ネコのオッサン(読切)



ネコのオッサン

ネコのオッサン

山本崇一朗
(C)Soichiro Yamamoto/Shogakukan 2011

初恋真っ盛りの少年、カズキの家に拾われて来たネコ。その正体はただのオッサンなのだが、カズキ以外の人間にはネコに映るという不思議な能力を持つ。ネコになりきって、女性にかわいがられまくっているオッサンの狙いはカズキが恋する女の子・夏乃だと知り、カズキはオッサンに決闘を申し込むが…!?

posted with EmbedSunday on 2011-12-20

★★★★☆
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新コミ佳作。
ググッてみると第59回ちばてつや賞ヤング部門で大賞取ってますね。なしてサンデーに...w


山本崇一朗
ikkiに行き詰ったのでゲッサンいきます
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このつぶやき見ると、IKKIからゲッサンに流れてきて、ゲッサンから新コミ応募って事なんでしょうな。 第27回 GET THE SUN 新人賞でも佳作。 森茶先生、雪丸先生と相互フォローになってるのを見てもそんな感じでしょうか。 ただ、


山本崇一朗
ちなみにもう25歳です。はやいもんだ
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とつぶやいてるのに、GET THE SUN 新人賞、新コミのページ共に24歳ってなってるのが謎ですが... 『ネコのオッサン』 p4 山本崇一朗 これが力量不足で力のないパンチになってるのか、主人公が運動オンチなのを表現してるのか、 はたまた猫パンチ的なものを意識したのかは微妙ですが、何にせよアクションはまだまだの印象。 画力自体は結構あると思います。まぁこういう絵が描けるくらいですから当然なのかもしれませんが。 また、絵柄も割と青年誌っぽいですね。 まぁゲッサンは少年誌と青年誌の中間って感じなので、変える必要も感じませんが。 『ネコのオッサン』 p8 山本崇一朗 シュールな設定を壊さない言い回しなど、内容的にはかなり光るものはあると思います。 テンポがありますし、天丼も上手く使えてますし、なかなか面白かったですね。 欠点がない、いかにも佳作という作品ではなく、ポテンシャルを感じさせる佳作ではないかと。 地味な分入選までは行かないかなーというのはあります。 ゲッサンは新人に対して比較的チャンスを与えてくれる雑誌に見えるので、今後の活躍に期待したいものです。