ゲッサン200910

個人的な評価は

◎アオイホノオ　アサギロ　信長
○とある　ハレルヤ　リンドバーグ　マコト　月の蛇

だんだん評価固まってきたので、来月魔王コンビが掲載された後はこのパターン止めるか。

○とある飛空士への追憶
前回も書きましたが、評判良い原作なだけに内容は良いんですけどね。
作画がなぁ。そんなにアシスタント入れられないからってのはあるんでしょう。
カラー4pもあった分、今後は白黒のところで描き込みが増えるといいんですが、連載の準備期間があってコレという考え方もできるわけで。
『とある飛空士への追憶』 ゲッサン2009年10月号 p1 原作 犬村小六 作画 小川麻衣子

さすがにちょっと適当すぎる感じがｗ
機体の丸みが感じられないんですよね。縦の継ぎ目がないから。
『月の海のるあ』 1巻 野上武志

そこそこ漫画家としてのキャリアがあり、生粋のミリタリーマニアである野上武志先生と、大卒して連載１年目の作家と比較するのも無茶ですが、
せめてこのくらいやってやろうという気概が欲しいです。
単行本が出て、アシスタント雇えるようになれば少しは良くなってくるかもしれませんがね。

とは言え、飛行機の描写よりも主人公とヒロインの関係をいかに描けるかがこの漫画の肝なわけで（たぶん）
その辺りの雰囲気は出せてると思います、って考えるのは信者寄りなのかなぁ。

○ハレルヤ！　オーバードライブ
長くなったので別記事で。

まねこい
なるほろ、麻丘めぐみリスペクトなのか。
まぁ何故朝丘めぐみリスペクトなのかさっぱり分かりませんが。
名目上の編集長、林正人さんがファンか何かなんですかね？
素直に考えれば本人がファンってことにはなりますが。

内容的には低空飛行だと思うんですが、掲載位置妙に高いのはなじぇですか。

○リンドバーグ
何も言うことはございません。
次回から、いかに世界観を描写できるかでしょうね。

ここが噂のエル･パラシオ
お色気ちゃんと出しつつ、キサラギにフォーカス当てる展開。構成自体は良いと思うんですよね。
ただ、ストーリーにインパクトが欠けるのがちょっと残念。
日常パートはまったりと、というのならいいのですが、折角スポーツ系の漫画なのですから熱血を出す回も出して欲しいところ。
各キャラを説明してからでも遅くはないですが。

◎アオイホノオ
大物でまくり。面白くない訳がない。
オタのこだわりを描いてるのにも関わらず、たぶん元ネタ知らなくても通じる分かり易い演出。
さすがです。

◎アサギロ
『アサギロ〜浅葱狼〜』 ゲッサン2009年10月号 p257 ヒラマツ・ミノル

この台詞に尽きるでしょう。格好良すぎですわｗ

よしとおさま！
ゲッサン謎のプッシュその２。
こちらも徐々によくはなっていますが相変わらず低空飛行な印象。
『モチモチ』と比べるとなぁ．．．
『よしとおさま！』 ゲッサン2009年10月号 p294 四位春果

この漫画で初めて笑ったけど、SZBHで某ボイスセラピストがこのネタ喋ってたから、だからなぁ。

イボンヌと遊ぼう！
劣化版『ぱにぽに』という説明で必要十分だと思ってます。

○マコトの王者
今回赤い方がバカすぎて、ちょっと引くなぁ。
笑いに繋がってる訳でもないですし。
青い方は中々面白いんですけどね。

No.1海堂
１回目だけだったなぁ．．．
魔球漫画で攻めた方がいいと思うんですけど。

ヤニ少女、月夜を翔る
作者のマツセダイチさんでググッたら３件ヒット。同志社漫研か？
p402の受賞コメントに「上京して初めて描いた漫画」と書いてあるので、在籍中ではなさそう。卒業生の可能性はありそうですが。
絵もストーリーもそれなりに雰囲気は出せてる感じはします。クラサン新人王のフォーマットでいくなら星３〜４ってところでしょうか。
ただまぁ、メジャー誌向きじゃないような気もしますけどね。ゲッサンがメジャー誌じゃないからいいのかなｗ

○月の蛇
普通に面白いですが、話の展開上仕方ないとは言え矛を持った瞬間あっさり２人斬ったのがちょっと残念。
格闘の攻防が面白いと思ってるだけに。
まぁ矛持つ前にやられてるところ描写したりはしてるんですけども。
『月の蛇』 ゲッサン2009年10月号 p439 中道裕大

前回も水浴びのシーンがありましたが、人気のためにも１シーンこういうお色気は入れて欲しいですね。
個人的には２シーンも要らないですが。
『月の蛇』 p466

「私を虎と呼ぶな！！！！」（『JESUS』）の逆ですか。決め台詞化してもいいんじゃないですかねコレ。
「バカ者」は既に口癖ですけども。

第三世界の長井
もうあれだ、設定を読者から募ればいいんじゃないですかね？
それで面白くなるかどうかは責任持ちませんが。

ヒーロー抹殺＠れいゆ
スレにも書きましたが、本名は森太平。東京工芸大学メディアアート工芸学科１年。
２ヶ月前の読み切り『おとめジェノサイド』比べてはるかに良くなってますなｗ
これが若さなのか？
ただまぁ星１つが星３つになった感じですわ。問題はこのレベルからどう上手くなっていくかですね。
起承転結のメリハリがないのは相変わらず。かなり改善してるとは言えますが。

◎信長協奏曲
『信長協奏曲』 ゲッサン2009年10月号 p673 石井あゆみ

やられた。この展開は読めないとなぁ。
信長と斉藤道三が妙にウマが合ったという歴史的史実を、タイムスリップで未来からやってきた共通点があるという設定にするとは。
文句なく今月のピカイチ。