さよなら絶望先生 #3-12

3期も残すところあと1回。
原作に忠実で物足りない面がある反面、原作自体が面白い回をチョイスしてるので満足な面もありました。
ただ、何回かそのチョイスが個人的にあまり面白くない回が続いた時もあったので、
すげー面白い回と、まぁ普通かなぁという回との差が激しかったような気もします。

個人的には原作をクラッシュするようなCパート的なものはたまーにやるくらいで、
原作を崩すくことなく、アニメでしか表現できないようなネタを増やすか、アニメの放映時期に合わせた時事ネタを入れてくれればベストなんですけども。


で、今回はすげー面白い回。
OPであれ? 季刊エスで『いけないカエレ先生OP』を最終回の一回前にやるという話だったのに差し変わってないじゃないの。
と肩透かし。


Aパートは原作170#『三次のあと』
シュレディンガーの猫に関するネタでした。個人的には

シュレディンガーのお嫁さん、ココの見せ方にちょっと工夫が欲しかった気がします。
このネタ気に入ってただけに。
例えばスクロールしつつ各キャラに描いてある文字をアップで見せる、とか。
細かい話ですが、10,008は原作の時点での日付なので、ここはアニメ放映時の日付に変えて欲しかったですね。
どれだけ増えたか分かるというのもある意味絶望的だしw
DVDなら各局放映時期が違うという難儀なこともないので、修正してくれるといいなぁ。

「いいなぁ奈美ちゃん、いろんな可能性があって」
この可愛らしく喋りつつ、嫌味な感じを表現してる後藤(強)さんの演技が良かったです。


Bパートは原作#178『葬られ損ねた秘密』
にょんたかねっとさんでこの話やるというのを見てびっくりしたよw
確かにヤヴァいネタではありますが、具体的にどうこう書いてないのでしらばっくれる事はできるんですよね。

見開きでミサイルを中心にぶち抜きコマを回りに配するというあのコマをどう再現するのか?と興味津々だったんですが、
割と忠実に再現できてたと思いますね。
個人的には初めはもうちょい回転のスピード遅くした方がよかったと感じましたけど。

放映、できるんだ... 10年前なら確実に訴えられてたと思いますけどねw

曲をどう表現するのかというのも興味津々でしたが、
この盆踊りとも「例えるなら何かこう偉大な方をたたえるような感じ」な歌とも取れる曲は素晴らしかったと思います。
誰ですか作曲したのは。

さ、さのすけーーーーーー。
wikiによると

爆破されたのは、十字架に磔にされたさのすけ(ただし、アニメスタッフが爆破用に用意した偽物)。
火花の出る爆発1回と爆炎の出る爆発2回の計3回別々に爆発しているが、最初の爆発以外さのすけが置かれていない(二回目の爆炎の直前にさのすけのカットを差し込むことで爆発したように見せている)ので、用意されたさのすけは燃えてはいないと思われる。

らしいのでご安心を。


Cパートは原作#183話『閉門ノススメ』後半

最近だんだん普通でなくなってる奈美ですが、これはいいなぁ。
ああもちろん新谷さんの演技も良かったですよ。
オチもちゃんとしてる良い回でしたが、まぁここで語ることはあまりないですね。


でもってここで気づく。今回えらいテンポ早いなーと。
まだ結構時間が残ってるってことは...


えかきうたは立木さんとMAEDAX R。

Pink RocksのTシャツ着てるのは嫌がらせとしか思えないw
まぁ実際のPink Rocks Tシャツはいわゆる新谷カラー、黒地にピンクの文字なんですけども。

さすがにプロ。髪型みたときはちょっと変かな?と思いましたがちゃんと絶望先生

で、いつのまにかブラとブリーフに着替えてエンド。パンツに手を突っ込むなwww

まぁ「ファー」のときも手を入れてましたが。


Dパートは単行本第十五集巻末のおまけページ「いけない!カエレ先生」

ここに持ってきたのかw
確かに、これならOP差し替えるのとは違って、時間使える分作画に余裕がでるな。
まぁかなり凝ったOPになってるから楽してるという訳ではないんですけども。


OPの曲は「暗闇心中相思相愛」のC/W「プライベイトレッスン」

「豚のご飯」でも思ったけど、やっぱり上手いなー。
これがアニソンじゃなくてオリジナルを歌うと微妙なのは何でだろう... 「You&Yu」とか。
単に曲の問題なのかなぁ。クオリティという意味より、ぶっ飛んだ小林ゆうを出せる楽曲という意味で。

こういうシーン入れられるんなら、『かってに改蔵』もやれるんでは?と思えてきた。
というか臼井くんやってる時の上田さん生き生きしてるなぁ。
でも臼井くんと聞くと今は臼井先生の訃報が想起されるので純粋に楽しめなかったり。

お色気成分さえ入れたらマジでやれるんじゃね?改蔵


エンドカードは田嶋昭宇先生。

なるほど大物だ。『BASARA』、もとい『MADARA』のひとですね。