山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記 1巻
- 作者: 岡本健太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/12/22
- メディア: コミック
- 購入: 9人 クリック: 105回
- この商品を含むブログ (75件) を見る
(シカを解体してるので、そういうのが苦手な方はお勧めしません)
作者blog
公式twitter
担当の三村さんはtwitter垢持ってますが、一応一般人なのでここでは省略。(公式twitterがフォローしてますけどw)
私は連載当初からこの漫画に関してtwitterでは絶賛してましたが、改めて単行本で読み直しても素晴らしいなと。
『山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記』 1巻 p3 岡本健太郎
一言で言うと猟師漫画です。(そのまんま)
『とろける鉄工所』のような職業漫画としての側面がありますし、
帯に「狩猟&ジビエ(野生肉)料理日記」と書いてあるように、グルメの側面もあります。
どちらも一般人には全く縁のない話なので、題材自体に新鮮味があるんですよね。
また、対象が自然に生息してる動物なので、そういう側面もある訳ですが
『山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記』 1巻 p6 岡本健太郎
よくある動物愛護的な生ぬるい話とは正反対の、実にリアリスティックな内容で特に好感が持てます。
『豚がいた教室』という映画がありましたが、この漫画も狩猟や料理を通じて
「これが生きるという事だ」というのを教えられてるような気がします。
単行本未収録の箇所ですが(追記:2巻に収録済)、個人的にはこの話に感銘を受けました。
『山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記』 イブニング2012年1号 p不明 (2巻 p24) 岡本健太郎
私は そんな狭量じゃないよ
お互い自然が好きな者同士だろ?
買ってきた魚を川に放流するような、単なる自己満足ではない、本当に環境保護、動物愛護の事を考えてる
「日本野鳥の会」はやっぱ違うな、と思いましたね。
まぁかなり規模の大きな団体なので、中にはおかしな人もいるでしょうけども。
獲物を捕らえた時に達成感がありますし、内容も非常にロジカル。
来年の「このマンガがすごい!」にエントリーされても不思議じゃないです。