M・S Dolls

何にせよ、課題はギャグの質ですな。こういう馬鹿っぽいことをやる漫画は嫌いじゃないのですが。

以前こう書きましたが、今回は担当でも替わった?と訝しがりたくなるほどのクオリティ。
三千院ナギやミクが出てくるけど、本歌取りやってたっけこの漫画。
まぁこういうサブカル系のギャグ漫画にはマッチしてるから、著作権的に問題ないのはある程度入れた方がいいでしょうな。
「出てる」って情報流れたら、とっかかりとして読んでくれる人出るでしょうし。クラサンでも読めますから(というか私はクラサン)。


新キャラ(?)のイズミもいいキャラしてますね。
『M・S Dolls』 #4 p16 菅原健二

ツンデレもそうですが、このキャラも「陰」と「陽」ですな。
ありきたりとは言え、やはりギャップは大切です。
Dollの方もさすがに「分かってる」感ありますねぇ。


『M・S Dolls』 #4 p32

いやー、バカですねーw(誉め言葉)
#3はシリアス展開だったのでやむを得ない面はありましたが、#1-2でこのくらい勢いあるシーンあったっけか?
個人的には「修行するぞ!」と叫んだり水中クンバカを入れたりしてくれたらなお...
すいません絶望放送見た影響がまだ残ってますわ。


とまぁ、これで伝わったかどうかは謎ですが、今回に関しては文句なしですわ。
個人的な感覚で言えば本誌連載で1年打ち切りを回避できるレベルに達してると思います。
問題はMSファイト始まってどうなるかですね。
以前指摘したようにこのファイトの構造自体に問題があると見てますし。
相手のドールにダメ出しした後、どうすれば良くなるかという道筋を示すのが解決方法だと思うので、その辺りを見てみたいです。
大切なのは説得力ではなく納得力。
一見屁理屈に見えるけど何だか知らない有無を言わせぬ圧力で押してみるのもいいんじゃないかなと思いますね。
それこそ『逆境ナイン』や『無謀キャプテン』のような。