少年サンデーS 201306

来月も連載二つ始まるんでしょうかね。

先月号でこう書いたら三つですよw まぁ一つは復帰なので概ね合ってるということで。
多けりゃいいってモンでもないですが、回転早いのは悪くないですな。
まぁ問題は連載終了したらどうするのか?って話ではあるのですが...
(と、またその話に戻る


ちなみに今回は818pと先月の先月の900pから約1割減らしてますが、
こんだけ厚いとあんま減った気はしませんな。来月は回復するんでしょうか?
何にせよ、個人的には最低ラインは600pだと思ってます。もちろん一番大切なのは中身の質ですが。


サンデーS 2013年6月号 p810

一本目はガンダム漫画。
この企画は中堅の虫干しの為なのか、それとも矢立肇の中の人を養成する為なのか。
実情はコンペに出すと結果的に実績ある作家さんが獲得するってだけの事なんでしょうけども。
少なくとも前作に関してはあれだけ爆死したAGEアニメだったのにも関わらず、
サンデーS的に見ると割と堅調な売上だったので (増刷もされましたし)
企画自体は良いんじゃないかとは思ってます。
まぁ『黒衣の狩人』がどうなるかは分かりませんけども。あの作品に関してはアニメ効果は無いですし。


twitter : 大谷アキラ
大谷先生は本誌に原作として2本連載するものの、『LOST+BRAIN』は速攻打ち切り、『ツール』はクラサン送りと、
今のところ原作に恵まれてない作家さんだなぁという印象です。
絵は見栄えするんですけどね。
ただ、この画像から判断すると『ツール』の方が良かったんじゃね?というのがあってちょっと心配。


二本目は、これ新連載とは言わんだろうと突っ込みたくなる『ノゾ×キミ』の復帰。
ケータイ漫画としては破格の売上を記録した『ノ・ゾ・キ・ア・ナ』が連載終了し、
この作品で本誌栄転かなぁと思ってたんで、ちょっと勿体無いかなぁという印象。
まぁサンデーSでやるって事は、本名ワコウ先生はケータイ漫画で次回作を描くって事なんでしょうね。
復帰1話目はともかく、それ以降のページ数が32pではなく18p前後なら間違いないでしょう。


サンデーS 2013年6月号 p811

三本目は『(くろ)の天使』
twitter林原翔一
サンデー超2011年10月号に読切『愛すべきバカ共の戯れ!』が載って、自分も記事にはしたんですが、
これが全く覚えてないという...
のわるさんの記事見ても全くピンとも来ない...
なので、何とも言えませんw


湯神くんには友達がいない
サンデーSになってから、表紙を新人が飾るってのは確か初めてじゃないでしょうか。
野球のシーンが無ければ突っ込む所は皆無。
もちろん一番大切なのはキャラですが、間、視点、対比と本当によく出来てるなーと感心しきり。

単行本ではさんざんこのブログで批判したシーンが直ってなかったのは、ちょっと残念でしたがねw


THE UNLIMITED 兵部京介
少佐がマジ少佐。
THE UNLIMITED 兵部京介』サンデーS 2013年6月号 p58 原作:椎名高志 漫画:大柿ロクロウ

敵を倒すシーンよりも変身シーンの方がリキ入ってる辺りは分かってるなぁとw
今回も46pと増ページでしたが、毎回このペースでやるんですかね...
個人的な懸念は構成なんで、増ページならその懸念は薄らぐんですけども。
あと、絵柄が椎名先生寄りになってますね。個人的にはこの方がいいと思います。


My Sweet ウマドンナ 馬きゅ〜ん☆
ホントこの漫画は評価が乱高下するw
今回超絶面白ネタは個人的に無かったですが、はじめて3本目がマシな感じに。
1、2本目がまーまー。4本目も悪くなかったんじゃないかと。


○ 月イチ! マギ部!!
相変わらずの手堅さよ。


○ ともだちテトラ
3巻で終了っぽいですね。
あっさり書類を取られてうーんこれではなーと思った所に最後の意外性。
こういう展開してもらえると気持ちいいですね。


キュピコ!
意地でも印は付けませんが、前回、前々回と同じ感想。
キャラにフォーカス当たってていいですね、と。
今回は対比もいい感じにさせてますし。前の天使出てきた時より良いんじゃないでしょうか。


◎ 名無しは一体誰でしょう?
いやぁ相変わらず原作の山田鐘人先生は素晴らしい
『名無しは一体誰でしょう?』 サンデーS 2013年6月号 p206-207 原作:山田鐘人 作画:岡崎河亮


序盤でイキナリ意表を突いて読者を引き込むこの展開。さすがです。
まぁこの人の場合はそれが続くかどうかなんですけども...


クラサンで山田先生の読切『カリスマ』が掲載され、
過去にクラサンで掲載された後消去された山田先生の他の読切も順次再公開される予定なので、
そちらもチェックしてみてはどうでしょうか。


で、やっぱり作画が岡崎先生である意味が分かりませんw



お岩
アシスタントをしてくれていた岡崎さんがサンデーSで連載開始。
link
サンデーSで『二ノ前しいの作り方』を連載していた猫砂一平先生の元アシらしいです。 あえて原作者の絵柄に合わせてるというのがあるのかもしれませんが、見栄えはしませんねぇ。 もう少し作画向きの作家さんて何人か思い当たるんですけども。 KING GOLF 相変わらずギャグやんなきゃ面白いです。 ○ 女子高生刑事 白石ひなた 全般的に見れば◎なんですけど、ひなたが階段から落ちるシーンは他に何かなかったのかと。 機動戦士ガンダム 黒衣の狩人 能力者が自分の能力をペラペラ喋るのは好かんと何度か書いてますが、 割とそれに似たような感じ。 主人公が何かに気づき、それを問い詰める感じなら納得するんですが。 ヅダの機体の危うさ上手く利用したシナリオだったのは好印象なんですけどね。 今際の国のアリス 微妙に『KING GOLF』と内容被ってる気もしますが、まぁ仕方ないですなw 単行本7巻が5/18日に出ますが、その後の5/22発売の本誌にまた出張するみたいなんで、 クラサンしか読んでない人はチェックするといいじゃないかな。 うろんな3人共 これ、面白いと思ってる人、いるのかなぁ。 俺が分からないだけ? ◎ LASBOSS×HERO 『LASBOSS×HERO』 サンデーS 2013年6月号 p486 葛城一 おもくそ作者の声がw こないだのニコ生で百合分かんねーと言ってる割にそういうファンが付いてるっぽいですし。 そういう、リアルの反応を比較的容易に漫画へと反映させることが出来るのはメタ漫画の利点ですよね。 当然ながらリアリティありますし。 まぁこのまま百合漫画に突き進んでもらっても困りますけどもw いや百合がダメだとは言ってませんよもちろん。多様性が大事だと言ってるだけで。 『LASBOSS×HERO』 サンデーS 2013年6月号 p471 葛城一 ただ、このシーンは多様ではなく多用の誤植だと思いますw ○ 蹴球 『蹴球』 サンデーS 2013年6月号 p587 伊織 どうみても島本和彦です。本当にありがとうございました。 やっぱ否定形って大事ですよね。熱血は特に。 夏空エンドラン 悪い意味で相変わらず。先月の批判が最早結論。 ロック 背景すっきりした分ごちゃごちゃした印象は無くなりましたが、戦闘シーンの分かり辛さは相変わらず。 なので中々漫画に集中できない感じ。 色々伏線張ったりしてるんですが、それが頭に入って来ないんですよね。 ○ ちいさいひと 久々にいい感じ。 ペアレンツプログラムがこのシリーズの最後の締めに使われてたら、単に生温い話になってたでしょうけど、 そこから一波乱。 NICO 日本の設定なんや...w まぁちゃんとその辺りの突っ込みに対応すべく、後に設定入れてますけども。 ロジック自体はいいんですが、相変わらずそれが漫画の面白さに繋がってない印象。 セリフだけで解決しようとしてるからなんですかね? 残念ながら、最早エロいアングルだけがウリの漫画に。 『ウルフ×ウルブス』『Instinct』『WONDERLAND MUSEUM』に続く打ち切りは恐らくコレでしょうなぁ... 連載前はかなり期待してただけに残念です。 芸術捜査班!!! ゴムボートに詰めれば、氷で溶けた水は床に落ちないでしょうけど、 中に氷なんか入れたら空気中の水蒸気が冷やされて、ゴムボートの外側に水滴が付く (結露) でしょうにw ◎ 青いね芝くん! サンデーS 2013年6月号 p816 (目次)

ツイッター初めてみました。これで私も現代っ子です!

作者のtwitterに目次を見て気づくの、これが2回目だなぁ... 最近あんま調べてないです。
twitter木村光博
にしても、ヒロイン出なくても何とかなりますねこの漫画。
昔に比べると大分メリハリが効いてます。


○ PLUG
大団円。
『PLUG』 サンデーS 2013年6月号 p806 こじまたけし

個人的には3回ほど素晴らしいと思う回はあったものの、後は割とフツーな漫画という印象でした。
全体的にみても○。
先月も書きましたが、習作としては上出来ではあったと思います。
絵の見栄えはかなり良くなったので、あとは内容的にもうワンランクアップする何かが欲しいですね。


ネッコロ
『ネッコロ』 サンデーS 2013年6月号 p813 中川いさみ

予想通りシュールな作品。まぁ個人的には全く琴線に触れないんですけども。
雑誌横断的な企画なんですね。他の小学館の雑誌も手に取ってもらおうという狙いなんでしょうか。
ネームバリューある人ではありますが、果たしてこんな内容で興味持って貰えるかと考えると...