タッコク!!! 1巻
- 作者: 福地翼
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/09/17
- メディア: コミック
- クリック: 35回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
悪くはないなぁとも思ってましたが。
『うえきの法則』も神器を使った辺りから微妙だなーと思って読んでませんでしたし。 サンデー超に連載しつつ、クラサンに載った段階では「ちょっと面白くなってはいるなぁ」程度でした。
3話目まではね。
『タッコク!!!』 1巻 p107 福地翼
設定自体は読み切りの段階から何も変わってません。ただ、ノリが4話あたりからはっちゃけてきたというか。
例えば第4話。
構成が第1話の後は2-3話、4-5話と2話構成なので、4話でもご新規さん対応で設定の説明を入れてます。
で、ふーんとか思ってページをめくると
『タッコク!!!』 1巻 p108
これですよw これ見て「あ、化けるかも」と思いました。
実際5話が個人的にはかなりツボ。
『タッコク!!!』 1巻 p131
戦った奴は口をそろえて「気づいたらすでに決められていた」といったという魔球だとさんざんアピールしといて
『タッコク!!!』 1巻 p132
コレだもんなw たしかに意表突かれるわ。
『タッコク!!!』 1巻 p134
で、そのくらいなら慣れたら集中できるんじゃね?と思わせといて
『タッコク!!!』 1巻 p135
こんなん、笑わずにいられるかってぇのw
インターバル回を入れるあたり(6話)、ある程度ワンパターンも回避できそうですし、
7話では中ボスと思しきキャラを出したりと、長期連載にも耐えうる構成にもなっています。
正直、1巻の内容だけだと買うかどうか悩んだところですが、8-9話もかなり面白かったのでとりあえず買ってみることにしました。
結局のところ、いかに面白い「魔球」を出せるかだと思うので、そこはしっかり頑張って欲しいものです。
魔球以外でのインターバル回や伏線とかはちゃんとやれるでしょうから、心配はしてません。