ゲッサン200911

以前書いた記事については、上の行の「ゲッサン」の部分をクリックすれば飛べますのでそちらを参照。
サンデー超が発売されてる時期にレビューするのも何ですがね。
来月はもうちょっと早く更新できたらいいなぁ。


個人的な評価は
アオイホノオ リンドバーグ アサギロ
○とある マコト 月の蛇 信長 エルパラ
×イボンヌ
次号からこの◎○×評価は省略します。文面で判断してください。
前回同様、ハレルヤは別記事にして後日up。


Waltz
額に王や肉という掴みはともかく、あまりインテリジェンスの感じられないバイオレンス漫画は個人的な趣向に合わないので評価は差し控えます。
『魔王』のクオリティは出せそうな印象なので、本誌で付いた固定客をしっかりキープしてゲッサンの戦力として頑張って頂きたい。
ロジカルにすれば私の好みに近くなりますが、逆にファンが離れそうなのでやらない方がいいでしょうな。


○とある飛行士への追憶
作画面も徐々に良くはなってるとは思います。ただ、今回の『リンドバーグ』を見ちゃうとなぁw
pixivのイラストなんか見るともっとやれそうな気がするんだけどなーって、前にも書きましたな。
イラストと漫画では勝手が違うのかもしれませんけど。
『とある飛行士への追憶』ゲッサン2009年11月号 p122 原作:犬村小六 イラスト原案:森沢春行 作画:小川麻衣子

雰囲気は持ってると思うんですけどねぇ。


まねこい
まぁいつも通りですな。個人的にはピンと来ませんが月刊誌ならアリでしょう。
新キャラ出してきましたが、キャラ増やす方向なのかだけちょっと気になります。
あんまり受けそうな感じじゃないんですけどねぇ...
月スピで連載してる『今日のあすかショー』は面白いんで、そっちで頑張ってくれたらいいです。


いつかおまえとジルバを
地味に良化気配。3本とも悪くはなかったと思います。
これでたまーにでいいから爆笑するようなネタがあればねぇ。


アオイホノオ
相変わらず面白すぎ。
そしてすべらないサンデー自虐ネタ。鉄板だなぁ。
アオイホノオゲッサン2009年11月号 p194-195 島本和彦

これこそ「サンデー愛」ですよ、ね?
「サンデーへの愛がこんな形で出てしまいました!愛って複雑!!」ってな巻末コメントにもあるように。


○月の蛇
林沖△。前回

格闘シーンがウリだと思うので、アオイホノオ同様それ以外の話だと評価は下げざるを得ません。

と書きましたが訂正します。格闘抜きでやれると分かったので今後の期待がより一層高まりました。
後は戦略的な要素のみですな。


漫画の評価とは別の話ですが、「今のうちに芽を摘んでおいた方がいいのにも関わらずそれをやらない」演出は嫌いですなー。
ワンピとかにもよくある演出ですが。
デブの救出が最優先事項だとするなら、そう説明してもらえたら納得するんですけども。


よしとおさま!
面白くはないですが、それでも良化気配。
笑いを一発ギャグからシチュエーション的なものにしたのが原因でしょうかねぇ。
顔芸は前からありますが、今回は天丼絡めてきましたな。


初回で見切ったので期待はしませんが、作者がどうしてもBL路線で行きたいとするならば、
妥協策として男性っぽい女性か、女性っぽい男性か、その両方のキャラを出すという方向しか無いんじゃね?と思いますね。
そうすれば少年誌に連載してる意味は出てくるかと。


ここが噂のエル・パラシオ
ベタですが良かったと思いますね。
女性がいっぱいいる家に居候するという設定からみても、『じゃじゃ馬グルーミンUP!』の女子プロ版でしょうから、(?)
今回のように基本はキャラ漫画の線でいいと思います。
一話完結ばかりだとこじんまりするので、たまには短編が必要になってくるとは思いますけども。
今のところ主人公に確たる目標ないですしねぇ。
万里子(姉っぽいキャラ)、いつか(ボーイッシュ)のお担当回を済ましたらそろそろ本腰を入れるべきじゃないかと。


◎アサギロ
近藤△。それ以上何か述べる必要を感じません。


No.1海堂
人間がボールとは言え、初回同様の1on1にしたせいか勢いが空回りしなくなってきた感があります。
やはり、あくまで魔球漫画をベースにすべき。
今回を基本パターンとして、どうマンネリに対処するかでしょうかねぇ。
キャラ増えてきたら3on3とか...? うーんそれもどうかなぁ。


×イボンヌと遊ぼう!
いくらへっきー黙認とはいえ、さすがにコレはなぁ。
『イボンヌと遊ぼう!』 ゲッサン2009年11月号 p408 荒井智之

ぱにぽに』の宮田晶とキャラ被りまくりな上に苗字まで一緒。こんなんオマージュ超えてパクリじゃないの。
あえて挑発的に言いますが、作者にプライドはあるんですかね?
そもそも面白い漫画とは思ってませんけど、ここまでやられたらそれ以前の問題ですわ。


リンドバーグ
空戦には迫力もスピード感もありました。何よりガーディアンのデザインが秀逸。
少なくとも今回に関しては文句の付けようがないです。


連載を通じてみれば、裾野を広げるべくほんの少し笑いの要素を入れた方がいいと思います。
本格派ファンタジーを好む層以外へのアピールポイントが無いんですよね。
こんな事書くと『バクマン。』っぽいですが。
ギャグ的なものは雰囲気をブチ壊すのでNG、シチュエーション的なものもあまり記号を入れられない分不適切でしょう。
やるならファニーな方向。
プラモの小動物的な可愛らしさを2回に1回くらい、1pでいいから入れたらいいんじゃないかと思います。
まぁ無くても作品には問題ないですが、作品の質に比べてファンがそんなに多くない印象があるので少しだけ改善の余地はあると思います。
無論本筋をきっちり演出した上での話ですが。


マコトの王者
相変わらずですが、青>>>赤なのが少し気がかり。
ロジカルなのが好みという個人的趣向もあるのでしょうけども。


信長協奏曲
今回は地味でしたが、今までのペースで描いてくれれば何も問題ないと思います。