である楓が最も部長に向いてると思われがちなところに、 小雨と麗が行方不明になるというハプニング。 ハレルヤオーバードライブ!』 ゲッサン2014年2月号 p127 高田康太郎 麗に肩入れしてるタンポポが積極的に動く訳ですが、ハプニングにどう対処するかという、 「メタりか」の部長に欠かせない資質を持ってると証明することにもなる訳です。 さらには。 ハレルヤオーバードライブ!』 ゲッサン2014年2月号 p128-129 高田康太郎 部長という役目に最も必要な気概を見せて。 このシーンは、単体では割とフツーのセリフですが、 ハレルヤオーバードライブ!』 3巻 p123 高田康太郎 タンポポがメタルりかちゃんに入るきっかけにもなったシーン 「先輩は後輩を引っ張っていくのが役目」に係るんですよね。 今回のイベントで、鷹木がタンポポを部長に据えようと決めたのは間違いないでしょう。 「メタりか」の部長を任されるという事は、 ハレルヤオーバードライブ!』 3巻 p60 高田康太郎 鷹木にとって必要な人間になりたいと常日頃から思い続けているタンポポにとっては、 これ以上ない喜びにもなる訳です。 今からタンポポがデレるシーンが楽しみで楽しみでw そして、あまり部長になることに乗り気ではなかった楓の話になりますが。

高田 康太郎 @GRGR_ 楓は色々悩んでだしたキャラなんで良かったです。場合に寄っては出ない事もありましたからね。ただ全体のキャラの立ち位置を考えた時に、この先若干立ち位置の変化を加える組に鷹木がいたんで、楓の立ち位置というのは鷹木のスペアカードに近いぐらいの設定だったんですが(続きます) link

高田 康太郎 @GRGR_ 鷹木より便利なジョーカー的になってるのがちょっと気になる所ですね。周りがというか、ボクが頼ってしまうと動き難いだろうと。彼は彼なりの信念があって動いてますので、いずれその役割を全うする為に動くときも来るかもしれませんね。 link
コレ、去年の7月のつぶやきなんですけども、 彼がどんな時でも有効な手を打てるジョーカーではない事を表現できただけでも意義はあったかなと。 個人的には『ハレルヤ』で一番好きなキャラクターは楓なんですが、 彼はあくまで軍師キャラだと思ってるので、君主になるのは違うかなと。 キャラの役割ってものは、制限されてナンボでもありますし。 そして楓の信念はどこにあるのか。その辺りも注目して読んでいきたいです。 ◎ アサギロ 結構史実を改変してるみたいですが、どこがどう違うのか知識が全く無いので何ともはや。 ただ、陰謀渦巻く感じはそれだけで読んでて楽しいです。 ◎ LES MISERABLE 48pあっても最早普通という。まぁ週刊誌やってた人ですから余裕なんでしょうけど。 いやもー何もかもが圧倒的ですわ。 ○ VANILLA FICTION え・び・す・こ ★★★★★ 『リンドバーグ』でバリバリのファンタジー漫画を描いたアントンシク先生が、 何故か女子高生が主人公の相撲漫画の読切を。 『え・び・す・こ』 ゲッサン2014年2月号 p348 アントンシク 個人的に好きな記号のキャラではないという事もあるんでしょうが、 いやー、見事に萌えませんw とは言っても作品に問題がある訳でもなく。 萌えの基本は照れですが、スポ根漫画なのであえて外したと思われるのがまずひとつ。 (下の画像にあるように、もう1人の女性キャラには照れはあります) もうひとつは、あえて相撲にチャレンジしたのが原因でしょう。 どれだけ頑張っても、ダサい事には変わりありませんしね。 ただ、そういう意味では萌えと萎えの境界線で勝負してるとも言える訳で、 この漫画で新たなる萌えの境地に目覚める人もいるはずです。 画力が半端ないだけあって、普通ならダサいと思われる格好でもダサ格好良く見せてますし。 『え・び・す・こ』 ゲッサン2014年2月号 p339 アントンシク と言うか相変わらずアントンシク先生の絵は凄すぎて笑ってしまうレベル。 個人的にアントンシク先生には、やはりファンタジー作品を期待してしまうんですが、 スポーツでも問題なくやれるというレベル以上だという事はハッキリしたんじゃないかと。 ストーリーもド直球で爽快感がありました。 福井あしび先生同様、この作家さんもクラサン基準で評価するのもどうかとは思いますが、 一応★5という事で。 ちなみに、アントンシク先生にはこないだのコミケで同人誌を買う際にお会いしたんですが、 上の画像の八十島先生並の、無駄にイケメンで吃驚しました。 (筋骨隆々では無かったとは思いますが) 同人誌にサイン書いて貰ったんですけど、その時またしても聞きたくないセリフNo.2を。 「あーグルグルさんですか。ブログ読んだことありますよ。」 作者の人は読まない方がいいですよ本当に! いや有難いのは有難いんですけども。 ちなみに同人誌はPS3/PS Vitaのゲーム『DRAGON'S CROWN』のアマゾンの漫画で、 こっちはちゃんと照れの描写はありました。 Amazon Blues』 (同人誌) p12 アントンシク くちびるに歌を やっとキャラ周辺が回り出した印象。でももう少しで終わるんですよね...? ○ 終末風紀委員会 こちらもやっと回り出した印象。対立軸ってのは必要ですねぇ。 そういったものを出せる準備が整ったという事なんでしょうけども。 武器のロジックも中々良かったですし。 残る課題は敵側ですね。まぁこの辺りはあえて後回しにしてるんでしょう。 月曜日は2限から 理解はできました。 個人的に面白くはないですが、つまらないとも思いません。 要するに、前よりは良くなってるんじゃないかなぁと。 アオイホノオ

今回の『アオイホノオ』の山賀君のエピソードをきいたときは
本当にどうかなってしまうのではないかというくらいの衝撃でした(笑)。
でも同時に山賀君にこいつ凄いなと思ったりもしました。
『get the sun してみる。』 ゲッサン2014年2月号 p753 島本和彦

まさにそんな感じ。
逆に、そういう人だったからこその役割があったんでしょうなぁ。


◎ ちろり
ビバ! ジュブナイル
『ちろり』 ゲッサン2014年2月号 p566 小山愛子

この少年や、以前ちろりに惚れた青年がカモメ亭に通って他の客と触れ合うことで成長していく、
という感じのストーリーを読みたいんですけど、中々そういう展開にはならんですなぁ。
パターンの一つとしてはアリだと思うんですけども。


◎ 切り裂きウォルター
打ち切りだけあって最後駆け足になってしまいましたが、設定自体はかなり面白かったです。
意外性とそれを裏付けるロジックが出せる作家さんなんですよねやっぱ。
こういう作家さんは貴重なので、是非とも再起して欲しいところ。
『切り裂きウォルター』 ゲッサン2014年2月号 p600 中原開平

課題は絵の見栄えだと思ってますが... あんまり変わった感じはしないなぁ (苦笑)
ある程度固まっちゃってるのかもしれませんが、連載すると変わるかもしれませんし。
ゲッサン201302

連載開始前にこう書きましたが、改善されつつある状態で終わってしまった感。
それに加えてキャラにファンをどう付けるか?が課題となるでしょう。
次失敗したら終わりなので、まずはキャラの見栄えを最優先で。
意外性は出せる作家さんなので、キャラにギャップを付けるところまでは余裕でしょうが、その先ですね。
全体では個人的に甘めで◎。


ゲッサンへの残留も決まってるようで一安心。
ちなみに、「〜先生の次回作にご期待ください」という文章だと、
少なくともこの段階では戦力外通告はされてないというのが業界の決まりっぽいです。
もちろん、結果的に別の雑誌へと移籍する事はありますけども。
ゲッサンの場合はより分かりやすい表現になってますね。


○ ぼくらのカプトン
3本ともまーまー。


あおにの空に竜は哭く
うーん、個人的には周りに迷惑かけて勝手だなぁとしかw
全体でも無印。

まぁこの人の描く漫画は男性に受け入れられる素地を作れるかどうか、
もしくは男性以外でどれだけ支持を得られるかに掛かってるような気はします。
女性らしい作品がいくつか根付いてるゲッサンなので、後者が解なのかもしれませんけども。
ゲッサン201302

連載開始前にこう予想しましたが、結局一部の女性にしか刺さらないような漫画だったんでしょうか。
こういうお話を作るのがあまり得意でない作家さんは、
なるべく自分の状況を反映させ易い設定でないと厳しかったのかもしれません。
8p漫画を3本くらいでは中々判断できませんでしたが、
もうちょっとデビューさせるのを遅らせた方が良かったのかも。
『あおにの空に竜は哭く』 ゲッサン2014年2月号 p656 瀬戸ミクモ

で、個人的にはまさかの戦力外通告
絵はそれなりに上手い作家さんだとは思うんですけど、それだけでは使いにくいんですかねぇ。
他紙で予定があるのかもしれませんが。


迷宮入り探偵
つまらなくはないんですが、肩透かし系の意外性ってのは個人的にはもひとつ。
そういうのが好きな人もいるでしょうから、コレはコレでありかなと。


◎ 時坂さんは僕と地球に厳しすぎる。
ラストは怒涛のSF展開。特に夢原先輩を説得するシーンと、
すっかり忘れていたエコポジットカードを最後に持ってきた辺りは素晴らしいなと。
そういう展開の中にもきっちりコメディを挟んで、それがちゃんとメリハリになってる辺りもまた。
やっぱほさな先生は面白い漫画を描ける作家さんだと思うですよ。

この漫画も打ち切りになるのは惜しいんですが、
作家のポテンシャルを引き出すのに最適な作品だったかと考えると...ね。
ゲッサン201401

前回こう書きましたが、打ち切りではないようです。



田中ほさな(「時坂さん」3巻発売中) 「時坂さん」という作品に関しては、人気がなかった訳でも、単行本の売り上げがすごく悪かった訳でもなかったのですが・・・、連載当初自分と担当さんが設定していたハードルには、現状届きそうにないということで、2人で相談の上、申し入れてこのような形にさせていただきました。 link
もちろん広い意味では打ち切りと言えるでしょうが、アンケートや単行本の売上は、 編集部から一方的に打ち切り宣告させられる程悪くはなかったのは確かなんでしょう。 『時坂さんは僕と地球に厳しすぎる。』 ゲッサン2014年2月号 p702 田中ほさな じゃぁ何故煽りが戦力外通告になっているのか。 この辺りにも『時坂さん』が4巻で終わった理由があると考えています。


田中ほさな(「時坂さん」3巻発売中) ありがとうございます!最後まで読んでいただいて感謝いたします。感想をいただけるたびに、力になっていました。次回作も、発表媒体が決まり次第、告知させていただきますので、どうかよろしくお願いいたします。次こそもっと多くの人たちの心に届く作品をものにしたいです。 RT @GRGR_: link
ほさな先生も「発表媒体が決まり次第」と、次はゲッサンで描かないことを示唆した発言をしてますが、 (この辺りは現段階で何とか出来る発言まで踏み込んでいて、個人的には非常に好感を持ちました) 恐らく『時坂さん』の立ち上げ時に担当だった村上さんがスピリッツに移籍したので、 次回作はスピリッツで連載という事になるんだろうと思われます。 もちろん、連載コンペを通る必要はあるでしょうけども。 ちなみに、かつて週刊少年サンデーで連載していた『暗号名はBF』も担当は村上さんでした。 『時坂さん』は言わばメインメソッド (プログラムの中心部分) にエコポジットカードやエコねたという 若干問題のあるタスクを入れてたのが構造的な欠陥としてあった訳で。 実際エコポジットカードを外し、一本のエコねたで引っ張った3巻からは格段に面白くなりましたし。 次回作はなるべくメインメソッドはシンプルにしつつ、 エコポジットカード的なものはなるべくメソッドに配置して、 ネタとして使えそうな時だけ呼び出すような構造にすれば、 ボトルネックに悩まされる事も少なくなるのではと考えます。 後は今回で終わった2作品にも言えることですが、いかにキャラへとファンを付けるか。 キャラを引き立たせるためにストーリーや設定を考えさえすれば、 4巻で終わるような作品にはならないんじゃないかと。 実力はある作家さんですし。 あとやっぱ、ほさな先生はキャラ一杯出した方が良さそうですね。 キャラ出し過ぎて収拾がつかなくなるような人でもないですし。 その時には巨乳キャラばっかになるのは勘弁して欲しいですがw 何にせよ、『時坂さん』を早めに終わらせたかいがあったと思わせる次回作を超期待しています。 信長協奏曲 長篠の戦いをどう扱うか予てから期待してたのですが、割と普通に。 信長協奏曲ゲッサン2014年2月号 p702 石井あゆみ ただ、戦術の転換点であることをきちんと表現してる点は素晴らしいです。 三段撃ちの真偽はともかく、この戦を境に鉄砲が戦争には欠かせない武器になったのは確かですから。 ◎ ツール・ド・本屋さん 深夜に4回くらい爆笑してしまいました。 横山先生はいじられてナンボのキャラですねw だから私もついついマチ★アソビでいじってしまったんですが。 反省したんで新井先生の時には自重したんですけども。