神のみぞ知るセカイ #52

以前、攻略終了したキャラを再利用する手段の一つとして、こう書きました

2)姉か妹を出す
明らかに一人っ子な美生では無理な設定ですが。
攻略したキャラの違った面を見せることができますし、フラグ立てに活用することもできるでしょう。
何より長期連載になるとキャラのバラエティに不安が出てきますが、むしろ姉妹だったらキャラが似ているのも必然。
性格が多少違うのをちゃんと示しつつ、違った悩みで駆け魂が入ったとすれば問題なし。
「お姉ちゃん、最近変わったね」的な、駆け魂を出した後生活が変わったこと(単行本の巻末4コマのように)を出してくれれば俺的に完璧。

再利用目的の案だったのでズレるのは当然ですが、
・姉妹ではないが、弟
・攻略キャラの違う一面を見せる
・キャラが似ているのも必然
・「お姉ちゃん、最近変わったね」的な
というのは当たっるような当たってないような微妙な塩梅。
#51

兄弟姉妹を出すというのはある程度攻略キャラ視点で進行しているから出しやすいという面はあるのかもしれません。
今まではあまり攻略キャラのコミュニティは描いてませんでしたし。
みなみの姉的な立場を出しつつ、姉弟の性格の相似性をも表現。こういうのを出されると個人的にはたまりません。
こういう情景を描いたもので一番凄いなと思った漫画は『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』でしたが。
他にも、桂馬とLCをみなみ視点で描いてるのもナイス。

最近変わったね的な発言は、攻略対象が基本ソロ活動している漫画なので入れられないだけでしょうが、
唯一、純編で攻略対象の過去を知りえる二階堂先生が「最近変わったな」的な発言をしていますね。
恋愛モードの意味合いで出てきたのは初ですかね。単行本巻末4コマもその文脈ではあるか。攻略後ですが。

今回は逆、逆で来ますなぁ。
視点が逆ならカウンセリング→恋愛というパターンだったのが恋愛→カウンセリングへ。
この辺りの事は「いずれ書く書く詐欺」になりつつあるこの漫画のコンセプトを書かないとな(苦笑)
早目に書かないとまたぞろ手遅れになりそうだ。
しかし雪枝さんから続くこの流れは多少危険を感じる。
なぜなら、「別に恋愛要らなくね?」という話になりかねないから。
一度、桂馬が恋愛抜きでカウンセリングしようとして失敗する...
例えばこちらの発言を真摯に聞いてくれないといったことをやる必要があるのかも。


んでもって、この漫画に欠けているものとして「季節感」を挙げて、その時に「(時期的な)イベントがない」とも書きましたが、
今回そんな季節イベントも発生。
まぁ季節出すのが「アリ」になりゃ季節イベント出してくるのも当然ですけどね。