The Structure of "She is the Pop'n Princess" #5
- 作者: クリスタルな洋介
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/01/18
- メディア: コミック
- クリック: 7回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
1巻
The Structure of "She is the Pop'n Princess" #1
The Structure of "She is the Pop'n Princess" #2
2巻
The Structure of "She is the Pop'n Princess" #3
The Structure of "She is the Pop'n Princess" #4
まずは個人的にこの漫画の中で一番笑った28話の隈取をw
『ひめはじけ』 3巻 p20-24 クリスタルな洋介
いかん何回見ても笑ってしまうwww
まぁぶっちゃけ『GAN☆KON』のイサナさん同様に、キャラのイメージをぶち壊してるため、
キャラに付いてるファンに対しては遠ざけるタイプのギャグになってるので、構造的には問題あるんですが...
だからこそ強烈なインパクトとなるんですけども。
同様のネタとして、ネットで賛否両論あった最終話もそうでした。
『ひめはじけ』 3巻 p178 クリスタルな洋介
まぁコレに関しては、その前にロヴァリエの大人Verを出してますし、
単行本のおまけでダイエットに成功させてるなど、ちゃんと前振りやフォローはなされた上で、
最終回だからもうどうにでもなれ〜という所もあるので、個人的にはそう悪いとは思いませんけども。
で、その大人Verですが。
『ひめはじけ』 3巻 p134 クリスタルな洋介
これを見て、正直言って「あーもうちょっとコレ早くやっとけば...」と思いましたね。
『オニデレ』の時より絵が格段に上手くなってますし、ファンも結構付いたんじゃないかと。
よくよく考えてみれば、『絶チル』は確かに最初は小学生が主人公でしたが、 ラブコメ要素はちゃんとありましたし、(「何でもやれる」のが椎名先生の持ち味ではあるのですが) 「予言」という形で成長したチルドレンの姿を見せることによって、魔法少女的な配慮 (女の子には大人になる夢を、ロリには興味を示さない大きなお友だちにはチンピクを) がなされていました。 それでも『絶チル』は、内容的にはともかくスタート時から決して好調とは言えない印象でした。 実際はどうか分かりませんけども。 この要素をオミットした事が、打ち切り一番の原因だった... んでしょうかねぇ。 The Structure of "She is the Pop'n Princess" #3
クリスタルな洋介
主人公が幼い設定だとやっぱり変かなあ。ついでに言うと中学生とかも出てこないんだけど・・・・そのくらいの人が見てるって思うと変かなあ・・。link
GRGR_
@kurisutaruna 若い分にはいいんじゃないかと思いますけどね。『絶チル』も最初は小学生でしたし。link
クリスタルな洋介
@GRGR_ ああ!そういえばそうですね!ウーム・・・・・なるほど・・・・link この文章自体はこの話が掲載された後に書いたものではありますが、
単行本の売上が苦しんでいたり、どうもアンケートが悪いらしいという噂を聞くにつれ、『オニデレ』と違って『ひめはじけ』は小学生が主人公なので、ラブコメはやりにくいという点はあると思いますが、
むしろラブコメをやらずに済むように小学生にしたんじゃないかとさえ考えます。
個人的にはコメディ要素さえあれば安定性は高まるので、別にラブコメである必要はないと考えてますが、
ラブコメ好きな人をオミットするにはあまりにも読者層が厚いので、何かしらのケアは必要だとは思います。
『ひめはじけ』 週刊少年サンデー2012年28号 p175 (2巻 p53) クリスタルな洋介
別に大人である必要もエロ要素加える必要も無いですが、
ラブコメでなくてもこういった「照れ」さえあればラブコメ好きも喰いついてくるのでは、と。
個人的には1巻当たり2〜3シーンあれば十分だと考えます。
The Structure of "She is the Pop'n Princess" #2このように書いてたことが、どうも間違ってたんじゃないかと思うようになりました。
ケアはちゃんとなされてたんですけども。
なので、
『ひめはじけ』 3巻 表紙裏 クリスタルな洋介
こういう設定や、大人Verは1巻時点でやるべきだったのかもしれません。
ししょーやカンナ、うさぎの高校生verも結構評価が高かったですし。
今考えてみると、『絶対可憐チルドレン』は椎名先生が既に実績がある作家さんであるにも関わらず、
読切と短編を経た後に、ようやく連載にこぎつけて、その変更点のうちの一つとして
最初からチルドレンの大人Verを出したのは、子どもキャラだけではキャラ人気が出にくいと
判断した、という試行錯誤の結果なのかもしれません。
『神のみぞ知るセカイ』はこれらを踏まえて、子どものうららが大人化したのかもしれません。
『神のみぞ知るセカイ』 週刊少年サンデー 2013年12号 p311 若木民喜
少なくともムチムチに関しては影響してるんで、大人化も多少は影響してるのかなと。
ついでなんでこの辺りに触れておきますか。
たぶんクリス先生はむちむち具合を賞賛しつつ、 このコマに関しては構図的なものが勉強になってるんだと思いますが、
クリスタルな洋介
今週号のサンデーのP311の1コマ目をまよわず切り抜いた。なんて勉強になるんだ!うん!link
若木民喜
わ、わしのですか!RT @kurisutaruna: 今週号のサンデーのP311の1コマ目をまよわず切り抜いた。なんて勉強になるんだ!うん!link
クリスタルな洋介
@angelfrench はい!すでに前回のラストページのうららから切抜きを・・!最高のむちむちです!!link そういえば、クリスタルな洋介くんからうららのムチムチ加減について、お褒めの言葉をいただきました。ちょうどこの話を描いてる時に、新年会でクリスタルくんと会って、ムチムチについてモグダンの絵を前に話し合っていたものです。だからして、今回の特に1ページ目なんかはいいムチムチしてると、我ながら思いますよ。この無防備さ。しかも、なんかさわやか。担当さんからは「若木さんの裸はいい意味で脱臭されてる」と言われますが、本人は公序良俗に反したいと常に思っておるのですが、やはり脱臭されますwなんですかねぇ、意外と桂馬が裸になる方がエロかったりするのは、私の性癖的なナニカなんですかねぇ。まあ、考えないでおきましょうか。
::HoneyDipped:: 2/26:FLAG219「Ooh La La」若木先生はブログでこう書いていました。
『神のみぞ知るセカイ』 週刊少年サンデー 2013年12号 p303 若木民喜
今のクリス先生なら絵の見栄えが良くなってるんで、色気も軸の一つに出来るんじゃないかと。
実際2巻収録分では、はだかジャケットがかなりインパクトのある色気になってましたしねw
『ひめはじけ』 2巻 p56 クリスタルな洋介
まーおっぴろげ的なものをやっちゃったりすると、ギャグとしては面白いものの、
キャラにファンが付くことを阻害するかもしれないので、慎重になる必要はありますけども。
『ひめはじけ』では「やりたいこと」だけを貫くのは無理があるという結果が出たと言えるので、
次回作では「求められてること」であるラブコメをメインの一つに据えつつ、
なるべくキャラの人気を阻害する、変顔のようなギャグは慎重に使いつつ
(そういう意味では『オニデレ』で変顔担当がミヅキだったというのは正解だったのかも)
下品にならないような多少上品なお色気を絡めた作品にした方がいいのかもしれません。
もちろん、ムチムチはメインに据えていいですが、多様性に棹差す必要はありますけども。
そして、ベースはギャグ漫画という所だけは絶対に変えて欲しくないです。
ギャグに関しては何度も書いたように、好みの差が激しいのですが、
個人的にはギャグ漫画家としては久米田康治先生とクリス先生が双璧です。
次回作では最低でもオニデレの倍、22巻まで続くような漫画を作って欲しいと願ってます。