神セカSS没ネタ晒してみるテスト
FLAG.118で桂馬とハクアのペアが組まれることになりました。
以前から「桂馬とハクアで組ませるべき」だとskypeで喋ってた人間としては非常に嬉しい展開ではあるのですが．．．
密かに中々そういう展開にならずにやきもきして「こうなったら自分でSS書くか」と準備はしてたので（当初はブログの予想という形でしたが）、
そのネタが没になるという残念なことにもなりましたｗ
こういうのは思いついたらとっととやれって事ですなぁ。
大したネタでもないので隠しておきます。
ブログでは桂馬とハクアのペアについて一言も書いてませんでしたが、twitterでは書いてたので引用しときます。
LCの知識ないのはいいんじゃないかな。個人的にはLCが実は役にたってるというのを、桂馬とハクアで組んで掛け魂を出す回を作って表現してほしいんだが。
この辺りのアイデアはもう頭の中では揃ってるんだけど、なかなか記事として纏まらない。
要約すると、LCの良さは「羽衣の使い方」「コミュニケーション能力」「掃除能力」（料理は．．．）の３点。
羽衣はハクアのように戦闘or情報収集の為に使うのが本来の使い方だと思う。それをLCは遊びで使ってるけど、それこそが桂馬にとって必要な羽衣の能力。ハクアにはできそうにない。ノーラも恐らくハクアと似たようなもんだろう。
コミュニケーション能力は描写されてるので省略。羽衣で情報収集できない（桂馬が孤独なのもあるけど）のを補ってあまりある。
掃除能力だけはイマイチつかいこなせてないけど、実は掃除することによって駆け魂があの付近に集まり易くなってたんだよ！ という設定を思いついたら「GS美神」で全く同じキャラがいたｗ という話を書く予定です。リハビリと共に。
@GRGR_ 2009年8月25日
これだけではちょっと説明不足な気がしますので補足します。
羽衣はハクアのように戦闘or情報収集の為に使うのが本来の使い方だと思う。それをLCは遊びで使ってるけど、それこそが桂馬にとって必要な羽衣の能力。ハクアにはできそうにない。ノーラも恐らくハクアと似たようなもんだろう。
あくまで想像ですが、悪魔の学校では羽衣をもっとダイレクトに役立つ使い方を教えてると思うんですよ。
『神のみぞ知るセカイ』 7巻 p51 若木民喜
これはノーラの特殊能力ですが、例えばこんな感じで。
駆け魂大脱走が10年前の出来事なので、悪魔の学校が駆け魂狩りに特化した能力を教えてるとは思いませんが、
基本的には戦闘や情報収集等の実用的な羽衣の使用法をまず教えてるとは思うんですよ。
確かにLCが得意な偽装も使える能力ですが、桂馬のようなバディーでないとあまり使われない能力でしょうし。
個人的にはLCが実は役にたってるというのを、桂馬とハクアで組んで掛け魂を出す回を作って表現してほしいんだが。
LCが単に羽衣で偽装しても「いつものこと」なので、ハクアが羽衣で偽装できないとなればLCの能力が役に立ってるというのを表現できます。
LCは掃除や料理などのお嫁さんスキルのみ高いですが（偽装は裁縫でしょうか）、だからこそハクアが苦手だと考えられます。
一見ハクアが主席で卒業したのと矛盾しそうですが、家庭科的なものが苦手でも成績にほとんど影響しないと考えれば何ら問題ないでしょう。
ただ、これだけだとハクアが単に使えない人になっちゃうので、ハクアなりの能力の活用方法も考える必要があります。
私が考えたのは、桂馬がギャルゲーの知識を基に攻略してますから、ハクアの能力でリアルをギャルゲーに近づける方法です。
『神のみぞ知るセカイ』 1巻 p43
とは言え、セーブロード可能なんて能力はあまりにも強すぎますし、
バックログ（ゲーム的には過去の文章を読み直す機能のこと）もあると便利ですが、決定的な能力という訳でもありません。
『神のみぞ知るセカイ』 3巻 p127
ただ、これに近いことは既にやってるので、安心してこの能力を使うことができます。
モノローグが読める、なら決定的な能力ですが、ノーラの特殊能力と若干被り、栞編で少しの反応でモノローグを読み取る描写があるのでこれも使いにくい。
とまぁ、この辺りも詰めきれてませんが、例えば好感度などのパラメータを表示できるとか、何かしらやりようはあると思います。
とりあえず思いつかなかったので、ノーラが考えてることをビジュアルのみで表現できたように、
ハクアにも何かしらの制限付きでモノローグが読める、くらいで何とかしようと思ってました。
コミュニケーション能力は描写されてるので省略。羽衣で情報収集できない（桂馬が孤独なのもあるけど）のを補ってあまりある。
LCは上に引用したように、羽衣での情報収集はできませんが、学校に溶け込んでるので友達からお話を聞くという方法で
何度か情報は得ています。
ハクアは羽衣で情報収集する、で問題ないでしょう。
掃除能力だけはイマイチつかいこなせてないけど、実は掃除することによって駆け魂があの付近に集まり易くなってたんだよ！ という設定を思いついたら「GS美神」で全く同じキャラがいたｗ という話を書く予定です。リハビリと共に。
蛇足になりますが、前々から
「人間界に駆け魂が6万くらいしか存在しないのに、舞島高校付近だけであれだけの駆け魂がいるのはバランス的におかしい」
と考えてました。
原作では恐らく「特異点」だからというのがその原因になるんでしょうが、それが描写される前のことでしたし。
『GS美神 極楽大作戦』 26巻 p74 椎名高志
で、こんな感じの設定を考えたんですが、一ヶ月くらい経って「これってGS美神にあったよなぁ」と気付いたって話です。
それはともかく。
SS書く上でネックになったのは、LCをどうやって外すかという点と、攻略対象キャラをどうするかという点でした。
桂馬とハクアとで組ませるそもそもの目的は、LCが実は結構能力あるってのを表現する為だったので、
桂馬とのバディから一旦外れる理由もLCが使える存在だからにしたいという希望がありました。
私が注目したのは掃除能力。今のところこの能力が攻略で役に立ったことは無いですしね。
これが必要とされて．．．という展開を考えようと。
地獄でテロが起きて、動力源っぽい施設が破壊されてこれの後始末に．．．というのを思いつきましたが、これだけでは弱いと。
つらつら考えた結果、後処理が遅々として進まないのでLCとハクアが派遣され、LCがゴミを分別回収して、その中に証拠となりそうなものをハクアが見つける。
LCが桂馬に「もう少し時間が掛かりそうです〜」などと地獄の回線を通じて桂馬と喋ってる途中で、桂馬がハクアに状況を尋ね、
桂馬が二次テロの可能性を示唆。ハクアがその辺りは対応してると反論するも、桂馬が穴となりそうな施設を指摘。
ハクアが未然に防ぐ手立てをするものの二次テロが発生。
これの責任を取る形でハクアが降ろされて、桂馬のバディ一時兼任として人間解に戻され、替わりにノーラが派遣される。
ハクアは汚名返上するために何とか駆け魂狩りで成果を上げようとする。
後で二次テロの被害を最小限に抑えたことを評価されて最終的な処分はされず、逆に表彰される．．．
てな展開を考えてました。
攻略キャラも悩みました。
折角だからLCではなくハクアだったから攻略できた、みたいな要素をキャラクターにも織り込みたいので、
ハクアと何かしらの共通点があるキャラの方がいいなぁと考えてました。
だったら記号的に似せようかと。幸い攻略キャラには委員長的キャラはいないのでこれでいこうと。
性格的にハクアに似せる反面、外見的にはハクアとはちょっと違う形がいいかなとかまぁその辺りはどうでもいいですが。
問題はココロのスキマをどうするか、ですね。
ハクアと共通点を出しつつ、違うものにする。この按配をどうするか悩みました。
ハクアが学校では上手くいってたのに、現場に出たら全く上手いこといかないことが悩みでしたが、
攻略キャラは中学までは上手く行ってたのに、舞島高校に入学してから桂馬に成績を上回れてたのがスキマが出来た原因だと最初は見え、
桂馬をライバル視してるのに桂馬からは全く無視されてることに腹を立てたことがスキマを広げる原因だったとかで、
最終的には自分が信頼できる人が回りにいなかったことがココロのスキマだったという結論にしようと。
結論に関してはハクアと全く同じ状況にしようかと。ハクアとLCの絆の再描写にもなりますし。
でまぁ細かい設定を徐々に詰めてる段階だったんですが．．．
FLAG.118で全部パァですよｗ
特にLCの外し方が「かのんの影武者」という、LCの能力をフルに発揮しつつ、LCがかのんを演じるというテーブルトーク的要素を絡める。
と、必然性がありつつ萌えポイント的にも効果的な演出をされて、やっぱ若木先生には敵わないなぁとｗ
桂馬とハクアがバディ組むの理由もやられました。
LCもディアナも動けないという必然性があり、なおかつピンポイント攻略する駆け魂狩りではなく、
広範囲にいるキャラをいかにリサーチするかという能力が必要となりそうな女神探しの為に組む、というアイデアが素晴らしいです。
『神のみぞ知るセカイ』 6巻 p32
まぁこのシーンがハクアの調査能力の現れかどうかは分かりませんが。
この能力を生かそうとして、神セカ小説1巻の天美透のような神出鬼没キャラにしようとしてドツボに嵌ってた私とはえらい違いですわｗ
