ゲッサン創刊号

最近の傾向ではあるのでしょうが、人が殺せるほどではないもののかなり分厚いなこれ。
しかも付録がやたらと付いてくる。
個人的には ◎あずまんが大王 ○アオイホノオ バースディ 信長交響曲 ×第三世界の長井


ふろくの別冊については後回し。銀塩少年も後回しだなぁ。
明日はサンデー+マガジン(+SZBH)だし、火田先生のバックステージは確実に取り上げるだろうし。
折角ネタを処理してあともう少しだと思ったのにネタがスタックされてくなぁ。

QアンドA あだち充

いつもあだち充作品は読まないので、これも読まないだろうな。逆にファンは読むべきかと。
犬が痩せているのはあだち漫画の根底を覆す仕掛けなんでしょうか。違いますね。


あずまんが大王 あずまきよひこ
7年ぶりなのに関わらずクオリティ全く衰えず。むしろ上がってね?とさえ思う。
やたらと大阪押しだったが、よつばに似たキャラだから使いやすかったのだろうか。
しかし新装版で旧作+短期連載分を追加とは、お行儀の悪い商売だな。(誉め言葉)
「中毒的な再読性によってぼろぼろになった単行本を救うため」って余計なお世話だw
単行本の時期的に2話*3にしたんだろうが、6ヶ月引っ張れるものが3ヶ月になっちまったのは勿体無い気がする。
これが終わるまでは少なくとも読むだろうが、その後ゲッサンに読むのが残るかどうかが鍵だろうな。


よしとおさま! 四位春果
メテオド』の人。
チチとメイド服と筋肉を削ぎ落とした『仮面のメイドガイ』に読む価値があると思う?ついでに仮面も無いが。
メイドガイさえ読んでないので個人的にはスルーかなぁ。月刊誌なら中位キープくらいはできるかもしれないが。


月の蛇 中道裕大
ハルノクニ』の人。
水滸伝モノは数あるが、一ひねりしてる辺りは好感が持てる。
1話目はベタな展開だったがまぁ致し方ないだろう。このままベタでいかれても困るが。
とりあえず続きは読もうという気にはなる。


アオイホノオ 島本和彦
吼えろペン』が終わったのはコレの連載のためか!
でもってGXで連載中の『アスカ@未来系』はかなりがっかりな漫画になってしまったが。
ネタがことごとく古いが設定自体古いんだから致し方ない面はあるが、これ若い人付いてこれるのかなぁ。
まぁ俺もマカロニ刑事と言われても分からないのだが。
この漫画自体が島本先生の「いつものような話」なので、楽しみに読むだろう。


バースデイ 田辺イエロウ
結界師』がすっかりシリアスオンリーになってしまったからか、息抜き的な作品。
パティシエの兄ちゃんが出てきた辺りのテイストは個人的にも好きなので、この作品もいい。
ヒーローものだと思わせておいて何の解決もしないあたりもいいな。


第三世界の長井 ながいけん
キムタク(『神聖モテモテ王国』)と似たようなことやりとうないという意義は買うが、これではなぁ...

閣下、大丈夫?


まねこい モリタイシ
モリモリと付き合うまでの『いでじゅう』は面白かったんだがなぁ...
この頃彼女ができて、その生活とシンクロしてしまって急につまらなくなってしまったと決め打ちしてるが。
でもってこの新連載は『ドラえもん』をオマージュした『未来世紀トラやん』プラス『茂志田★諸君!!』のうさぎっぽいキャラが猫になったという、まことに二番煎じ感漂う作品。
でもって『RANGEMAN』と同じ徹を踏みそうな気配がちらほらと...この人ちょんまげ出さないとダメなのかなぁ(苦笑)


信長協奏曲 石井あゆみ
こちらは新人。
タイムスリップの突拍子の無さと、言葉が通じることには目を瞑ろう。後たまたま信長とそっくりだという偶然も。
こういう設定に関しては黒子のように見えないものとして見るのがマナーだしな。
逆にここを飲み込めない人には諦めてもらうしかないのだが。
意外と面白い。似たような設定の小説がありそうで怖いが。
絵柄でも損をしているのでそこも目を瞑って...って考えるとハードル高いなぁ。