答え合わせ

「HD」のタグ最近使ってませんでしたな。7月以来か。
ちょっと前に「別に作者の意図した設定じゃなくても意義はあるから、俺は自分の妄想を垂れ流すぜ!」といった趣旨の記事を書きましたが、
作者の意図が絶対化されていた時代から相対化される時代になったとは言え、作者の意図が最も重要なのは間違いない訳で、
ここ最近の妄想垂れ流しとHoneyDippedで語られた意図と、どのくらい整合性があるか(むしろ整合性が無いか)を調べてみます。
フィードバック大切。


まずは先週分。

ビーズウェアは確実にC's Wareのオマージュでしょうが、C's WareからかどうかはともかくECD運営中に実際こういうメールが来てても
不思議じゃないと思いました。
FLAG.75

珍しく当たった例。下手な鉄砲何とやら。
実はもう一つ可能性を考えてたんですよ。『神セカ』がゲーム化予定で、どういうゲームにしますか?と意見具申のメールが来たとか。
『神セカ』がノベライズされた際に小説と親和性が高い漫画だと述べられてましたが、最も親和性が高いのはゲームな訳で。
『ハヤテ』もアニメ化された際にゲーム化されましたし、『神セカ』もテレ東朝10時枠で放映するのならKONAMIから発売されても不思議じゃありません。
まぁ現状1クール分くらいしかないと思うので、アニメ化は当分先、ゲーム化も同様だろうからまだ無いだろうなー。
という考えがあって記事には盛り込みませんでした。

実はこの話、少し実体験(なにい!)が入ってるのですよ。ボク、大昔に、ひょんなことからゲームのアドバイスを求められたことがあったんですよ。「考えを聞かせてください!できる限り取り入れたいと思ってますので!」みたいな。そりゃもう、今回の桂馬みたいに考えましたよ。で、長長文の要望をした訳ですよ。まあ、全部取り入れられると思ってませんでしたが、そりゃ少しでも反映されたら嬉しいもの。


そして、どうなったか。その後、そのゲーム、プロデューサーが遁走しましてねぇ・・・。もうスタッフバラバラになって、まあ、ゲームが出ることは出ましたが、とりあえず作るので精一杯って感じでしたねぇ・・・本当に、現実というのは思い通りにいかないものです!
::HoneyDipped:: 11/17:FLAG75「サマーウォーズ」

桂馬がひとこと「いいゲームを作ってください」とだけ送ってるのとは違って、長長文(超長文?)書くあたりは「らしい」なぁ(苦笑)
まぁ私が同じ状況になったら同じことやる自信はたっぷりありますけどね!!1


どうでもいい話ですが、昔の友人がエロゲー作ってます。(ました?)
大塚超太郎といって、Liar SOFTの『ちょ〜イタ 〜素晴らしき超能力人生〜』と『行殺☆新選組』に参加してました。
『ちょ〜イタ』では彼の汚い部屋がそのままゲーム画面で使われてたりしました。
『行殺』でやたらマニアックな京阪宇治線のクイズがあったりした筈ですが、クイズは全部彼が作ったらしいです。
その後はググって知りましたが、GLOBEというブランドで『オンリーワン2』ってのを作ったみたいですが、さらにその後は消息不明。
彼の連絡先をご存知の方はご一報を。
本当にどうでもいい話ですね。


ハーレム編後編。

今回の情報を桂馬は知らない訳ですから、次にまた新たな設定を出す時には、桂馬が知らないから説明するという演出にすることができます。
FLAG.74

ノーラがハクアと天理に地獄の設定を語るシーン、意図的に桂馬を外したものと解釈してましたが、実際は桂馬が聞いてる状態にしたかったようです。

しかし、そのおかげで、女の子たちが重要な話をしているところに桂馬がいないってことになっちゃいましたが。ここに桂馬がいたら、話を終わらせられなかったんで仕方ないんですが〜。ボク的には全ての情報は読者と主人公が等しく持っている方がいいと思うんですけど(アンケート的にも群衆劇度が高くなるのは避けたいし)、話の展開のアヤで、地獄の設定が微妙に桂馬に伝わったり伝わらなかったりしていますね。まあ、いずれ伝わると思いますが。
::HoneyDipped:: 11/10:FLAG74「魔笛」


田舎編。

ぼくのなつやすみ』オマージュだってことは、HoneyDipped読んでりゃ分かることなんで。
もしブログ読んでない人でも、先週まで『はじあく』がその路線だったので思いつき易いでしょうし。
さらに祖父が陶芸家という設定も『ぼくなつ1』の通りですし。(ぼくなつではおじいちゃんではなく、おじちゃんですが)
ただ、正直どこまでオマージュを意識したのかは分かりません。
HoneyDippedのなかで検索掛けてみると、ぼくなつ3・4はやってるけど1・2はプレイしてないみたいなので。
(中略)
小説ほとんど読まないので左側は分かりませんでしたが、金田一シリーズらしいです。
奥山県山口村の奥山県ってのが広島県山県郡の奥にあるというニュアンスで書いてあるのかなぁとも考えましたが、
金田一ネタの舞台が岡山らしいので、素直に岡山なんでしょうな。
(中略)
ホラー風味なのはアルバトロスの時アシスタントだった佐藤五月先生の「妖怪ジャンクション」が本誌で読み切り掲載された影響ってのは
これも触れられてるでしょうな。
FLAG.66

『ぼくなつ』オマージュなのは正解。これは外しようがないですけども。
金田一じゃなくて『八つ墓村』オマージュだそうで。まぁこれ外したのは私の責任ではないと責任転嫁(というか確認しろよ...)。
田舎編はてっきり『妖怪ジャンクション』の影響があってだと思ってたのですが、違ったようです。

今週の神のみは66話。漫画のなかでは夏休みが続いていて、お盆の里帰り編。これは僕がちょうど「ぼくのなつやすみ4」をやっている頃だったので、大机を中心に親戚一同が会す絵が描きたいというだけで始めました。
(中略)
しかも、何だか知らないけど、今回は怪談風味になっております。まあ、田舎で夏なら怪談かな、みたいな単純な発想で。


そして、今回の舞台のモデルになったのは岡山県です。別に取材した訳ではなく、これも、かつて僕のご先祖様のお墓が岡山県の津山というところにあったからです。今回のお墓の雰囲気はその津山のお墓を思い出して描いてます。


ちなみに、その津山というところにちなんだ有名な小説がありまして、横溝正史の「八つ墓村」という小説ですけど。僕のご先祖さまがそういうところに眠ってたというのも何だか因果があっていいなあ。ということで、まあ、横溝ちっくに、警告めいた不気味な子供とか、おばあちゃんとか出してみましたよ。まあ、僕がやってもあんまり怖くならないのが残念ですが。
::HoneyDipped:: 9/8:FLAG66「Nights In White Satin」


とりあえず9月分まで遡ってみましたが、正答率50%ってところですかね。
個人的には意外と高い印象ですが。
まぁ答えが出てない部分ではもっと正答率下がりそうですけども。


最後に自己解決。

背景のレイヤーを外したりとか、加工してそれっぽくなるように手を入れてるというか、手を抜いてるのかもしれません。
コミスタ→フォトショの加工に関しては::HoneyDipped::6/15:プロットとお絵かき参照。
あくまで想像ですが、2つ上の画像の加工方法、#68でのミスを逆手に取ったんじゃないかなぁと。
FLAG.69

この手法、FLAG.33『はじめての☆おつかい』で既に使われてるので、FLAG.69でのミスしたのを逆手に取ったのは可能性は消えます。
ミスしたのと同じ手法である可能性はまだ残ってますけれど。