クラブサンデー 新人王決定戦 第3週後編



フィールドのハリネズミ

フィールドのハリネズミ

高橋拓也
(C)Takuya Takahashi/Shogakukan 2009

ユースに入団することを目指すトンガリ頭の忠太は、用具係と偽ってもぐりこみ、なぜか練習試合に出してもらえることに。そのユースには、以前チームメ-トだった森住がいて……。 瀬か低く、キック力もない忠太が見せる、煌めく才能とはいったい……?新型サッカー英雄読切38P!!

posted with EmbedSunday on 2009-08-17

★★☆☆☆
試合の前で読む気無くしかけたよw
水を買って来いと言われて主人公が買ってくるんですが...
『フィールドのハリネズミ』p5,p6 高橋拓也


10kmを往復してたったの20分ってことは、60km/h。どんだけ超人ですか
ちなみに10,000mの世界記録は26分17秒53、女子で29分31秒78。ほぼ3倍のスピードってどこのシャアですか。
しかも復路は大量の水持ってですからねw
ああそうか、漫画では描かれてないけどきっとバイクか何かで飛ばしたんですね。


...そんなエピソードいらねー。主人公にスタミナがあると印象付ける為のエピソードなのに。
確かに揚げ足取りと言われればそれまでですが、いかに深く考えてないかって事ですよ。


へなちょこシュートも、俯瞰だけだとあんまり笑えない感じ。GKの表情を出せば少しはマシだったんでしょうけど。
オシムの「水を運ぶ選手」をそのまま水を運ぶエピソードにするってのも工夫が無いですしねぇ。
せめて主人公がいない時はパスが各駅停車になってたことを表現すれば、いかに水を運ぶ選手が大事なのか伝わったんですけども。
まー、うんこ物語(サンフレッチェの柏木選手。由来はググレ)みたいなプレイスタイルの選手好きなんですけどね。
どうせなら
「彼にはスピードも、パワーも、高さもないが… 努力で補える能力は全て持っている」という風にして
例えばつま先でのパスを難しいトラップで止めたりとか、スペースを狙う動きに優れてるとかをちゃんと表現すれば
もう少し良くなったかな、とも思います。ハートとスタミナだけでは何かもう一つ感が。




ポーターズ

ポーターズ

深代千唐
(C)Chikara Fukashiro/Shogakukan 2009

恐竜や怪物が跋扈する不思議な世界で、運び屋を営むレインとクラウド。法外な運賃をボッタくる2人が繰り広げる新感覚運び屋コメディー!

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★☆☆☆☆
絵やコマ割に関しては別に問題ないと思うんですよ。鳥山明風とは言えドラゴン妙に格好いいですし。
ただ、お話が...致命的にダメですね。どう直していいかというコメント不能なくらい。
どの辺が面白いと思って描いてるのか分かりません。ひょっとしてタマゴ?
オチも何だか微妙ですし。後半のチェイスシーンはちょっと良いかなーと思わなくもなかったですが。
星0にしようとおもったら「選択項目は必ず選んでください」ってメッセージが出たので仕方なく星1付けました。




HERO事始!!

HERO事始!!

高倉陽樹
(C)Haruki Takahashi/Shogakukan 2009

ヒーローになりたい!そんな願いを叶えてくれるセールスマンが現れた!!ところがその男はなんと悪魔!!ヒーローに変身するためのアイテムをいろいろ売りつけられるが、その代金は自分の記憶!記憶なんてなくてもいいやと、どんどんアイテムを買えそろえる主人公だが・・・人間の欲望の果てには何が待っているのか?ちょっぴり泣ける不思議な物語!

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★★★☆☆
絵に関しては問題ないと思いますね。割とすっきりしてますし。
『HERO事始!!』p5 高倉陽樹

この軽さもいいですね。
ただ、どうも内容がイマイチ乗り切れない印象。
軽さが仇になって主人公がひどく後悔するような展開にならないのが物足りなさの最大の原因でしょうか。
スペシャルアイテムを見せられた後の回想シーンも収まりが悪いです。
せめてその回想シーンと同じ台詞を悪魔が喋ったとかなら、なるほどそのシーンを思い出すなと納得するのですが。
自分で災厄呼び起こしたのに、助けて嬉しがってるのも何だかなーと思いました。
悪魔の言うとおり自己満足以外のなにものでもないんじゃないかと。
とは言え、構成自体は悪くないです。具体的な提言はできませんが何か面白い要素が欲しいところ。




ハナクソプリンス

ハナクソプリンス

逢坂知之
(C)Osaka Tomoyuki/Shogakukan 2009

ハナクソ界のプリンス・ハナクソクウタは、ホンマもんのエリートです。毎日ハナクソ界の王様(パパ)から、帝王学を学んでいます。でも、ママは人間界出身なので、ハナクソと人間のイイトコ取りのスペシャルエリートなんです。そんなプリンスが今、人間界に降臨する!

posted with EmbedSunday on 2009-08-17

★★☆☆☆
どこで笑えるのか理解不能。テンポはあると思うんですけどね。
まぁボがいくつか付く漫画もほぼ理解不能だったので、私がこの漫画評価するのは間違ってるのかもしれません。
子供がどう評価するかですね。




豪速球の打ち方、教えます。

豪速球の打ち方、教えます。

桐谷将一
(C)Syouichi kiritani/Shogakukan 2009

テストで満点を取ることだけを生きがいにしているガリ勉マシーン三宮英志。キモがられて誰からも相手にされなかった三宮に、声をかけてくれたサトミちゃんに三宮はぞっこんになってしまう。だが、サトミを狙っているのは、三宮だけではなかった。恋敵として、野球部のエース・七道に野球勝負を挑まれる。スポーツ音痴の三宮が、脅威のガリ勉解析力で七道の剛速球を攻略する!? 手に汗握る熱血野球バトル!読切32P!!

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★★★★☆
絵は言うまでも無く微妙ですが、それでも内容が良ければ星5つ付けるつもりはあります。
展開的には悪くないんですが、どうもスカウティング能力でボールを打つ、というところに説得力が若干欠けます。
フィジカル的な練習が一切無いというのもその要因でしょうし、スカウティング能力の裏づけが100点ずっと取ってたってだけなのも微妙。
能力が記号なんですよね。
例えて言うなら『シュリ』北朝鮮諜報員という設定だけで終わってる感じ。
シュリ [DVD]

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OPでよく分からないけど何だか物凄い訓練をしてるという描写があるからこそ、格闘シーンでもの凄いことやっても
「こいつならやりそう」感が出るように、スカウティング能力を発揮するシーンがあれば別なんですが。
ヒロインのスカウティングが失敗してる分、逆の印象すら受けますし。
どうもその点が引っかかった分だけ星ひとつ減らしました。絵も含めると3に近い4の評価。


順位予想
最早当てる気が全くないですが(苦笑)、1位は『紳士競艇』で。
2位には個人的趣味で一つ星を減らした『花は散れども』を。
他にも星4つ付けてる作品はありますが、それよりは少し差がある感じです。


追記:さすがに当たったらしい。
で、そういう時に限って応募してないという。