サンデーS 201403

来月からはコミカライズが1作品、リマスターが1作品。
今回の記事は枕がかなり長いのですっ飛ばして読む事推奨。
プロフィールにも書いてますが、リンクは控えてもらえると助かります。
KING GOLF』以降の作品に関しては2/2頃に追記します。追記しました。


サンデーS 2014年3月号 p674-675

前作『とある飛空士への追憶』はゲッサン小川麻衣子先生がコミカライズしていましたが、
その続編『とある飛空士への恋歌』はサンデーSでこじまたけし先生がコミカライズすることに。

コミカライズされたガガガ文庫の作品は
とある飛空士への追憶』『とある飛空士への恋歌
『AURA 〜魔竜院光牙最後の闘い〜』『人類は衰退しました
ささみさん@がんばらない
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
GJ部
魔王が家賃を払ってくれない
恐らくこの7作品。 (他にあるかもしれません)


映画化された『追憶』『AURA』は劇場公開の直前にコミカライズ終了となっているので、
そういうスケジューリングをしてるのでしょう。
アニメ化もされた作品のうち、『人類は衰退しました』に関しては色々紆余曲折があるので
(詳しくはwiki参照) 何とも言えませんが、割と時期にばらつきがあります。
『ささみさん』『GJ』はほぼ同時にアニメ化&コミカライズ、『俺ガイル』はコミカライズが先行、
『恋歌』はアニメ終了後にコミカライズとなっています。
『THE UNLIMITED』はアニメ終了後にコミカライズだったので、サンデー編集部的には
サンデーSで連載するならアニメ終了後にコミカライズの方が良いという判断なんでしょうか。


まぁ一番よく分からないのはどの雑誌に載るかなんですけどね...
これってサンデー、サンデーGXゲッサンの作品として予め割り振られてるのか、
雑誌の垣根を超えてコンペが行われてるのか...
『人退』なんて最初はIKKI、後には何故かコミックアライブでコミカライズされてたり、
魔王が家賃を払ってくれない(漫)』なんてエイジプレミアムですもんね。(連載は終了)
というかそんな雑誌あるなんて今初めて知ったよw
まぁデジタルコミック誌までチェックしてないからですけども。


作画のこじまたけし先生はサンデーSで『PLUG』を連載していた作家さん。元若木民喜アシスタント。

『PLUG』 サンデーS 2013年6月号 p806 こじまたけし

個人的には3回ほど素晴らしいと思う回はあったものの、後は割とフツーな漫画という印象でした。
全体的にみても○。
先月も書きましたが、習作としては上出来ではあったと思います。
絵の見栄えはかなり良くなったので、あとは内容的にもうワンランクアップする何かが欲しいですね。

『PLUG』最終回にこう批評しましたが、絵の見栄え的にはもうひと押し欲しい印象だったので、
個人的にはこのコミカライズには賛成。
『追憶』のコミカライズを担当した小川麻衣子先生は出世したので、験 (げん) がいい作品でもありますし。
絵自体は上手い作家さんですから、コミカライズ作品としても良いものになるんじゃないでしょうか。
ただまー『恋歌』は『追憶』より評価が低いという話も聞くので、その辺りは若干不安ではありますが。


もう一作品は『アラタ カンガタリ』のリマスター版。
サンデーS 2014年3月号 p678-679

イキナリ3巻の描き直した部分だけ載せても、初見の読者に伝わるのかなぁという気はしますけど、
一刻も早くリマスター版が読みたいという人にとっては有難いのかもしれません。
そう思う人がどれだけいるかですが、少なくとも試す価値はあると考えます。


企画自体への批評としては、個人的には否定的というよりむしろ肯定的なんですが、
渡瀬先生がブログに編集者とのいざこざについて書いたことで (現在は削除) 、
逆効果になった気がしてなりません。
なぜ『アラタ』のリマスター版を出しているのかは、読者からみれば当然出てくる疑問ではあるのですが、
それをあれほど包み隠さずにブログに書いてしまうとはw


個人的な意見としては、渡瀬先生がまだ連載を継続中の段階で、
あの内容をブログに書くのはいかがなものか?とは考えますが、
だからこそ渡瀬先生はブログの記事を削除したのでしょう。
ただし、「編集のIさん」 (飯塚洋介氏で間違いないでしょう) を擁護する気には全くなれません。
もちろん、単なる一読者の私には飯塚さんに関する何かしらのソースがある訳でもなく、
真偽の程は分からないのですが、私見では「この人ならやりかねない」と考えています。

こういった漫画が好きだからこそ、私はサンデーSやゲッサンの記事を書いてるのかもしれませんし、
サンデーSで実力を蓄えた作家さんが本誌へと昇格するのを見ると嬉しいと感じるのでしょう。
そして、富士昴先生やごとう隼平先生が本誌昇格してない現状にやきもきしているとw
担当が変わらないと、ちょっと色々厳しいかなぁとか思ったり思わなかったりしてますが。
The Structure of "Prince of Ice Kingdom"

以前『氷球姫』のプロトタイプ漫画、『氷の国の王子様』の記事でこう書きましたが、
ごとう隼平先生の担当も飯塚さんで、予てから飯塚さんは問題がある人だと認識してました。


現在飯塚さんが連載を担当してる作品はサンデー本誌の『電波教師』ですが、
この作品は私の見方だとパターナリズム (家父長主義) 溢れる作品です。

電波教師 1 (少年サンデーコミックス)

電波教師 1 (少年サンデーコミックス)

作品がパターナリズム溢れる事自体は何も問題ありませんし、
編集者がパターナリストであることも問題ありません。
編集者のパターナリズムな好みが作品に反映されることは、若干問題ありますが許容範囲内です。
そもそも教師という立場自体が、パターナリズムとは無関係でいられません。
ただ、担当と作家がパターナリズムな関係であることは非常に問題があります。
私見で「この人ならやりかねない」と思ったのは、
飯塚さんのパターナリストな面が担当作品に強く表れているので、
作家への対応にも反映されているのだろうと推測していたからです。


もちろん、特にベテラン担当と新人作家の間では、どうしてもパターナリズムな関係になるでしょう。
編集者や作家の実力や性格によっては、パターナリズムの方が上手く機能する場合もあるでしょう。
ですが、クリエイティブ性を要求される漫画において、そのような関係が続くことは
決して双方にとって、何より作品にとって良いことだとはとても思えません。
吼えろペン』 9巻 p170-174 島本和彦


作家にも編集者にもそれぞれ役割があり、編集者はあくまで作品をチェックする立場にある。
この立場を逸脱し、自分の好みを押し付けるようでは、最早編集者とは言えない何かです。

知識体制がこの資源を有効に扱うならば、少なくとも二つのことをなし遂げうるに違いない。先ず第一に、この体制下では生産的な対立が起こるだろう。然るべき場所、然るべき時期において、新たなアイデアが触発されて出てき、新たに討論が繰り広げられ、こうして思想の研究のための実り多い議論設定が行われる。第二に、この体制は、それが培った対立を解決できるのでなければならない。先ず培養してから次に選別しなければならない。どの新しいアイデアが研究に値するか、どの議論が継続する価値があるか、どの信念が「一般的受容」と当然の利用の正式範囲に入れられるかが、決められなければならない。この選別は、仕事の半分のうちでもより困難なほうである。我々は皆、毎日朝飯前に三つの新しいアイデアを持つことができる。問題は、それがほとんどと言っていいくらい下らないアイデアであるということである。困難なのは、誰がいいイデアを持っているかを突き止めることである。対立意見を効果的に述べ、そこから選択するという平和的方法が欠けている場合は、幾百万という我々のアイデアはただそこにあるだけで、それぞれが自己の優位性を主張するが、決定の仕様がなく、収束することもなく、ただ分裂と漂流あるのみである。
(強調部分は原文では傍線)
表現の自由を脅すもの』p106 Jonathan Rauch著 飯島良明訳 角川選書

作家と編集者が互いに尊重し、どのアイデアがいいのかを議論を通じて選別していく。
この本で言うところの「自由科学」の手法を採らずに、一方の意見が罷り通り、
自己の優位性を主張するような関係では、より良い作品が生み出される訳がないと確信しています。


私はこのブログで作品に対してあれこれ批評をしていますが、
それは議論を通じて得られた結論ではなく、あくまで自分の脳内議論を吐き出してるだけであり、
その上自分の好みをかなり反映させています。
言わば偏見を培養してる段階の文章を並べているだけで、
客観的にみて私のアイデアが良いと言えるような段階では無いのです。
プロフィール欄に「アテになさらぬよう」と書き、
ブログ名に「自由科学」とは対照的である「宗教」の文字を入れ、
コメントで「客観的な批評を期待してます」的な事を書かれても「その期待にはお応えできません」と断り、
作家さんに「ブログ読んでますよ」と言われると即座に「読まない方がいいですよ!」と訴え、
「読むにしても決して鵜呑みにしないで下さい」と懇願するのにはこういう理由があるのです。


個人的に、今回の「アラタ騒動」が飯塚さんを叩けば済む話だとは考えていません。
もちろん今回の騒動に関して言うと、最大の原因が飯塚さんにありそうです。
それよりも、サンデー編集部がどういう体制を取っているのか...
例えば、デスクや副編集長などがチェックしてるとか、現在は別の体制になってるのか等は
全く知らないので、この問題を語る資格は無いのかもしれませんが、
構造的にみれば作家と担当の関係を誰がどうチェックするかという
体制の不備が一番問われてると考えます。
例えばマガジンのように、いわゆる編プロを入れての担当二人制が唯一の解だとは思いませんけども、
少なくとも作家と担当の関係性をチェックしたり、セカンドオピニオンが得られる体制は必要でしょう。
今回問題視されたのは編集者側ですが、逆に作家側に問題があるケースもあるでしょうし。


何にせよ、いちサンデーファンとしては非常に残念な騒動でした。
とは言っても、問題が明るみに出たことが残念なのではなく、
このような問題が起こっていた事自体が残念だという意味です。
せめて構造的な問題が解決されるきっかけになればと、切に願っています。



○ 月イチ!!! マギ部!!
とまぁサンデー編集批判をやった後に編集者の事を書くのもどうかなと思いますが、
『月イチ!!! マギ部!!』 サンデーS 2014年3月号 p4 一色美穂

このやりとり見るだけで癒されますわw もちろんフィクションでしょうけどね。
実際はちゃんと一色先生はBDを貰ってると思います。 ...そのはずです。
最近誰がどの担当かというチェックを怠ってるせいで、編集部に石渡さんってのがいるって知らなかったよ...


今際の国のアリス
いやー素晴らしい。というか脱帽。
今際の国のアリス』 サンデーS 2014年3月号 p61 麻生羽呂

何よりこのロジックや、この状況を打破する手段が、
一番最初に設定された「るうる」を分析すれば分かるって辺りがね。
「こんな事もあろうかと」的な後出しロジック一切ナシに意外性を出し続ける。
面白くなって当然ですわ。
いかにバトルに引きこむか?という辺りはさすがに「るうる」を分析すれば分かるという訳でもないですけど。

さらには、ひとの命というリソースとしては平等なものを、
このゲームに勝つ為には価値が違ってる辺りを先触れさせつつ、伏線として張ってる辺りはさすがだなと。
どうやって死に様を描くのか、期待が膨らみます。
サンデーS 201312

以前こう書きましたが、次回でそのネタばらしが来るのでしょう。
「くらぶのきんぐ」編を読み込めば謎が解けるかもしれませんよ...?
残念ながら私には謎解きを楽しめる時間的余裕が無いんで、分かりませんけどね。
(そもそも時間があっても解けなさそうですがw)


キュピコ!
本誌出張の噂がありますが、本当なんでしょうか?w
(※ 追記:2/5発売のサンデー本誌10月号に掲載されるようです)
今のラインナップで、面白いけどそろそろ終わる作品を除けば確かにコレでしょうけども。
個人的には今回はベタすぎて微妙でしたが、ラブコメですからベタな所も抑える必要はありますし。


機動戦士ガンダム FAR EAST EDEN
正直、もぬけの殻なのは肩透かし感。意外性があると言えはあるんでしょうけども。
上下巻読み込めば、単なる肩透かしではない何かがあるのかもしれませんけど、
最終話読んだ限りではその辺りが伝わって来ませんでした。
全体的にみれば甘めで◎。オチ以外はかなり楽しめました。
少なくとも数多あるガンダムのスピンオフ作品の中でも質は高い方であったと思います。


ノゾ×キミ
終わりの始まりという感じの今回でした。
自分の好み的には色気がウリの作品はそれほど琴線に響かないのでこの評価ですが、
本名ワコウ先生はサンデーSの連載では役不足だと前々から思ってたので、
きっちり終わらせて本誌昇格なりしてもらいたいところです。


○ 最後は? ストレート!!
逆にこちらはサンデーSが合ってる感じが...w
もちろん新人作家と肩を並べる程度の内容とは言いませんが、
展開遅くて地味な分、月刊誌の方が合ってるという前々からの印象通りでした。
サンデーSで連載する分には十分なクオリティなだけに、
連載続けていくのもアリだとは思うのですが、展開的には最終決戦ですし、
単行本収録分が溜まったら終了でしょうか。


アパートメント・オブ・ガンダム
ガンタンクの所がちょろっとだけ面白かったので×にはしませんが、
やっぱり微妙だなぁというのが正直なところ。
ネタやノリが少年誌でやるような雰囲気ではなく、旧いんですよね。


◎ 名無しは一体誰でしょう?
以前批判したような脳内モノローグを垂れ流す回でしたが、
会話する相手がいるだけで全然違ってきますね。
何だかんだ言って謎ってのは漫画を面白くできる要素だと改めて思いました。


◎ バディ!
『バディ!』 サンデーS 2014年3月号 p309 西園フミコ

ぶっちゃけ可愛いからまぁいいかなとも思えるのですけども、
ワンピース着た時の腰のくびれはどこいったのさというツッコミは、
ひょっとしたら服のデザイン的なものなのかもですが (よく分からない)
『バディ!』 サンデーS 2014年3月号 p318 西園フミコ

上半身裸になったシーンの、『進撃の巨人』的なナニかはどうにかならんのかとw
バランスの悪さによるものなのか、身体の捻りの問題なのか。 (つまりこれもよく分からない)
ベイビーステップ』 29巻 p38 勝木光 講談社

他の漫画のダッシュしているシーンと比べれば、
少なくともナニかがオカシイという事は分かると思います。


最近になって初めてデッサン人形を買ったと西園先生はtwitterでつぶやいてましたが、
動きのある動作を描けるようにしたいという意図は感じますし、
こういった問題点が出るのは新人作家にとってポジティブな事でしょう。
ただ、デッサン人形では筋肉の捻りまで再現できませんからねぇ...
問題意識があるなら、連載を通じてこの辺りは上手くなっていくはずです。
とにかく、動画などの資料を探してから、それを見て描く
この工程を経ないと、今回のようなヘンなシーンはこれからも出てくるんじゃないかと。


作画面では問題があるのとは対照的に、内容的には萌えに繋がるようなシーンが結構ありましたし、
ちょっとお話を進めすぎてないかと心配していた所でのインターバル回だったので、
そういう意味では一安心。何だかんだ言って面白く、応援したくなる作品ではあります。


◎ ぬいぐるみクラッシュ
かなり甘めですが。
1話目は1p目以外が微妙。2話目は文句なしに面白かったです。
やっぱ男でもツンデレは大事ですねw
ある程度予想していた事ですが、だんだんモフ太郎が裸なのにも慣れてしまって、
絵的にインパクトが出しづらくなってるのが厳しくなってきたかなぁと。
だからこそ、それに頼らないような内容にしてるのだとは思います。


KING GOLF
いやー、素晴らしい。
KING GOLF』サンデーS 2014年3月号 p385 漫画:佐々木健 技術指導&監修:谷将貴

重要なのは、「いかに判断するか」です。
選択肢のうちどれを選ぶか決断する事も大切ですけど、
選択肢がどれだけあるかを知ることや、どこに選択肢があるのかに気づくことも同じくらい重要だと思います。
少年サンデーS 201304

以前『湯神』の記事でこう書いた事があるように、
このブログではちょくちょく「選択」の重要性について触れています。
「人生は選択の連続」という言葉がシェークスピアの『ハムレット』にあるらしいですが、
当然漫画においても選択の描写は欠かせないものでしょう。


どの選択が正しいのか
それが不確定な場合には、上に引用した自由科学の働きが必要になってきますが、
どの選択が正しいかをある程度確定できる場合には、協議する必要性は下がります。
正しいとある程度確定している選択こそが知識であり、基礎であり、技術だと言えるでしょう。
そして、この知識や基礎、技術の格差 (divide デバイド) がパターナリズムの温床となります。


ではコーチが選手へ指導する際に、パターナリズムに陥らないようにする為にはどうすればいいか?
答えはパターナリズムの意味を見れば分かります。

paternalism
父親的温情主義、父権主義、父権的干渉主義。
本人の意思に関わりなく、本人の利益のために、本人に代わって意思決定をすること。
父と子の間のような保護・支配の関係。
パターナリズムとは Hatena Keyword

KING GOLF』サンデーS 2014年3月号 p414 漫画:佐々木健 技術指導&監修:谷将貴

アラタ騒動でも問題になった事ですが、本人が望むか望まないか。
これがパターナリズムに陥るか否かの分かれ目です。
知識や基礎、技術というのはやらされても中々身につかない点が、パターナリズムの問題点です。
その辺りを描けているだけではなく、蒼甫が欲する前に自分自身で考えている
ここが重要です。
詳しくは書きませんが、「勉強」と「学問」の違いと言っていいでしょう。


上にも書いたように、私は作家さんに「ブログ読んでますよ」と言われると
即座に「読まない方がいいですよ!」と訴えています。
作品を批判的に書いた場合には、単なる批判で終わらせるのは無責任であり、
「ではどうすればいいのか」という建設的なアイデアも添えることがある種の礼儀だと考えています。
その批判やアイデアが妥当なものか、読んでる人が判断する材料にもなりますし。
しかし、そのアイデアを作者が鵜呑みした場合にはパターナリズムとなってしまいます。


作者が読む前提で批判する場合には、まずどこが問題かを指摘するだけに留め、
考える時間的猶予を作り、その後に私のアイデアを披露して
どちらのアイデアがよりベターなのかを最終的に考えてもらうというプロセスにすべきなのですが、
正直作者に読まれてるか否かで批判を抑えるようなことは絶対にしたくないので、
妥協策として「読むにしても決して鵜呑みにしないで下さい」と懇願しているのです。


話が逸れましたが、このように他の話にも当てはまるネタというのは、
共感もし易い事になる訳で。そういう意味でも今回は特に素晴らしい回だったと思います。


THE UNLIMITED 兵部京介

初出のキャラは大体違和感出てる感じがしますねw
ヒノミヤや真木辺りはそうでもなかったですが。
それでもポーズがイチイチ格好いいので許せちゃいます。
サンデーS 201402

前回こう書きましたが、チルドレンのポージングは今回もひとつ...
京介は格好いいんですけどね。


◎ LASBOSS×HERO
こうでなくっちゃな展開満載。ごちそうさまでした。


覚の駒
ワンパターンな漫画といっても、何度も読みたいと思える作品なら黄金パターンと言えるのですが、
さてこの漫画がそのようなものかと言われると...
読者によってその境界線は様々でしょうが、何かしら原因となるものがあると思うんですよね。
...それが分からないからこの作品がどうしたらいいのかも分からないんですがw
ワンパターンの中では上手くやってるとは思います。ツッコミどころも無いです。
しかし、残念ながら一度も面白いと思った事も無いのも事実で。


◎ 女子高生刑事 白石ひなた
そろそろ締めの段階に。
起承の段階でもきっちり意外性を随所に出して、面白くない訳もなく。


(くろ) の天使
もうちょっとだけ続くんじゃ...?
少なくともこの作者はキャラメインで行った方が良さそうです。
ベタでもある程度許されるラブコメが現時点では一番マトモな感じ。


夏空エンドラン
相変わらず男性には刺さりそうにない内容ですが、以前よりは読めます。
ようやく漫画らしくなってきたというか...
まぁ個人的にはヌルすぎて悪態つきたくなりますけどねw


うろんな3人共
毎回そう思うから毎回同じ批評でも仕方ないよね的な。テンポはいいんですけども...


My Sweet ウマドンナ 馬きゅ〜ん☆
3,4本目が微妙なのはまぁ仕方ないとして、今回は1,2本目ともまーまー。
連載開始当初はいいコンテンツ引っ張ってきたなーと思ってましたが、
さすがに『ウマドンナ』はだいぶ前に賞味期限切れですし、終わるのも仕方ないかなと。


ネッコロ
笑えた訳ではありませんが、ツッコミどころがある分心底ツマラナイとまでは思わず。