FLAG.61

次からは、今までの話がウソのようにどんどん加速ですよ。振り落とされないようにシートベルトをおつけください。
::HoneyDipped::7/21:FLAG60「業果」

こう書いてたのでどうなるかwktkでしたが...肩透かしでした。
まぁ展開遅いから面白くない、という訳ではないんですけども。


神のみぞ知るセカイ』#61 週刊少年サンデー34号 p124 若木民喜

「理性と秩序」を重んじるはずの新悪魔らしからぬMyルール炸裂のノーラ、いいですなぁ。
同じトラブルメーカーでも、ドジっ娘属性のLCとは対照的です。
この髪の毛、印刷ムラかと思ったけど境界線見えてるから原稿の問題ですかねぇ。


神のみぞ知るセカイ』#61 p127

桂馬人形のデザインもいいですね。これガチャポンに細工すればすぐ出来そうだけど。
真ん中の人形が壊されたのに等間隔に並んでますなw 次のページにも3つ等間隔に並んでるうちの真ん中が壊れてたり。
こういうケアレスミスの指摘は今後もするでしょうが、週刊連載にケアレスミスは付き物だと思ってるので非難はしない方向でいきます。
いつぞやの浴衣のように、ケアレスでなければ別ですが。


LCがハクアを呼びに行って、天理とのツーショットになる演出は『ハヤテ』っぽいですね。
『ハヤテ』は集団の描写をした後、何人か抜けてツーショットになったり、抜けた人間が誰かに会いに行くという、
会話してる集団の増減をやたらと描写する漫画です。
この辺りのことに絡めて『ハヤテ』についての考察を書く...可能性は少ないでしょうねぇ。あったとしても相当後になるかも。
まだ『神セカ』考察の続きも書けてませんし...あの分量を後二つ書く予定だからなぁ。
下の引用にもあるような、カップリングを通じてキャラに深みを出す演出が多いという点では、
他に類を見ないほどの漫画だと指摘しておきたいんですがね。単なるキャラ漫画ではなく、相当なキャラ漫画だぞ、と。


ハクア再登場は嬉しいですね。私の好みがハクアだというのを別にしても。
以前、LCやハクアに関してこう書きました。

メインルート(攻略編)では3〜6話構成かつ桂馬と攻略キャラとの1対1の関係を描くので、キャラに深みが出せません。
作者の力量云々の話ではなく、あまり色んな表情を入れるとどんなキャラかを把握してもらう前に混乱してしまいます。
なのでキャラ付けはせいぜいツンとデレや、楠のような乙女と格闘家といった二面性が限界です。
しかし、何度も登場するであろうLCとハクアはそれ以上の表現が可能です。
例えばハクアは桂馬に対してはツンデレ、LCに対してはお姉さんキャラといった、相手に応じた役割を演じさせることができます。
言い方を替えればカップリングを通じてキャラに深みを出せます。
神のみぞ知るセカイ#47

ハクアがノーラと絡んで、どういうキャラクターを見せてくれるか楽しみです。
桂馬相手にはツンデレが前面に出て、LC相手はお姉さん的立場、雪枝さん相手には姪っ子的ポジションと
今のところLC相手でないと本来の秀才キャラという側面が出てこないので。
羽衣の使い方でLCよりは有能そうだと見せてはいるんですけども。
地区長の肩書きを使うなり(ノーラもポスト就いてそうですが)、悪魔の法律で丁々発止やりあうなりで色を出して欲しいところです。
代わりの駆け魂持ってくるってことはしないと予想しますがさてどうなるか。
囮としてではなく、駆け引きをして別の駆け魂で引き取ってもらうという可能性もなくはないですが、
駆け魂登録が云々って記述があったしなぁ。囮だとしても大物かどうかですぐバレそうな気もしますし。
それ以前に、桂馬が狙われてると聞いた時のハクアの表情を見てみたいなーって、やっぱりキャラ萌えじゃないの!


神のみぞ知るセカイ』#61 p131

ずっと「かけだま」だと思ってましたよ読み方...
伏線にはなってますが、二重人格でも旧悪魔でも通用するので、これだけではどちらかって分かる訳じゃないですね。
旧悪魔の場合に、「駆け魂」があくまで新悪魔が付けた名称という示唆にはなるでしょうが。


神のみぞ知るセカイ』#61 p136

ここまであからさまな伏線だとかえって触れるのに躊躇しますが、触れない訳にはいかないでしょう。
まだ裏天理が二重人格なのか旧悪魔なのか確定してせんが、桂馬に関する知識では明確な差があるので、旧悪魔と見る方が自然でしょう。
二重人格でも記憶を共有していない可能性もありますが。
これ以降、間違いが発覚した場合を除いて裏天理=旧悪魔という仮定で話を進めます。


力が弱くなったの解釈として2通り考えてみました。
一つは、駆け魂として逃亡する前の、肉体を持っていた比べて。時期で言えばまだ旧悪魔が実権を握ってる時...300年以上前ですね。
もう一つは、天理に駆け魂として入った初期に比べて。
今のところ、駆け魂は心のスキマをより広げるような影響を対象に与えることによって、よりスキマを大きくする傾向があります。
かのんなら存在感が臼井さんへ、月夜なら人形のように小さくなる、といったように。
(小さくした後にどうやって子供として転生するんだろ?という突っ込みはありますが)
天理に憑いた駆け魂は何らかの理由で共生する道を選び、あえて心のスキマを広げないようにした為、
負のエネルギーをあまり吸収できないが故に力が弱くなったと。


そういえば指摘してなかったので今書きますが、新悪魔は女性、旧悪魔は男性という設定かもなーと思ってます。
駆け魂を殺さずに捕獲して送還してるのは旧悪魔を全滅させると何か不都合があるからでしょうし、
6万もの駆け魂大脱走されるほど封印しておく意味を見出せません。
殺そうとしても殺せない可能性は、負のエネルギー供給が途絶えると消えるのらしいのでありませんしね。
駆け魂が6万もいるって分かった時(FLAG.27)に可能性の一つとして思いつきましたが、
FLAG.56で「新悪魔、全員女性だったな...」という感想を書いた後にそれを思い出して今に至ります。


神のみぞ知るセカイ』#61 p139

過去の絆の話へ突入。
『ハヤテ』のアテネ編でもそうですが、幼なじみ属性にとって思い出を積み重ねた絆の描写は最重要ファクターです。
TOYOTA」の最初のOと、ひょっとしたらYにあたる部分ですね。
アテネ編はシリアス一辺倒で一部の読者(というか私)にとって我慢を強いる展開でしたが、若木先生はどう描くのでしょうか。