FLAG.67

のっけからミスの指摘するのも心苦しいですが
『神のみぞ知るセカイ』#67 週刊少年サンデー2009年41号 p81 若木民喜

扉にミスがあるとまず触れない訳には。
図のような位置にビー玉があったら、私でも不思議と思いますわｗ
意図としては、飲み口とくびれの部分の間にビー玉を描くのが正しいでしょう。
以前にも表明しましたが、この手のケアレスミスは指摘するけど、非難はしない方針です。

『神のみぞ知るセカイ』#67 p89

コレが股裂け人形だったら完璧に『かってに改蔵』の名取羽美なんだけどなｗ
まぁ頭もげる方が分かり易いでしょうが、少しオマージュして欲しかったという気もなくはないです。
ただ、サンデー出て行った作家さんにリスペクトするかどうか怪しいですけれど。

『神のみぞ知るセカイ』#67 p89

これは笑うわｗ　お見事。
にしても目が全く同じでも眉と口だけで表情だせるんだなぁ。

謎のほうは、伏線としてはこの５つなんでしょうけど。
『神のみぞ知るセカイ』#67 p84

「幽霊みたいなのは駆け魂センサーに反応してない」
ただ、駆け魂センサーがいつ反応するかイマイチ明らかにされてないので難しいところ。
今までの例を見ると、近くにいたら常に反応する訳ではなく、何かしら動揺した際に反応できるようですから。
なので、日永のおばあちゃんに憑いてる可能性はあるでしょう。
愛梨ちゃんは「ヤンデレ」の「ヤン」の部分が出てるので、彼女に入ってたならそこで反応しそうではあります。
『神のみぞ知るセカイ』#67 p91

「私の娘の子」
これはおばあちゃん曰くだからなぁ。それが本当かどうか分かりません。普通の人はそこまで疑わないのかもしれませんが。
前回の記事で「日永愛梨」と書きましたが、娘の子なら婿養子か離婚してない限り「日永」姓じゃないですな。
『神のみぞ知るセカイ』#67 p93

昔の服装、現在の服装。
どっちの服装も今なら着られるわけで、これも何とも言えません。
『神のみぞ知るセカイ』#67 p93

「駆け魂の作用で出たものでも、持ち主が遠くにいたら、センサーは反応しないかもしれない」
あくまで桂馬の推測なので何とも言えませんが、このテの推測は今のところ外してないのでこの通りだと見ます。
もちろんミスリードの可能性は否定できませんが。

いくらでも深読みできるのがココ。分かり易いところから説明。
「年寄りはもう孫くらいしか楽しみないからね」
一般的なことを語ってますが、お婆ちゃんが駆け魂の作用で孫を作ったとも考えられます。
ただそうなると、この駆け魂は転生不可になっちゃいますがねｗ　さすがにお婆ちゃん上がってるでしょうし。
仮に伏線だとすれば、娘が家にいて、お婆ちゃんに孫作ってとせがまれたが故に孫の形をした駆け魂を作ったと考えた方が無難でしょう。

「一ヶ月も前から作ってたよ」
まぁ話を聞いたとか、見たという風にも考えられるのでスルーするのが普通でしょうが、
深読みすると、「どうして桂木のじいちゃんが部屋の中に篭りきりなのに見たかのように言うのか？」と取れなくもないです。

一番の謎が「桂木のおとーさん」
おじいちゃんの誤植の可能性もありますが、間違ってないとするならば、
桂木のじいちゃんを日永のおばあちゃんが「おとーさん」と呼ぶのは明らかにオカシイ訳で。
で、ついうっかりお婆ちゃんの呼び方ではなく、自分が呼んでた呼び方を使ってしまったと。
となると、娘が駆け魂の作用でおばあちゃんの幻像も作り出している、と考えられます。
ただ、dlswさんが「家父長に対してはおとーさんと呼んで何ら不思議じゃない」と言ってたので、穿ちすぎかもしれません。

まぁぶっちゃけ後だしじゃんけん可能な描き方してるので、完全に読みきるのはほぼ不可能ですがね。
それが悪いと言ってる訳ではないですよええ。『名探偵ポワロ』なんてほぼ後だしじゃんけんでしたし。