魔法のいろは #3
美鳥の日々』『あいこら』『アンデッド』と、
中身は割とフツーだけれど初期設定のブッ飛びっぷりで引っ張るタイプの漫画で人気を博していた井上先生でしたが、
今回の連載は設定もフツー。
路線変更という狙いがあるのか(まぁ中身はほぼ一緒ですが)、週刊連載用の設定を温めてるのかは分かりませんけれども。
『葵DESTRUCTION!』をはじめ、『中身は割とフツーだけれど初期設定のブッ飛びっぷりで引っ張るタイプの漫画で人気を博していた井上先生でしたが、
今回の連載は設定もフツー。
路線変更という狙いがあるのか(まぁ中身はほぼ一緒ですが)、週刊連載用の設定を温めてるのかは分かりませんけれども。
でまぁ、本当にフツーの漫画って感じになってるんですよね。
読んでいて苦にはならないけど、さほど読みたいとも思わない。いい意味でも悪い意味でもこれぞサンデー的な。
今回なんて面白いなーと思ったのは二つの本歌取りだけでしたしねぇ。
一つ目は「奈々子はーん」。『ドカベン』岩木の「夏子はーん」のパロディ。
『魔法のいろは!』 p11 井上和郎
もう一つは「葬らん!」。『究極超人あ〜る』の鳥坂先輩のパロディ。
『魔法のいろは!』 p25 井上和郎
『究極超人あ〜る』 ワイド版2巻 p251 ゆうきまさみ
個人的にはパロディ大好きなんですけど、笑える所がパロディだけ、しかもどちらもネタが古いというのが気になります。
あんまりこういう事書きたくはないんですが、劣化したんじゃね?という疑惑が。
元々こんな感じだったような気もしなくはないですけども。
実績のある作家さんだけに、何とか持ち直して欲しいところです。