少年サンデーS 201302
いつの間にか1,000p超えてるw
それにも関わらず予告に一切書いてなかったのは、p数多いことが売上に反映しないという
アンケート結果だったのか、『マギ』リバイバル掲載のp数が多くなったからなのか。
今月の付録は表紙と同じマギのクリアファイルとマギシール。
で、シンドバッドの葉っぱ一枚クリアファイルはいつになったら(しつこい)
来月からの新連載はサンデー新人に山ほどいる山田のうちの一人、山田真先生。
(他に『G』山田一喜先生、山田がんも先生、山田キノコ先生、山田鐘人先生)
サンデーS 2013年2月号 p1024-1025
ヒューマンアカデミー名古屋校出身
まんカレ2009年9・10月期に『金魚屋跡取りラン』で佳作 (愛知・24歳)
クラブサンデー2011年3月に『VS.オセロ』掲載
クラブサンデー2011年9月に『V系男子の電卓理論』掲載
クラブサンデー2012年7月に『暴走パトロール』掲載
元・菅原健二先生ヘルプ (『M・S DOLLS』連載時)
受賞作はクラサンで今でも読めます。
個人的に『暴走パトロール』に関してはオチ的にイマイチでしたが、
『VS.オセロ』『V系』は設定にオリジナリティがあり非常に面白かったです。『V系』は記事書きましたし。
新連載はそういう感じではない、比較的ベタな作品になりそうには見えますが、さて...
◎ 湯神くんには友達がいない
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1巻発売時に記事にしましたのでそちらもどうぞ。
キャラの視点の違いが細かやかに描かれていて非常に好感が持てます。
そりゃ、増刷もかかりますよ、という感じ。
ただまぁ、ある程度予想してた事ではありますが、動きのある絵は得意ではなさそうですね。
『湯神くんには友達がいない』 サンデーS 2013年2月号 p113 佐倉準
このシーンなんか動きも違和感ありますが、左投手なのにも関わらず右足でプレートを踏んでたり、
それが故にほぼプレート上で投げてたりと色々オカシイですw
他のシーンの細かい所に突っ込んでたらキリがないんでやりませんが、
その辺りにはもう少し気を配る必要はありそうです。
◎ 今際の国のアリス
以前『動物がお医者さん!?』でありましたが、共感的受容ですなぁ。
サンデーS 2013年2月号 p153
今年の7月にも本紙で短編が載りましたが、再度掲載。
重版も何度かされてますし、こりゃ本紙昇格コースですかねぇ。この作品ではないかもしれませんが。
で、昔何か書いてなかったっけ?と探してみたら
サンデーSの中では一番アンケート良いらしいですが、この枠内に収められてるのは勿体ない気がします。
そろそろ本誌出張とかやってもいい頃じゃないですかね?
と4月の段階で書いている俺、意外といい読みしてますなw
はるまげ
正直今回は微妙でした。全体的にみれば厳しめで無印。
とは言え2巻収録分は比較的面白い感じにはなってたんじゃないかと。
ただまぁ本誌でやろうとするなら、あの面白さをもう少しブラッシュアップする必要はありそうです。
後、パターンも何種類か必要にはなるでしょう。
機動戦士ガンダム 黒衣の狩人
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担当熊谷さんらしいですが... それでもこれかと。
※追記:「当時の同じ担当」って書いてあるので、今の担当が熊谷さんって訳では無さそうですね。
『幻影少年』と同じく瓜生さんだと思われます。
戦闘のロジックはいいんですが、駆け引きがイマイチ。
原作の問題でしょうが、何かこう、マヌケな感じになるのは何とかならんもんでしょうか。
最後のシーンとかで、奥の手があってとかいう感じの意外性を出せたならもう少しマシにはなると思いますが。
○ My Sweet ウマドンナ 馬きゅ〜ん☆
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多少甘めですが。3本目以外は割と面白かったんじゃないかと。
何でブリンカーは付けないんだろ?って思いましたが、手元見えなくなるからかw
◎ LASBOSS×HERO
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『LASBOSS×HERO』 サンデーS 2013年2月号 p335 葛城一
今回も相変わらず色々思うところがある表現がw
○ NICO
起承の段階なので何とも言えないところではありますが、
ハプニングでご都合主義感を消してるのはいいですね。
巨乳押しなのがちょっと。いや巨乳がダメって訳ではないですが、ある程度バラエティが欲しいです。
前回もちょっと書きましたが、正直言って期待してたよりは落ちるかなぁという印象。
○ KING GOLF
まーコメディだとこんなもんでしょうなぁ。
下品な感じではないので、以前に比べればだいぶマシにはなってるとは思います。
女子高生刑事 白石ひなた
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うーん、まさか解決編で微妙になるとは...
ロジック自体は一応筋は通ってますけど、なるほど面白いという感じにはなってないような。
あと、証拠になる凶器のバット乱暴に扱ってるのもどうかとw
蹴球
ド派手にしようとしてスケールが違いすぎてリアリティが薄れて空回りしてる感アリアリ。
◎ AURA 〜魔竜院光牙最後の闘い〜
twitter pixiv (作画)
いやーすげーなー何コレ、って感じでした。
内容以外では、リサがキラキラと輝いてる描写もいいですね。
キュピコ!
pixiv
以前よりキャラにフォーカスが当たってる分、多少マシにはなってると思います。
シチュエーションも意識してるみたいですし。
ただまぁ下品な感じがするのがちょっと。
ギャグ絡めてるのである程度そっちに振る必要あるのかもしれませんし、好みの範疇なのかもしれませんが。
○ ちいさいひと
とは言え、最後にどう「救い」を描けるかで全てが無駄になる可能性は拭いきれませんが。
前回こう書きましたが、
『ちいさいひと』 サンデーS 2013年2月号 p630 夾竹桃ジン
今回はその辺りが。やはりこれがあると達成感が違います。
ただ、これ以上作品を良くできる感じが無いんですよね... 違う視点が必要かもしれません。
夏空エンドラン
うーん...完璧に「やおい」ですな。
愚痴を聞いて受け止めてくれるのが気持ちいい、ってのは完全に女性感覚ですし。
もちろん共感に訴える手段の一つとしては重要ではあるんですが、それだけな印象。
作者本人は気持ちよく描けてるのかもしれませんが、今のままだと男性読者をオミットしてると思われます。
ともだちテトラ
バトルは召還獣の能力が発揮できていて悪くはないですね。
4コマも止めて、バトルでてこ入れ。変えようという意図があるのは分かりますが、
これで上向くのかなぁと正直疑問なところではあります。何かこう、噛み合ってない感じ。
○ 中巌寺家の隠密
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ヒキは良かったです。
◎ 氷の国の王子様
最初から全15話予定だったので、残り3話。
内容的には概ね固まってますから、これ以上続ける意味も無いかもしれません。
『氷の国の王子様』 サンデーS 2013年2月号 p733 小野ハルカ
いやーもー最高。格好良すぎて思わず爆笑してしまいました。
個人的には『タッコク!!!』に比肩するほど面白い魔球漫画だという認識なんですけどね。
◎ PLUG
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たまに出てくる優良回。
他の作品の愚痴になりますが、マヌケな演出もこういう感じでやってくれたら面白くなるんですけどね...
○ ロック
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変なキャラが出てくるのは、それだけでも楽しめますね。
G
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うーん夢オチですか... ヘタレの菊池がトップというのは面白かったですが。
全体的にみれば○。最後3話を除けば◎なんですけども。
× 芸術捜査班!!!
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ダメかも。
◎ WONDERLAND MUSEUM
いやー、大胆に変えてきましたね。
読者の多様性を鑑みて、味方のヒロインをもう一人増やす必要はあるでしょう。
例えば、以前出てきたネーチャンをオルグするってのも一つの手。そうなると枷が必要になりますが。
先月号でこう書きましたが、
『WONDERLAND MUSEUM』 サンデーS 2013年2月号 p901 浦山慎也
割とそんな感じの展開に。
このネーチャンは可愛いんですけどねぇ... メインヒロインをもうちょっと何とか。
枷もいい感じで嵌めてきましたし、協力する動機もちゃんと理に叶いつつ、伏線も仕込んでます。
内容的にはホント良くなってるんじゃないでしょうか。
まぁ、それでもアンケート的に上向くかはまだ怪しいんですけども。
ストーリーを進めつつ、キャラとシチュエーションでどう読者の気を引くか、でしょうかねぇ。
◎ 青いね芝君!
ギャグがメインの漫画ですが、初めてギャグ以外で面白いなーと思いました。
『青いね芝くん!』 サンデーS 2013年2月号 p937 木村光博
後で父親と意気投合してる辺りも良かったです。ギャグ漫画といえども、やはりキャラは大事ですなぁ。
二ノ前しいの使い方
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うーん微妙。
役割やコミュニティを意識した展開には好感が持てますし、いい話には収めているんでしょうけども...
それが漫画の面白さには繋がらなかった感じ。キャラの魅力を引き出す構造にはなってなかったのかも。
全体的にみても無印。結局作家としてのポジションを見出せないまま終わってしまったという印象です。
そういう所に悩んでるからこそ、役割やコミュニティを意識した内容になったのかもしれませんが。
個人的にはかなり期待してる作家さんなので、次回作には期待したいところ。少なくとも絵は見栄えするようになりましたし。
電脳怪奇譚 サイバーワン
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あきまへんなぁ...
タイアップのサイバーワンも不人気でサービス終了しますし、結果的にはババ掴まされたって事になりましたね。