FLAG56「HELP!」

僕が昔、本当に煮詰まって生きていた頃、「自分で考えたギャルゲー」みたいなのフリーのＡＤＶ作成ツールで作って、自分で読んで悦に入っていたんですけど（スッとすごいこと言うなぁ）

ああしまったorz
以前書いた記事の親和性の辺りで、
「ギャルゲーはラブコメのゲーム化で、この漫画はギャルゲーの漫画化。
　作者の「こういうゲームでこういう攻略をしたい」という思いを漫画に込めた、いわば逆輸入作品」
というようなことを書いてたけど削っちゃったよ．．．書いてれば予想通りと言えたのに。
まぁ普通に想像付きそうですが。

今回のシリーズで一番の問題だったのは、「目線」をどっちから描くのかということ。プロットの段階では女の子目線と、桂馬目線が入り混じった感じで、どっちを採用するか、結構迷いました。が、みなみ編の最終回からの流れで、桂馬目線で一本化いたしました。今回の話こそ、２巻のエルシイケーキ作りの回でチャレンジして不完全燃焼だった「目線を変えたマルチサイトで２話構成」にしてもよかったかも知れませんね。

これはやって欲しかったなぁ。YU-NOをリスペクトする作者らしい見解です。
後編の桂馬目線統一は正しい判断かと。これがみなみ編の後じゃなければ話は別ですが。

個人的にザッピング的演出は大好きです。#11-12より前は流し読みでしたが、この回から本気で読み始めましたし。
まぁこの手の演出を本格的にやろうとしたら、前編２話、後編２話の４話構成くらい必要だと思いますね。
『GS美神　極楽大作戦』39巻 p38

『GS美神　極楽大作戦』39巻 p71

アシュタロス編終わってからは微妙なGS美神でしたが、終了直前のこの4話は神だったなぁ。