2011-01

カテゴリー作ったのにこれをやるの2回目、1回目は1年4ヶ月前という...


史上最強の弟子 ケンイチ
まぁこの漫画に関しては何も言うことはないですな。色気込みの格闘漫画をきっちりやれてます。
なしてわざわざ乳首券乱発してるのかがイマイチ分かりませんけれども。
売上落ちてるからって訳でもなさそうなんですけどね。


神のみぞ知るセカイ
いやもー文句の付けようがほとんどないです。
disってる意見を頑張って見ようとしてますが、批判のための批判だったり個人的な趣味の問題だったりと
マトモな意見が出てこないですなぁ。
主な批判として「昔の方がテンポ良かった」「マンネリ」「迷走してる」といった意見がありますが、
「マンネリ」と「迷走してる」が矛盾してるように、必ずしも批判する点が一致しないんですよね。
まぁ一致する必要はないんですが、してないって事は客観的な批判にはなっとらんって事にはなります。
「昔の方がテンポ良かった」という意見は(迷走してるも似たようなもんですが)妥当な意見ですが、
正直昔のテンポのままで行けば必ずマンネリになりますし。この辺りは仕方ないとはいえるでしょう。
個人的には今の方が断然面白いです。


昔の方がシンプル、今の方が複雑な構成なのは間違いないでしょう。どちらが好きかは好みの問題かと。


最上の明医
リニューアルに失敗しましたなぁ売上的に。
正直なところ、ヤンキー成分入れたのは失敗でしたね。
器用な作者さんですが、ヤンキー成分までタスクを任せるのはさすがに無理させすぎだったと思います。
結局ヤンキー成分抜いて命医っぽくシフトして内容的には立ち直りましたが、今後売上に響くでしょうなぁ。


最後は?ストレート!!
前作『GOLDEN AGE』も好きだったんですが...地味で展開も遅いですなぁ。
内容的にチェンジアップを投げてないで、最初からストレート投げないと今後ヤバいと思います。


戦国八咫烏
地味さを払拭するためにトンデモ戦国バトル路線へ。
これが吉とでるかはまだ予断を許さないところですが、内容的には良くなってると思います。
トンデモ分でリアリティに欠けるところを、戦術的なリアリティで補強する辺りは上手いです。
とは言え、『MISTERジパング』と辿る経緯が同じなのでやはり不安が...
椎名先生が「あの作品打ち切りではない」と言ってはいますけれども。
まぁ、地政学的になしてイキナリ佐渡島なんですが、と言いたくはなりますがねw


○ ARAGO
初めはスルーしてましたが、途中から絵がスッキリ読みやすくなってきました。
内容的にもスッキリと。
ジョーが関わりだしてから俄然面白くなってきていますが、こちらもスタート失敗組みなのでどこまで巻き返せるか。


名探偵コナン
まぁ今更何も言うことはないでしょうw
末永く続けてもらってこれからもサンデーを支えてください。
ちなみに、読んでません。


国崎出雲の事情
基本的にはスルーしてます。本来のターゲットは中二女子ですが腐女子の方々にもって感じですしね。
ただ、内容的にはこのターゲットをガッチリ掴む構成にはなってると思います。
内容的には◎付けてもいいかもしれません。
個人的な見方をすれば、腐女子向け『ハヤテ』ですね。


ハヤテのごとく!
世間的にはラブコメ路線から退潮気味な点が批判を浴びてるようです。
まぁ私もギャグ路線が若干希薄になってる点が微妙ではあるのですが、
それ以上に複数のキャラ視点を複雑に描いてる(特にカップリングの変化)辺りが好きだっただけに、
そういう演出が減ったのが残念です。
アテネしかり、ルカしかり、今の展開は網目を広げるために糸を伸ばしてるっていう感じなんでしょうかね。


屋敷を追い出されて同人誌を作る、という流れは恐らく初期からの設定なんでしょうが、
内容的に『バクマン。』に対抗してるのかな?と考えると若干不安です。
今のままでも十分面白いんですが、そういうタスクを負わせるってのは何か違うのではないかなと。
この作者にはもっと面白いものを要求したくなります。


鋼鉄の華っ柱
西森先生の作品で面白いと思った作品はないんですが、これもそのうちの一つですな。
割といつものテイストは出てると思うので、しっかり売上だしてくれればそれでいいです。


結界師
相変わらずのクオリティ。何も言うことはにです。
物語も佳境なんで、ギャグ面はもう出せんのでしょうな。そこだけが少し残念です。


境界のRINNE
結界師とは逆にギャグ面で押してる作品。よっぽど『犬夜叉』がキツかったんでしょうかw
これはこれで面白いんですが、売上的に失敗してるのが気がかりです。


◎ マギ
砂漠編でつまづきましたが内容的には見事に復活。
いや、初期以上の内容ですな。
正直ダンジョン攻略を続けるには厳しいだろうと思ってたので、政治的なエッセンス入れつつな構成は高く評価します。
この人もギャグやれる人なので、たまにはそういった所を出して欲しいですね。
完璧にシフトするのはご免こうむりますがw


アラタカンガタリ
初期は宗教臭さがどうも鼻に付きましたが(ブログ名的に人のことは言えない)
最近はそうでもないんですか...ね?
まぁこの漫画も『出雲』同様中二女子向け漫画なのでスルーです。


MIXIM11
西森先生同様、安西先生の漫画も面白いと思ったことないんですよねぇ。
弟子の星野先生の漫画は面白いと思ってるのに。(MÄRΩは微妙でしたが)


絶対可憐チルドレン
椎名ワールドを存分に発揮できてるとは思います。
どーも個人的にはパンドラとバベルの距離が近すぎるのが性に合わないんですけど、
皆本と兵部が薫との三角関係になるにはこうするしか無いと考えると仕方ないんでしょうねぇ。


構成的には現役の漫画家さんの中でも屈指のクオリティだと思ってます。
最初に4コマ2本置いて、読者の需要が高いキャラ描写を押さえつつ中身はストーリー重視。
男性にも女性にも読まれるようにと、皆本を頂点としたハーレム、薫を頂点とした三角関係と二つ用意。
共感を呼ぶエピソードを盛り込みつつミステリーな要素も外さない。
ファンタジーを混ぜたリアルな漫画と、これ以上ないくらい丸い(尖ってないという意味で)です。
昔、『椎名百貨店』という四コマ漫画を連載してましたが、正に百貨店的な漫画だと思います。


はじめてのあく
相変わらず地味に面白いラブコメ
個人的には好きな漫画ですが、これより先に切らなければならない作品が山ほどあるのがサンデーの現状かと。
バトル展開も失敗に終わりましたし、後は打ち切られないように頑張って耐えるってな感じなんでしょうか。
内容的には地味にレベルアップしてます。
前作『こわしや我門』のGHKの賑やかさを彷彿とさせるワイワイ感を出してきて面白くなりました。
その代わり単調になりがちだったので、もう少しマンツーマンを増やした方がいいんじゃないかと思ってたら
最近はワイワイ感を減らしてマンツーマンを増やしてきてます。
でも個人的にはちょっとマンツーマン増やしすぎです。(クレーム多いなw)
比率的にはそれほど悪くはないんですが、このくらいの割合ならサブキャラのマンツーマンをもう少し入れた
方がバランス良くなるとは思います。
できればサブキャラから見たキョーコ、ジローを描きつつ。


とは言え、こういった変化も読んでなかった人を取り込める要素ではないですからねぇ...
もう少し抜本的なアイデアがあればいいんですけれども。


× 怪体真書
確かに絵は綺麗なんですけどね...特にカラーとか。
いくらなんでも『アーティスト アクロ』より地味ってのが。
間違いなく1年で終了でしょう。


月光条例
実は藤田先生の漫画も面白いとは(ry
あ、『からくりサーカス』の途中までは読んでたか。
たぶん『ムシブギョー』と入れ替わりで終わると思います。


DEFENCE DEVIL
こちらも開幕躓き組み。
最近はいかにも原作ニダーさんっぽい感じは薄れてるような気はします。
正直ほとんど読んでないので詳しい批評は控えます。


オニデレ
ぶっちゃけ『はじめてのあく』と被ってる感はありますw
個人的には、ギャグメインの漫画としては健闘してると思います。
「絵が下手」もしくは「作画が不安定」だと言われ続けてますが、作画が安定しないのは変わり続けてる証拠ですしね。
紆余曲折はあれど確実に画力は上がってます。
内容的にもアンジー回以降はハズレ回がないですし、爆笑できる回も2ヶ月に1回以上の頻度であります。
(こういう書き方だと伝わらないかもしれませんが、自分的にはかなりの高評価です)
アンジー回やってから、キャラのロールプレイが上手くなってるんですよね。
最近はMS・DOLLSの小芝居まで導入して、益々確実性が上がってる印象です。
まぁMS・DOLLSも最近マンネリ気味なので、小芝居ばかりに頼らずに、あくまでパターンの一つとして続けてもらえたら。


× T.R.A.P
超での短期連載『未来のフットボール』は面白かったんですけどね...
ミステリーと混ぜるのは不安だと連載開始前から危惧してましたが、
まさに「期待は裏切られ予想は裏切らない」展開。
タイムスリップの要素は残しつつ、舞台を100年前ではなく50年前くらいにして、監修付けてロジカルにやってれば
傑作になる可能性もあったのになーと思うと残念です。


やはりミステリーと混ぜるのは無理がありましたね。
『未来のフットボール』は短期連載だったので、核心部分を上手く誤魔化してボロが出ずに済みましたが、
さすがに連載となると引き伸ばしだけでは持ちませんでした。
『LOST MAN』も謎の部分を一旦脇に置いて、試合のシーンを増やして持ち直してきた感ありますし、
ミステリーとスポーツは混ぜるな危険だと思った方が良いのかもしれません。
もしくは、もう一つ二つ何か工夫が必要なんでしょう。


× 喝!! ワシが師匠ぜよ!(旧電クラ)
そもそも
「将来なりたい職業にプログラマーがランクインした。
だからゲーム会社に勤めてた作家にそういう漫画を描かせよう」
という発想がね...
学校生活の「あるある」を集めてギャグにする、という方向転換をしてマシにはなりましたが、
(これは恐らく担当の手柄)
この人がやってる限り面白くはならんでしょうなぁ。
密かに絵は上手くなってます。