ハヤテのごとく! #227

前回に引き続き西沢さん大活躍な回でしたが、個人的には若干の違和感が。

まぁ、そんな中、西沢さんだけがナイスプレイ。
なんとなくですが
『女性らしさ』というのはこういう感じではないかなぁと思った
りするわけです。


男がわけが分からなくなっている時に
「状況は分かんないけどまずは落ちつけ!」という感じ。


たとえばお父さんがリストラされたとき
お父さんは凹みまくりで、どうしようか悩むんだけど
お母さんは「まぁ、なんとかなるって」となにも根拠がないのに
落ち着いてお茶でも飲みながら笑ってテレビ見ている……そんな
感じ。


分かってもらえる……かな?
サンデーバックステージ 畑健二郎 vol.238

これ自体は分かるし、今回のシスターと共感して説得する辺りも上手いのだけれども、
どうも西沢さんにはあまり似つかわしくない「知性」が表現されてしまった気がするんですね。
弟がいるので姉属性を出すことは問題ないというかむしろたまに出す方がいいんですが。
特に前回、「壊すつもりなら奪った瞬間に壊す」的な発言なんて理論的ですし。
「うーん、でも壊さない気がする。」くらいにとどめて、「言われてみれば、壊すつもりなら奪った時に壊しますよね」とハヤテに言わせるとか。
「知識」はないけど「知恵」はある。この区別をしっかり付けて欲しいです。
あと、シスターが戦闘モード入ってるにも関わらず非コーディネーターな西沢さんが手を差し伸べるところも違和感。
「お金で振り向くような人じゃないから… 好きになったんじゃないかな?」
というセリフでシスターの動きが止まった後に手を差し伸べるべきじゃなかったかなぁと。


但し、ミコノス編、地下迷宮まではともかくビーチバレーから今回までの流れは良い感じだと思いますね。
というかこれを評価したかったから珍しく記事書いたんですけどね。元々ツッコミ所多い漫画ですし。
以前描写したことを拾いつつ(やっぱ本物は夢で見たやつよりキレーだね)、最後に前フリを兼ねた引きをする。
この辺りも素晴らしい。

「フラグ的にやらなきゃいけない事」が多い時には微妙になる傾向があるのかしら。

と以前書きましたが、この傾向は改善してるのかもしれません。