ゲッサン201208

ストーリーガイドは恒久的なものにするんですかね?
もちろん個人的には買ってるばかりではなくブログも創刊号から書いてるので要らないんですが、
常にご新規さんに門戸を開く感じは悪くないのかも。
というか、最初は創刊号だけ記事を書くつもりだったんですけどね...
て言うか、昔は今と全然口調が違うなw さらに偉そう。


◎ ひとりぼっちの地球侵略

ひとりぼっちの地球侵略 (1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

ひとりぼっちの地球侵略 (1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

面白い漫画かどうかとはまた別の話ですが、単調な漫画の一つの問題点として、
「ひたすら立ち話をする」というのがあると思うんですよ。
今までで一番酷いなと思ったのが『ジオと黄金と禁じられた魔法』 通称『ジオとと』ですが、
背景なし、ほぼ正面の顔、仕草も何もなしという「これコピペでもいいんじゃね?」とさえ思えるほど
全く動きのない漫画でした。内容も酷かったですが。


漫画の強みの一つは「絵でも文章でも表現できる」ことだと考えてますが、
話してるシーンでも世界観やキャラ等の表現を差し込めるんですよね。理論上は。
『ひとりぼっちの地球侵略』 ゲッサン2012年8月号 p29 小川麻衣子

設定に関するロジカルな内容を喋りつつも、その辺りの気配りは怠らない。
こういう漫画だからこそ、漫画の空気というか、雰囲気が醸し出されるのかもしれません。
まぁ一番良いのはその雰囲気が微妙に変わるところでの心理描写な訳ですが。


◎ 鉄楽レトラ


○ 時坂さんは僕と地球に厳しすぎる。
うーん、最初から「燃やせばいいじゃん」と思ってしまっただけにこのオチはちょっと...

あと、雷の落ちやすさは鉄とかあんま関係ないですし... 高さと形状は関係します。


例えば、雨で全部並べ終わりそうにないから残りはドラム缶に放り込んで、
ドミノの最後の派手な演出にしようと思ってたら爆発した、とかならまーアリかなぁと。


逆マッチ売りの少女は良かったんですけどね。
『時坂さんは僕と地球に厳しすぎる。』 ゲッサン2012年8月号 p167 田中ほさな

というか、環境破壊をやる漫画というのも中々難しいですねネタ的に。
基本的には犯罪行為ですからw



○ 森の中へ(読切) 田辺イエロウ
ゲッサン創刊号に掲載された『バースデイ』以来のイエロウ先生の読切。

『バースデイ』は短篇集に収録されてます。
『森の中へ』はよくある話というか、『結界師』でこんな話あったようなw
(藍緋のエピソード)
内容以外はさすがに完璧。あんま褒めてるようには読めないでしょうけど、一応褒めてます。
てか次の連載は本誌じゃなくてゲッサンなんですかね?


タケヲちゃん物怪録


ここが噂のエル・パラシオ
承の部分なんで何とも言えない感じですかね。
頬を赤らめるシーンは違和感アリアリ。


アオイホノオ
アオイホノオゲッサン2012年8月号 p316 島本和彦

むしろイデオンなんや...
TVアニメは観たことなくて、生まれて初めて観た映画が『イデオン』だったんですが、
エンディングでみんな裸になって宇宙を飛んでいくシーンが子供には理解不能だったことだけは覚えてます。


◎ ちろり
留め金が壊れたんじゃなくてベルトが切れたんじゃね?というツッコミはともかく。
『ちろり』 ゲッサン2012年8月号 p350 小山愛子

今回のテーマは「おもてなしの心」でしょうか。意外性に加えて仕草も出せる良い演出だったと思います。
「印象的な出来事」というキーワードもいいですね。メタ的です。(キャラに必要なことが漫画の展開にも必要なこと)
ちろりは一体何をしようと思ってるんだろう?と、読者に考えさせる間があるのもまたいいですね。


◎ ハレルヤ オーバードライブ!
今回もさすがだなという所を見せてましたが、
それより7巻のBONUS TRACKが素晴らしくて。

twitterで高田先生に感想を軽く投げたんですが、そのReもまた...ね。
本当にこの漫画はキャラの設定煮詰めてるなと感心します。
設定と言っても単純なパラメータ的なものではなく、キャラの立場だったり有機的な繋がりだったり。


○ アサギロ


○ ぼくらのカプトン


銀の王(短期集中) 鳴海アミヤ
『月の蛇』もそうでしたが、ゲッサンのバトル漫画には必殺技を使ってはいけないという制約でもあるんでしょうか?
相変わらず伏線もなし、意外性も乏しいですしね...
迫力は割と出てるとは思うんですが。


アダンタイ
マンネリからは脱出しましたし、キャラの立場がちゃんと出てきたので良くはなってるんじゃないかと。
面白くなりそうな気配は漂ってますね。
一番の問題点は妖怪や妖怪を説得するシーンにどうバラエティ出すかでしょう。なので様子見。
妖怪がみんな忘れ去られるのを嫌がってるってのも面白くないですしね。


6のトリガー
多少戦略性が出てきたりと、良くはなったる感じですね。
ただまー相変わらず主人公がやらかす感じのマヌケな演出は何とかならんもんかと。


○ BULLET ARMORS
今回割と派手な演出ができてたように思います。単にサイズの問題ではなく。
次回作でキャラと設定を煮詰めればもう少しやれそうな感じにはなってますね。


リンドバーグ



アントンシク
ゲッサン8月号発売中です!そして今回、http://twitpic.com/1jvdg6 のコメント欄で日本橋先生にヒントを得た事を、2年半くらい越しにようやく実現できました。 よろしくお願いします〜^^ http://twitpic.com/a72wed
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寝起きにシャークは刺激が激しいです。眼福。そして噛まれたい。

リンドバーグゲッサン2012年8月号 p720 アントンシク

やっとシャークな感じが出たような気が。もう死んでるけどw
『信長』休載の時に最後を任されてる辺り、『MIX』『ハレルヤ』『レトラ』『地球侵略』『アオイホノオ』辺りに次ぐ評価はされてる
という解釈でいいんでしょうかね。
エルドゥラのサイズについては少し不安だったので、巨大な感じが出てたのは安心しました。


○ ツール・ド・本屋さん
地味な県の割りには面白さを出せたような気がします。
ノルマだったMIXがどうとかは描かなくて正解だったかとw