絶対可憐チルドレン #172

ほぼ一週遅れで書くのは少し気が引けますが。
薫が一足先に大人の階段登り始めてから(性的な意味ではなく)、面白くなってるなぁ。
C-WWWでも書いてましたが、どっからこの乙女回路引っ張ってきたんでしょうかね。

皆本と賢木のカップリングを通じて皆本のキャラ描写に深みを出す演出と
GAラジオ(放送は終わりましたが)で新谷さんがきゅんきゅんしていたような「萌えシチュ(エーション)」、
チルドレン3人の「一日だけ皆本を好きにできる権利」を賭けたバトル。
この3要素を1pに纏めるんだから凄いよなぁ。
『神セカ』にも似たような演出ありましたねが、こちらはもう少し淡白な代わりに最後のページへの前フリでした。
神のみぞ知るセカイ4巻p8

もう一つの萌えシチュも素晴らしいですな。
男性も女性の石鹸やシャンプーの香りにふらっとする場合はあるのですが、
基本的に男性よりも女性の方が香りには敏感なので恐らくこういった場面が多いのでしょう。
絵だけでは描写できないところを表現しようという意気込みもいいですね。



ギャグ要素も本歌取り、英語の教科書、「局長がそうおっしゃるのをお待ちしておりました」と違ったパターンを揃えてるしなぁ。


個人的に反省しなきゃなぁと思っているのは、
ラスボスである兵部が頻繁に出て大物感が出ないのはいかがなものかと批判してましたが、
女性の絶チルファンは皆本派と兵部派に分かれるというのを聞いて(賢木派もいるかもしれませんが)、ああなるほどコレは三角関係なのかと今更気づいたことですねw
どんだけ鈍感なんだか。
皆本ハーレム状態なだけの漫画なら男性からの支持しか受けないけれど、薫視点での三角関係があるのなら女性からの支持が受けられるんだな。

ベイビーステップ

あれ巻頭カラー+Cカラーだったのに何も書いてなかったや。
まぁとにかくアメリカ留学編。
2話掲載+カラー+新キャラ登場という強力なテコ入れは編集部の本気だと解釈していいのでしょうか。
ロシア系でなんとなくシャラポワをイメージしたようなマーシャはともかく、男性キャラにも結構力入れてたがいずれ対戦なりするのかしらね。
池を予めこのクラブに入れてたのは上手いよなぁ。短期留学終わる頃に対戦させればどれだけ上手くなったかの指標になるし。
何より、充実した施設を見たときのワクワク感が伝わってるのが一番いいですね。
にしても、アメリカの施設の充実っぷりは半端ないな。そりゃ錦織みたいな選手はアメリカに留学するわな。

タッコク!!!

確か本誌で読み切りで載ったと思いますが、その時の感想は「面白いけどコレ短編までだよなぁ」。
webに上がってるのを見たら印象変わった。大ヒットまではしないだろうけど『はじあく』より上かもなぁとw
恋愛資本主義ではなく恋愛卓球主義という設定の時点で半分成功。
魔球系スポーツ漫画+ラブコメというカテゴリー自体珍しい気がしますが(まぁ『うえき』も似たようなもんか)
この漫画では魔球系にありがちな突っ込みどころをそのままギャグとして展開できるのはいいですね。
島本和彦先生の漫画では割と良くあるパターンですが。
このクオリティを維持すれば『ケンイチ』以来(?)の、超サンデーから本誌への配置転換もありうると思いますね。

HoneyDipped

火田先生のところにお邪魔しにいきましたか。これは色んな意味で楽しみですね。
訪問する側、される側双方のコメントがブログを通して読めそうですし、
ひょっとしたら作品に対する考え方とかも喋って公表してくれるかもしれません。
1巻のスペシャルサンクスに火田先生が載ってるくらいだから、既に何かしら参考にしてるんでしょう。
ブコメという意味では同じ土俵ですが、微妙に違うスタンスがどういったものに由来するのかが垣間見えると面白いのですが、さて。
『ハヤテ』の軸は「誤解」「カップリング」。
カップリングに関しては最近いい感じで取り入れられてるので、誤解の部分で何か得るところがあるといいんだがなぁ。
『神セカ』の軸は「ギャルゲ」「カウンセリング」「現実へのリハビリ」ですが『ハヤテ』にはまぁあんま生かせませんね。
ただ、回収しておかなければならない設定の処理に関しては『神セカ』の方が上手いと思うので、何か参考になるかもしれません。
恐らく設備的なものを参考にするというのがメインになるでしょうが、良い作品を作り上げる為に実のある訪問であることを祈ります。


(追記)
コメント来ましたね。
ハヤテの横にうっちゃれ五所瓦って確かにイミフですが、師匠の漫画は...?
しっかし、青春ラジメニア井上和彦ver『誰がために』って濃いなぁw
何が元ネタかは知らなかったけど、確かカラオケで3809がこのセリフ入れて歌ってた記憶があるが。
下の2曲目(曲は3:16〜 歌詞は5:36〜)ですかね?


愛を認めない神なんて
そんな神があってたまるか!
僕たちはちっぽけな人間だ
だが僕は だが僕は
お前を神なんかと認めない!

いやーやっぱ熱いなw
コレと『草原のマルコ』(母をたずねて三千里OP)を聴くと泣きますね! おっさんなのに。いやおっさんだからか。


サンデーの未来を云々語り合ったそうですが、個人的には全体のパイが増えないことにはどもならんなぁと思ってますね...
業界内でのシェア争いでは多少頑張りようはあるでしょうけれど。
最大の不安材料はやはり少子化でしょう。まぁ私もその原因作ってるうちの一人なのでとやかく言えないのですけど。
外国で利益が出るような構造ができればまだ希望も出てくるのですが、それも難しそうだしなぁ。
少子化に歯止めを掛ける為にも(?)『神セカ』には頑張って欲しいところ。


色紙がヒナギク+ハクアでしたが、恐らくバックステージに載るであろう火田先生の方はナギ+LCなんでしょうかね。
というかこっちの色紙もバックステージにも載っけた方がよくね?
んでもって、今度は椎名先生とぜひ!