中道裕大先生トークライブ&ボードゲーム会

※注:プロフィールにも書いてますが、このブログへのリンクは控えて頂けると助かります。
    ダラダラ書いている上に、ほぼ文章オンリーなのでかなり読みにくいと思います。


という訳で、11/2に大阪日本橋にあるキウイゲームズさんで行われた
「中道裕大先生トークライブ&ボードゲーム会」に参加してきました。

場所的には分かる人には分かるように言うと、
ソフマップ4号店があった細長いビルの向かいです。
イベントに関しては「ボードゲーム研究室!」さんや
ゲームNOWAさんもレポートされてるので、
この記事読むよりそちらの方が参考になるかと思います。
ボードゲーム研究室! 第89回「中道裕大さんイベントレポートをペガさんと」
ゲームNOWA ゲームマーケット2013秋に参加して来ました!〜前々日編〜


私は10/30日からずっと風邪気味で、
熱と咳は無いものの、寒気、頭痛、腹痛、関節痛がそこそこありました。
まぁキャンセルするほどの事ではないかと思い、イベントへと向かいましたが...


キウイゲームズさんの入っているビルの前に着いた時にはもうヘロヘロw
ビルの前でとりあえず一服するかと思ってタバコを取り出そうとすると、
前の方から以前どこかで見たことがあるイケメンが、女の人と一緒に歩いて来ました。


どこかで見たことがあるイケメンは、よく見ると髪の毛を黒く染めた中道先生でした。
(横にいた人は姉?)
反射的に「中道先生こんにちは。今着いたところです」と挨拶すると、
何で知ってるん?と若干戸惑った感じの反応。
こちらが中道先生の顔を覚えてるのとは違い、私は50人のうちの1人だった訳で、
ああ、こちらの顔まではさすがに覚えてないわなぁと思って「GRGRです」と名乗ると、
「ああGRGRさん、お疲れ様です。えらい早いですね。まだ1時間ありますよ」とのお答えが。
...どうやら私は開場時刻を1時間勘違いしてたようです。
ただでさえヘロヘロになってる所にさらにクラクラするような衝撃の事実w


「もう店は開いてるんじゃないですかね? 私はご飯食べてきますのでまた後で」
と中道先生は仰って、そこで一旦別れました。
とりあえず一休みは出来そうだなーと、一服した後に店舗へと向かうと、
「本日はイベントのため通常営業は18:00からです。イベントは12:45から開場します」
といったような表示が扉に。
ただでさえヘロヘロになってる所にクラクラする事があった上にフラフラにw


仕方ないので私もご飯を食べた後、
買いそびれていた畑健二郎先生とあさのますみ先生のの同人誌
それが声優! EX2』を買いにメロンブックスへ行ったんですが、
ヘロヘロクラクラフラフラな状態ではどこに置いてあるのかさっぱり分からず。
そんなこんなで時間が来たので、結局何も買わずにキウイゲームズさんへ戻ることに。
おかげでヘロヘロクラクラフラフラな状態から、
ヘロヘロクラクラフラフラクタクタの状態へとレベルアップw


12:50分に到着すると、既に30人程度の列ができていました。
私は募集開始した当日にイベントに申し込んだため、順番は最前列の7番目でした。
定員40名のところに38名の参加だったようです。
会場はそれなりのスペースがありましたが、席の間隔が結構狭く、
私とその左側の人のどちらも結構横幅がある人間だったので、
こりゃ結構窮屈だなーと思ってたんですが、
8番目の人がキャンセルだったおかげで、個人的には助かりました。
初めイベントの定員は50名だったように思いますが、
50名にあのスペースであの並びはちょっとキツそうです。


イベントの司会はの「ボードゲーム研究室!」カワサキさんとキウイゲームズ店長の山崎さんで、
半分くらいがキウイの常連っぽい雰囲気でした。
ボードゲーム研究室!」のヨシダさん、ナオエさんと「ペガの屋根裏部屋」のペガさんもいました。
また、徳島の「マチ★アソビ」にも参加していた人が、私を除いても他に2人はいたようです。


予定より15分弱遅れてトークイベントが開始。

トークしょっぱな、カワサキさんが中道先生に
「ほとんど中道さん初めてお会いするんじゃないかなと思います。
 あんまりこうやって顔を出す事って無いんです?」と聞くと、
中道先生が「無いですね。ただ、この間...」と話をしてる途中なのにも関わらず、
「この前インタビュー受けられて、ネットで写真が出てたんですけど、ここ (首) から下で」
と、カワサキさんが話をカットw
きっと中道先生はマチ★アソビの事喋りたかったんだろうにとニヤニヤしていると、


「いや、四国の徳島で、この間初めてイベントありまして、サイン会やって...
その時にね...」
と言った後に「ありがとうございます」とこちらを向いて会釈する中道先生。
イキナリ振られて吃驚するGRGRw



中道裕大 @GRGR_ ありがとうございました!最前列に知った顔があって助かりましたwまたイベントさせていただけるように、原稿頑張ります! link
中道先生は初のトークイベントという事もあり、結構緊張されていたようで、 その緊張が多少解れるきっかけになったのなら、間違って早く着いたかいがあったのかなと。 まぁそのおかげでこっちが緊張する事になったんですけどもw 「その徳島に来られた方がいらっしゃる。徳島から」とカワサキさんが仰られたので、 「いえいえいえいえ、大阪やけど、徳島へと」と、咄嗟の事でつい関西弁が出るGRGR。 振られる前にニヤニヤしていた余裕はどこへやら。 その後、マチ★アソビでサインにえらい時間が掛かったという話になった時に 「そちらに生き証人がいらっしゃいますけどね。酷かったです」と、 またもや中道先生に話を振られるGRGR。 「(サイン会の時間が) 三時間半以上」と答えるとぼちぼち笑い声が。 「しかも翌日に...」と逆に中道先生に振るも、またしてもカワサキさんにカットされるというw 当日描き切れないので、何人かは翌日に回ってもらって描いたという話を中道先生にして貰ったら、 さらに盛り上がりそうだと思っただけにちょっと残念でした。 初めの15分強は中道先生とカワサキさんの二人でトーク。 概ね「ボードゲーム研究室!」の中道先生が登場している84,85,87回で話題になったネタなので、 ネタについてはそちらを聞いて貰うとして、いくつか補足を。 まずは『放課後さいころ倶楽部』の増ページのネタ。 月刊漫画は基本的に1話32pで、『放課後さいころ倶楽部』も分割2話形式ではありますが 概ね32pと、ページ数に関しては他の作品と同様でした。 2話形式なのでページ数が多いと思い込んでる人がいるようですが、 元々はページ数自体普通だったんです。 なぜ分割2話形式なのか、マチ★アソビで誰かが中道先生に訊ねてたのを横で聞いてたんですが、 以前ゲッサンに連載していた『まねこい』をみて、やりやすそうだから真似してみたそうです。 そして、実際やってみてあまり変わらない的な事を仰ってたような気はしますw 個人的に分割2話形式は、週刊連載の構成に慣れきった人がやる事だと思っています。 ただ、『放課後さいころ倶楽部』に関しては起承転結の起の部分を1話目で、 1話目のラストに承を持ってくることによって、割と構成的には上手くハマってるとは思います。 もちろん人狼回のように、無理に2話形式に拘る必要も無いとも思いますけども。 サンデーやゲッサンだと単行本は1巻辺り概ね192p程度になるんですが、(クラサンの作品は168p) 『放課後さいころ倶楽部』はひと月辺りのページ数が4p程度増えて、 6ヶ月に1回単行本が出るペースだったのが、5ヶ月に1回のペースになるようです。 ちなみに、中道先生の前作『月の蛇』はさほど人気はありませんでしたが、5ヶ月に1回のペースでした。 ゲッサンだと『ひとりぼっちの地球侵略』や『ハレルヤ オーバードライブ!』などが36p前後の作品です。 増ページに付随して話題になった雑誌のアンケートについて。 週刊少年ジャンプは掲載順とアンケートに正の相関がある (関連がある) というのは有名な話ですが、ゲッサンもかなり正の相関がある雑誌です。 ただ、『第三世界の長井』『ツール・ド・本屋さん』『信長協奏曲』は位置が固定されていたり、 新連載や比較的新しい連載の場合は人気より前に掲載され、 カラーページがある場合には人気と多少前後したりしますけど、 少なくともゲッサンにおいては、何ヶ月か統計取れば掲載位置は 概ねアンケート人気と単行本売上の良い順に並んでると考えて大丈夫でしょう。 まぁこの辺りは何かソースがある訳ではないのですが、 打ち切りになった漫画がどの位置にあったかを見てると... (ちなみに、今は『あおに』が終了確定、『ウォルター』が危険水域か終了確定だと思われます) 『放課後さいころ倶楽部』は恐らくアンケート5位前後じゃないかなぁ。 新しいネタは、『放課後さいころ倶楽部』の増刷が決まったようです。 『月曜日が2限から』でさえ増刷されてんのに、と愚痴ったかいがありました。 「個人的には増刷掛かってもいい気はするんですけど」と以前記事にも書いてただけに、 個人的に嬉しい情報でした。 小学館の増刷情報では11月に予定が無いので、 既に増刷されているのか、12月予定なのかは分かりませんでした。 何にせよ、中道先生、本当におめでとうございます! こちらはイベントで話題になった訳ではありませんが、 ゲッサンでは単行本派の読者をなるべく雑誌に取り込むべく (?) 「新しく単行本が出たら、ゲッサン (概ね単行本と同日発売) で続きがすぐ読める」 という、業界的には珍しい、読者的には非常に嬉しいスケジュールになっています。 これが出来るのは、恐らく〆切が1ヶ月前に設定されているからだと思われます。 (11月12日発売のゲッサン12月号の〆切は、9月25日前後) なので、『放課後さいころ倶楽部』の2巻が出て、続きが早く読みたいと思ったなら、 その月のゲッサンを買うといいんじゃないかと思います。 むしろ単行本とゲッサンを一緒に買いましょうw 『放課後さいころ倶楽部』はゲッサンの表紙を飾った事が無いという話は実際その通りですw
ゲッサン 2013年 04月号 [雑誌]

ゲッサン 2013年 04月号 [雑誌]

「一挙4大新連載!!!」
業界騒然の新連載4作品同時スタート!!!

と書いてるにも関わらず、表紙が『MIX』というw
でもこれは仕方ないんです。ゲッサンあだち充先が屋台骨ですから。
『MIX』の最新刊が出る号で、すぐに続きが読めるゲッサンも表紙が『MIX』なのは当然なこと。
『MIX』に釣られて初めてゲッサンを買った人が問題なく読める新連載を4本用意して、
ご新規さんに継続して買って貰うような工夫をしてるのではないかと。
だから、新連載なのにも関わらず『放課後さいころ倶楽部』が表紙で無かったのは仕方ないんです!
(そもそも、ゲッサンは新連載で表紙飾る事はあまりありません。)
(他紙からの移籍や、前作が好評だった作家に限られます)
とは言え、同時に始まった『くちびるに歌を』は1度表紙を飾っているんですけども...
まぁ今の人気をキープ出来てたなら、単行本出た時に表紙は貰えそうな気配ですが。


トークが15分程経った頃に
『アクア・ステップ・アップ』の原作をしていた、グループSNE友野詳先生が登場。

ラジオでレギュラーコーナーを持ってた事もあって、さすがにトークが達者でした。
それに加えて友野先生は話が長いw いやまぁその部分が面白いんですが。
正直あまり内容覚えてないのですが、この部分だけは備忘録的に書き留めておきます。

グループSNEというのは25年前に出来て、
一般的に知られてるのは『ソード・ワールド』のようなTRPGですが、
デジタルを含めたあらゆるゲームを、ストーリーに絡めて紹介してくといった事を基本としてきました。
そもそも安田均がゲームに関わったのは、大学時代に『アクワイア』を遊び倒した事から
始まったんです。

アクワイア 新版 日本語ルール付き

アクワイア 新版 日本語ルール付き

で、1995年くらいからドイツのゲームが面白いという事を安田均が言い出す訳ですよ。
その頃『電撃アドベンチャーズ』という雑誌があって、
マルチプレイ三昧」という、非常に優れたボードゲームの紹介記事があったんですけど、
榊涼介&林正之のマルチプレイ三昧 (fukkan.com)

榊涼介&林正之のマルチプレイ三昧 (fukkan.com)

ウチもボードゲームの記事をやっていこうという事で、ボードゲームを作る記事をやったり。
その時の担当さんが、(『電撃アドベンチャーズ』のメディアワークスから) ソニー・マガジンへ
移籍して、「何か新しい企画ないですか?」と聞いてきたので、
ボードゲームで心が癒やされる漫画でどうですか?」と企画を出したのが、
『アクア・ステップ・アップ』がコミックBIRZで連載されるきっかけです。


この後、アンケート用紙を回収する頃に友野先生が
「『放課後さいころ倶楽部』のゲームを作る時には言ってください。
って言うか、俺に作らせろよw
との発言に会場から拍手。

放課後さいころ倶楽部』のキャラを使ったゲームとか作れないもんですかね?

と、以前記事に書いてただけに、我が意を得たり。
この企画、実現したら面白い事になりそうですねぇ。もちろんゲームの質が肝心になりますけども。


2時頃からは質問コーナー。
「他の漫画家さんとボードゲームをされますか?」という質問を聞いた時に、
私はきっと連載前にあった田村&険持夫妻が主催のボードゲーム大会の事をするのかと思ったんですが、

中道  :マチ★アソビで私の大好きな『乙嫁物語』の森薫先生にゲームのお誘いをしたら、
     受けてくれまして。
     『ごきぶりポーカー』やりましたね。
     (会場苦笑)

Drei Magier ごきぶりポーカー

Drei Magier ごきぶりポーカー

カワサキ:やっちゃいましたか。
中道  :やっちゃいましたね... (森先生は) いい人なんですよ、たぶん。
     (会場爆笑)
カワサキ:よりによってチョイスしたゲームがw
友野  :いい人にごきぶりポーカーやらせたらアカンでぇ〜w
中道  :森先生1人負けでしたね。
     (会場爆笑)

と、マチ★アソビでの話に。いやぁ面白かったです。


店長の山崎さんから「あえて聞きます。3人娘のうち、誰が一番好きですか?」
との質問を投げかけられると、さすがに中道先生。
それを上手いことはぐらかして会場からアンケートを取ることに。
アヤは4人、ミキは11人、残りがミドリという結果に。

中道:(このような結果になることは) 徳島の時 (の経験) で大体分かったんですけど、
   30名か40名サインしまして、
   アヤが2人(会場爆笑)、
   ミキも2人(会場驚き)、
   店長も2人(会場大爆笑)。
   残りはほぼミドリだったんですけど、2位は小学生のミドリでした。(会場苦笑)


「ゲーム好きではない嫁にゲームを誘うには何がいいですか?」との質問には
中道先生は「Cafe Meepleでフランス人の女性とやって仲良くなった」と言いながら『ラ・ボカ』を

La Boca: Für 3 - 6 Spieler

La Boca: Für 3 - 6 Spieler

友野先生は『あ〜ぐてくと』
Ugg-Tect Board Game

Ugg-Tect Board Game

山崎店長は『キャプテン・リノ』カワサキさんは『ヘックメック』
Heckmeck am Bratwurmeck: Für 2 -7 Spieler. Spieldauer: 20 - 30 Minuten

Heckmeck am Bratwurmeck: Für 2 -7 Spieler. Spieldauer: 20 - 30 Minuten

を挙げられてました。


「中道先生が面白かったデジタルゲームについて」という質問の答えは最高でした。

未だにずっとやり続けているゲームが一つだけありまして。
ストリートファイターIII 3rd STRIKE』

ストリートファイターIII 3rd STRIKE

ストリートファイターIII 3rd STRIKE

『3rd STRIKE』は現役の頃 (ゲームセンターで稼働中の時期) はほとんどやらなかったんですけど、
(『月の蛇』連載時に) 若いスタッフがウチに仕上げで入ってきて、『3rd STRIKE』を見て
「あれ、先生格ゲー好きなんですか?」って聞いてきて、
「仕事終わったらやってみる?」ってやった所ですね、
ボッコボコにされたんですよ。
(会場爆笑)
しかも、全然接待プレイとかしてくれないんですよ。
(会場爆笑)
そいつは本当やったらその回だけのヘルプやったんですよ。
(注: ヘルプとは、臨時に雇われるアシスタントのこと)
「アイツもっかい呼ぼうか」と。
(会場大爆笑)
それから毎月仕上げだけ来て、『3rd STRIKE』をやる。
(会場爆笑)
で、俺と同い年の有能なスタッフ (鶴岡さん) と2人で漫画を描いてるんですけど、
そいつもボコボコにされて、「このままやったら格ゲー世代としては恥ずかしい」という事で、
休憩時間の3時半に (『3rd STRIKE』の) 3本勝負を毎日欠かさずやってます。
今その若い奴は『スパ4』をやってるので、ちょっと勝てるようになってきました。

ちなみにこの「若いアシスタント」とは、『アダンダイ』を連載していた佐伯幸之助先生だそうですw

ゲッサンでは他に山本先生とあずま先生、アントンシク先生も格ゲー上手いらしいです。


2:30頃にトークイベントは大盛り上がりで終了。
5:00まではボードゲーム大会となりました。
...私はボードゲーム大会の間に、体調がさらに悪くなってたので、ずっとぐったりしてましたw
誘われて断るのも面倒なので、『アクア・ステップ・アップ』を読んだりしてたんですが、
マニアな雑誌に掲載されている漫画にありがちなネームの多さに加え、
一昔前の少女漫画にありがちな (一昔前の漫画なので仕方ないんですが) 凝ったコマ割りの漫画で、
体調悪い人間にとっては結構ツラい漫画でしたw
1時間半くらいで2巻までしか読めないくらいに。
この内容だと、さすがに4巻で終わるわなぁ (むしろ良く持ったなぁ) というのが正直なところ。
ただ、離婚話が持ち上がってる夫婦と娘が一緒に交渉ゲームをやる話は構成が良く、
結構面白かったです。


暫くしてカワサキさんの手が会いていたので、以前「ボードゲーム研究室!」で話題になっていた

ゲッサンmini 1号を渡して、コレ読んでみて下さいと頼んだり、
(中道先生の読切『猫リズム』が掲載)
中道先生の卓が空いたのを見計らってカワサキさんに「中道先生とカルカソンヌ対決やりませんか?」
と誘ってみたりと、ゲームをやる体力が無いなりに楽しめそうな事をちょこまかとやってましたw

カルカソンヌ (Carcassonne) ボードゲーム

カルカソンヌ (Carcassonne) ボードゲーム

ヨシダさんはその前に中道先生と『ブラフ』というゲームをやってたので辞退されましたが、
ブラフ (Bluff) ボードゲーム

ブラフ (Bluff) ボードゲーム

中道先生VSカワサキさん、ナオエさん+2人の5人でカルカソンヌ対決が実現。
結果はカワサキさんが2位、中道先生が3位、ブロンズホルダーのナオエさんが4位という結果に。
正直ルールは半分くらいしか知らないので、どういう駆け引きが行われてたかは分かりませんが、
結構白熱してたように思います。
こういう機会が再びあるかどうかは分かりませんが、
その時までにはカルカソンヌのルールくらいは覚えようと思いました。


その後、「折角だから一緒にゲームやりましょうよ」と中道先生に誘われて、
半分断るつもりで「しんどいんで記憶系のゲームはちょっと勘弁して下さい」と言ったんですが、
そんな話を聞いていない店長の山崎さんが持ってきたのが『ドブル』

ドブル (Dobble) 日本語版 カードゲーム

ドブル (Dobble) 日本語版 カードゲーム

丸いカードに何十種類かのうちの8つの絵が描かれていて、
他のカードと必ず一つだけ同じ絵が存在するようにデザインされています。


ゲームの種類はいくつかあるのですが、
共通してるのはどの絵が重複してるかを宣言して、カードを重ねること。
例えば「アツアツのポテト」だと、自分のカードとある人のカードが、
どの絵柄で重複してるかを宣言して、その人に自分のカードを押し付ける。
最後まで自分のカードが残っていた人が負けというルールです。


誰のカードとどの絵柄が重複しているのかを探すだけでも結構大変なんですが、
探してる間に他の人からカードを押し付けられると、
一から自分のカードに何が描かれていているかを覚え直す必要があって焦ります。


例えば、「にんじん」と宣言して誰かのカードを押し付けられた時、
アイゴー、また一から覚え直さないとだめニダ、とアタフタしていてると、
他の人から同じく「にんじん」と宣言され、また別のカードを押し付けられて「ちょ、おまwww」状態に。
誰かが宣言した瞬間、他の人も同じ絵柄を持ってると、こういう状況が起こりがちです。
この、パニックになる感じが非常に楽しいパーティゲームだと感じました。


カードを引き取るタイプのルールだと、ほぼ公平になるんですが、
カードを押し付けるタイプのルールだと、どうしても机の中央にいる人が狙われやすく
(机の両端の人は、もう片方の端からは遠くて見にくいので狙われにくい)
中央に立っていた中道先生が一杯カードを押し付けられてたのが印象的でしたw


という事で、記憶+反射神経という、疲れた人間にとって『ドブル』はかなりキツいゲームでした。
いや滅茶苦茶面白かったですけどね!
それが故に無理をして、終わった頃には半ばグロッキー状態になっちゃいましたがw


そういう状態で「『放課後さいころ倶楽部』色紙争奪 6ニムト大会」が開かれました。
元々3/38という低確率な上に、最前列なのでボードゲームの猛者がいっぱい。
ヨシダさんに加えてカワサキさんも面子に入ってこりゃ無理ぽと半ば諦めモードw

Amigo ニムト

Amigo ニムト

6ニムト』は私が京大SLG研で一番最初にやったという、個人的には思い入れが深いアナログゲームです。
ただまぁ10年以上も前の話なのでルールもあやふや。まぁインスト聞いてすぐ思い出しましたが。
予選の結果は11点で落選。2T目のミスが響きました。
カードが3枚並んでる所には最後の数+3の数字を置いたらそりゃ6枚目になるよね...
10人だと欠番が無いという事に気づきませんでした。
てか『6ニムト』を10人でプレイした事なんかないしな!


予選も決勝も『6ニムト』の面白さ以上に賞品が賞品なだけに、
店長の山崎さんが「想像よりはるかに盛り上がった」と漏らすほどでした。
一応『カルカソンヌ』と『6ニムト』の試合は録音したんですが、これ需要あったりするのかなぁ...?


その後は中道先生のサイン会に。
一応『月の蛇』の単行本も持って行ったんですが、1人1冊にという制限が掛かったため、
放課後さいころ倶楽部』のみサインして貰うことに。
立って待つのも疲れるくらい疲弊していたので、座って待ちつつ一番最後に書いて貰うことに。


サイン書いて貰ってる際に、
「また単行本の3巻が出た頃くらいにイベントやりましょうよ。 今度はT波さん (担当) もご一緒に」
てな事を喋ったりしましたが、
友野先生の『アクア・ステップ・アップ』は名古屋のバネストで何度かイベントやらせて貰ったという
話があったので、先にそちらでイベントやった方がいいのかもしれません。


で、中道先生からは「ブログ読みましたよ」と要らんお言葉がw
どの記事を、いつ読んだかは分かりませんけども。
以前マツセダイチ先生にも言われた事がありますが、個人的には言われたくない言葉2位ですわw
読んでると言われると、どうしてもそれを意識しちゃうのでね...
まぁそれでも批判的に書くことを避けないようには心掛けてるのですが。
て言うか、漫画家さんはこのブログ読まない方がいいですよ本当に!


てな会話をしつつ書いて貰ったサインがコチラ。

「いつもお世話になってます」のメッセージを添えられたのは非常に嬉しかったです。
ただまーコレって「マチ★アソビ」の記事横山裕二先生に
「いつもありがとうございます!」って書いて貰ったのが嬉しかったというのを読んでたので、
じゃぁ私も...と、図らずしも記事読んでる証拠になってる気がしましたw
そして、サイン本を手渡す際に
「これからもゲッサン共々よろしくお願いします」
とのお言葉が。個人的にはこの発言が一番嬉しかったですね。


18:00頃にイベントは終了。
その後は500円で閉店までゲームを遊べるという魅力的なプランがあったんですが、
イベント中でさえゲームする体力が無かった私には諦めざるを得ませんでした。