GAN☆KON 1巻

GAN☆KON 1 (少年サンデーコミックス)

基本的には11月の段階で批評しちゃってるのであんまり書くことは無いんですが．．．

いやーもうギャグとラブコメを絡めたバトル漫画としては完璧ですね。
このブログでは『Ｍ・Ｓ　ＤＯＬＬＳ』の#7辺りから本誌昇格すべきだと訴え続けてきた訳ですが、
私の目に狂いは無かった．．．というより、あのクオリティなら結構な人が思うだろうなぁとｗ

でもって私が懸念してたの菅原先生の課題は、『GAN☆KON』のプロトタイプである読切でネタにされていた（？）
『GAN☆KON』(プロトタイプ読切) 週刊少年サンデー2011年13号 p357 菅原健二

いかにマンネリを回避するかって事だったんですが、
この辺りは展開を早めることで解消できてると思います。
今の展開の早さで作品が持つとは到底思えませんが、序盤の1〜3巻辺りはとにかく飽きられないようにする事が
非常に重要になるので、暫くはこのペースで突っ切った方が良いと思いますね。
まだまだ設定には余裕があるみたいですし。
まぁバトルに2〜3話掛けるくらいのスローダウンなら問題ないでしょうけども。

1巻には収録されてませんが、既に団体戦を見据えた展開も出してますし、
(それを主人公がやらずに、敵キャラ同士闘わせるといった演出で紹介してるだけ、というのもまた素晴らしい)
願いもまた10願まで見せつつ、あえてまだ2願もやらないという焦らし方も素晴らしいかなと。
さすがに『マジンガーZ』のように、空飛べるまで1年引っ張る(らしい)のは無理でしょうけどもｗ

#4の佐野だけはちょっと残念でした。この辺りは前書いたので省略します。
逆にちょっと嬉しかったのはこのシーン。懐かしさも手伝ってちょっと泣きましたねｗ
『GAN☆KON』 1巻 p176 菅原健二

意味が分からない人はぜひとも『Ｍ・Ｓ　ＤＯＬＬＳ』もご購入を！

M・S DOLLS 5 (少年サンデーコミックス)