ベイビーステップ 7巻

ベイビーステップ(7) (講談社コミックス)

ベイビーステップ(7) (講談社コミックス)

「流し目の君」こと(?)難波江君登場回〜VS難波江マッチポイント直前まで。
キャラ読み的には「なっチャイナ」が可愛いと話題になったらしいですね。「チャイなっちゃん」でしたっけ?

ベイビーステップ7巻 48p


『スマッシュ』まで行っちゃうと困るけど、打ち切り回避の為にもこういうシーンをたまには入れることによって読者層広げてるのは
悪くないと思います。
まぁ個人的には入れなくても全然構わないんですがねw


以前にも書きましたが、初期の頃に比べて表情が豊かになってるなぁと実感。
ただ、スポーツ漫画にしては動きがイマイチぎこちないなぁと前から思ってたんですが、

118p


理由の一つが、ボールを打ち切った後のシーンが多すぎることだとようやく気づきました。
言い換えると「グッと構えてサッと引いてパーン」のうちの、「パーン」。
他のテニス漫画を読んでいる訳じゃないので、相対的にどうなのかは分かりませんがね。
演出上ボールの軌跡を描く必要があるからそうならざるを得ないんだと思いますが。

p93


ただ、この傾向は薄らいでるようにも思えます。
上のページは珍しくコマ送り使ってますし、グッと構えたりサッと引いてるシーンをちょくちょく入れて単調にならないような工夫をしてきてるように見えます。
今6巻まで手元にないので確認できませんのが、間違ってたらごめんなさい。
それともう一つお詫びを。以前コマ割りが微妙と書いてましたが、んな事ないですね。


まぁプロットに関しては非常に面白いとしか言いようがありません。
特に最後の#63、状況打開する手段としてイキナリ100分割とか言い出しますが、コレを本当にやっちゃったら
「イキナリそんな事でけんやろー」と思ってしまいます。むしろ一旦そう思わせる辺りがいいですね。