週刊少年サンデースーパー増刊号201109
○ ニノ前しいの使い方
『末代まで!』のイラストも描いてただけあって絵が大分可愛らしくなってますし、
内容的にもテンポあってドタバタコメディとして確立されてると思います。
主人公がロボットということで『PLUG』と若干被ってる感はありますが、
あちらには「アイドルになる」という目標があり、こちらは目標が分からないgdgdな感じで差別化は出来てる...
んでしょうかね?
初回なのでこの評価ですが、サンデー作家さんでは本当に貴重なギャグメインの漫画をやれる方なので、
もうちょっとギャグを前面に出してくれれば。
この人の小ネタ面白いですしね。
というか、どう見ても『究極超人あ〜る』のリメイクですわなw
一番気になったのが2p目の「ラノベ作家から華麗に転身!」と、もくじの「元・ラノベ作家」。
小説家辞めたんですかね?
○ Instinct
熱いのは確かなんですけどねー... 何かが足らない気も。
○ ハヤテのごとく! りみてっど!
えー、あざとすぎw
まぁDVD/BDのオマケならこのくらいサービスした方が良いんでしょうね。
◎ 新選組秘闘 ウルフ×ウルブズ
いつのまにか自分が勝手に付けてた略称『WXW』が正式な略称に。(作者ブログ参照)
絵の不安定さがネックだなーと感じてましたが...
『新選組秘闘 ウルフ×ウルブズ』 週刊少年サンデースーパー増刊2011年9月号 p141 森田滋
さすがにこの裸はどうかなぁと(苦笑)
『進撃の巨人』くらいオリジナリティある人ならこんなんでいいんでしょうけど、
他の絵がノーマルなだけに違和感アリアリ(特に左肩)。男の裸、描き慣れてないんですかね?
とは言え、殺陣は読み応えありました。
新人さんですし、欠点あって当たり前なのでまずは長所をどんどん伸ばしていって欲しいですね。
○ クックドッポ
相変わらず地味ですが、「船上で料理することを前提に考える」着眼点の違いを見せるこの演出はお見事。
◎ 今際の国のアリス
トリック自体は大したことないものも「はあとのに」というランク付けで出せるこの設定はGood。
問題は難易度高いトリックを出せるか?という点ですが。
私ならしょっぱなボンベ使いませんけどねw だって最初に当たりならその後ゲームになりませんし。
ゲームのからくりに気づかずに助かってる演出がいいですね。
アップセット15
うーん、だんだん良くなってますね...
◎ G
これは熱い。
PLUG
『PLUG』週刊少年サンデースーパー増刊2011年9月号 p327 こじまたけし
絵はかなり見栄えが良くなってきてますね... やはり連載持つと違ってくるんでしょうか。
メガネ男子割といい感じですし(密かにbさん受けを狙ってる気がしますけどw)
触覚、武器の演出は良かったとは思います。
敵が来る→やっつける のワンパターンからは脱却したのも評価しますが、シナリオ面ではまだまだ地味かなぁと。
伏線や意外性、キャラの個性等、何かしら核になるものが欲しいです。
必殺技あるのはいいんですけどね。
◎ 動物がお医者さん!?
いやーもータイトルだけ何とかしてくれてたらなぁ...
今回は目的の違いを対応の違いとして出してる点が特に良かったです。これもロールプレイング。
つか、もの忘れが激しい人には指摘したらダメなんですね。密かに勉強になった。
◎ CRIMSONS
サメがあんな狭い所へ餌捕りに行くのかなぁというのが若干疑問。
反撃するシーンにリアリティは無いですが、あれだけ馬鹿馬鹿しくやってくれりゃ問題ないかと。
この辺りは人によりけりでしょうけどね。普通の読者はあまり気にしないでしょうし。
はるまげ
穴か塔、吊るすか登るかばっかり。
マンネリ自体はあまり恐れなくていい漫画ですが、ディテールもマンネリなのはちょっと問題。
少年n(読切) 松峯大樹
意外と面白かったです。
全般的に甘っちょろいので読む気があまり湧きませんでしたが、前半単調な分、かえって意外性が強調された感じ。
地味に絵も上手くなってますが、ストーリーは全般的に単調、意外性も良くある演出、まだまだかなぁと。
クラサン基準だと★3って所でしょうか。
宇宙犬ハチ公(読切) 舞嶋大
テイスト的には後藤隼平先生に似てますが、読切時の後藤先生に比べてもちょっと落ちますね。
共通点は達成感に爽やかさが絡んでること。この良さは今後も続けて欲しいですね。
課題は、絵に関してはもうちょっと女の子が可愛ければねぇ... 主人公はいいんですが。
内容的には起承転結の転が欲しかったような。
クラサン基準だと4に近い★3って感じでしょうか。