ゲッサン201108


噂が流れた時点ではネタだと思ってたんですが...マジでした。
こうなってくると、逆に漫画があまりプロレスに深く立ち入ってない所がかえって幸いな気もしてきましたねw
TVの、特にドラマのことはよく知りませんが、深夜もしくは10時台に放送、
売り出したいアイドルをわんさか出してキャッキャウフフなキャットファイトをする、ってな感じなんでしょうか。


キャラのイメージに合わせた配役というより、一番売りたいアイドルを主役に、とかになるでしょうから、
原作のイメージに合わないのは必至でしょう。
そんなに原作ファンがいる訳でもないので、ドラマはドラマでベストを尽くして頂ければ。
まー、一から脚本作るよりは原作をちょいちょいアレンジする方が楽でしょうし。


(※追記)
ここ最近『エルパラ』の画像検索で飛んでくる人がいて、たぶんコレ探してると思うので画像貼っときますね。
「ここが噂のエルパラシオ 飛び蹴り」ってたぶんコレでしょうしw
ここが噂のエル・パラシオ』 1巻 p16 あおやぎ孝夫

後、今回はGXの宣伝小冊子が付いてきました。
立ち読みできるんなら、付録が付いても個人的には問題ないですね。まぁ私は買ってますけれども。
ちなみに個人的なGXのオススメは『正義警官モンジュ』と『釣りチチ・渚』です。
(『ブラック・ラグーン』は長期休載中ですし)
釣りチチ・渚』は単にエロで売ってる漫画だと思われがちですが、
意外とロジカルな内容で説得力があって非常に面白いです。侮るなかれ。


今回前置き長いですがご容赦を。
ゲッサンしてみる。』 ゲッサン2011年8月号 p748 横山裕二

連載終わった作家に(『ゲッサンしてみる。』は連載してますが)ドサ廻りさせるというアコギな企画。
ゲッサン置いてくれてる書店が減ってるんでしょうか...w
というか、ゲッサン置いてくれてない書店はどうするんでしょうかw


blogとtwitterで随時報告するみたいなので、チェックしてみてはどうでしょうか。
twitter @gessanyokoyama
blog ツール・ド・本屋さん
折角四国回るんですから、愛媛出身の高田康太郎先生も連動してみたらどうかなーとか思いますけれども。
サイン会やるとか。(地方で何人集まるか知りませんがねw)


前置き最後。TALI先生の読切完成してるなら早く載せて欲しいなぁ。
というか連載をですね。


◎ ハレルヤ オーバードライブ!
いやー私ってハレルヤオタだったんですね。言われるまで気づきませんでしたw
まぁゲッサンで一番推してるのはこの作品なんで間違ってはないですけども。
増ページ2話掲載計44pのボリュームですが今回も一言だけ。若葉は『神セカ』の「みなみ」でした。


◎ちろり

不安材料があるとすれば、一話目でこんだけインパクトある流れだったので続きがどうなるのか、って点ですね。
台詞抜きでページの大半を使うってフォーマットでは厳しいでしょうし...
本来インターバル回にやる演出ですから。
毎回最初の1p台詞抜きで、とかならアリでしょうけども。

前回こう書きました。惜しい。2pでした。
今回のフォーマットでいいんじゃないでしょうか。
いつも冒頭ではなく、たまには中に、後ろに、ごくたまに1話全部くらいのパターンで十分でしょう。
マンネリを恐れる必要は基本的にないと思います。後はなんだかいい話だなーって感じを続けていけば。
ちょっとづつキャラが増えていって、コミュニティが生まれれば完璧かと。


◎ 鉄楽レトラ
将来的に言えば、ドラマ化するならこの作品でしょうよ、とは思います。
相変わらず素晴らしい出来。
この人の間の取り方を考える毎号32pというのは厳しいでしょうから、
ちょくちょく休みつつ増ページという編集部の判断は正しいと思います。
編成は大変でしょうけども...


○ ぼくらのカプトン
いい意味で相変わらず。
3つ目変化付けてるのはいいですね。これからもチャレンジしていって欲しいです。


BULLET ARMORS
これが若さなのか。
これほどまで毎月「上手くなってるなー」というのを感じさせる作家さんはそうそういないです。
まぁデビュー作が『おとめジェノサイド』だったからって話も無くはないですがねw(前にも言ってた)
バトル編はこのままの調子でやってもらえればいいんですが、その後どうなるかで評価することにします。


× バレてるよ! ジャンボリーヌ
久々に読んでみましたが、相変わらず面白くないですな...
天丼やってるだけ前よりマシにはなってると思います。
ただ、その天丼を重ねすぎw
ここまで重ねるんなら、最後にあえて外せば意表突けてマシにはなったんでしょうが。
何にせよ、この人の作品面白いと思ってる人がいるのか疑問です。


○ FULL SWING

もうちょっと環になった段階でコミュニティが成立してればもちっと面白くなったかも、とは思います。

前回こう書きましたが、なってますね...
ひょっとしたら前からなってたのかもしれませんが。完璧に流し読みしてたので。
次号への伏線らしきものも見えてきてますし、本来出したかった方向性がようやく出せるようになってきてる
のかもしれません。


あと、これは前からですが、マツセ先生も絵上手くなってますね。
今回ちょっとおじさんが浮いてる感じはありましたが、描いていけば徐々に馴染んてくるでしょう。


◎ アサギロ
実に読み応えのある内容でした。


まねこい
うーん、正直言ってまねこいサイコロで中々面白くならんですなぁ。
上手くお話を作れてはいるんですけれども。
後半はいいですね。矢印拡散。前半と後半の間を取って評価は○。


アオイホノオ
アオイホノオゲッサン2011年8月号 p478 島本和彦

TACHIWANIてwww
コレ、本当の話なんですかね?
ちなみにTACHIWANI自体は関西で割とメジャーでした。


ここが噂のエル・パラシオ
導入なんで若干評価は下げましたが、方向性としてはいいと思います。
ただまードラマ化予定なのにも関わらず、アズミとの対戦でこの漫画が終わりそうな気もしなくもないですw
この漫画、ポテンシャルはあると思うんですけど、どうも戦略性が無いのがネックです。
熱血成分が補充されてきたので大分マシにはなってますが、まだ地味さを払拭する所までは行ってないかと。
割と見栄えする絵なのに勿体無いです。
まぁその辺りが、かえってキャッキャウフフなキャット・ファイト(ry


マコトの王者
相変わらず熱いです。まぁ正直余計なこと書く必要ないでしょう。


○ ココアの思い出(読切) 佐伯幸之助
絵柄大分変えてきましたなー。何にせよ筋はいいからか、相変わらず上手いですけれども。
『ココアの思い出』 ゲッサン2011年8月号 p618 佐伯幸之助

基本ベタではありますが悪くないです。
伏線もちゃんと張ってますし、ほんのちょっぴり意外性も含ませてます。
16pでこれだけやれれば上々かと。
ただ、この人の受賞作はもっとポテンシャルを感じさせる作品だったのにも関わらず、
どうも小ぢんまりと成長してる印象を受けます。
基本ハートフルならこうならざるを得ないのかもしれませんがー。


いつかお前とジルバを
いつの間にか終わりになってました。
スルーしてた作品ではありましたが、『イボンヌ』よりはマシだと思ったんですけどねぇ。
絵柄の違いが明暗を分けたんでしょうか。


◎ 月の蛇
今回は上手くやれてると思いますし、個人的には面白かったんですが、
果たしてこれが一般的にみて面白いと取られるかと考えると...疑問が残りますかねぇ。
お前誰やねんってキャラを出してきたり(この漫画でまさかのギャグ)、
突っ込みどころを「情け」の演出にするあたりなんてじつに上手いんですけれども。
いや別にギャグが面白かったとは言ってませんよ。


正直言って扈三娘のキャラは気に入ってたので斬っちゃったのは勿体無いなーとは思いますが、
そう思わせるくらいのキャラをバンバン出して頂ければ。
『月の蛇』 ゲッサン2011年8月号 p649 中道裕大

オッサンが格好いいのがこの漫画のウリですが、たぶんニッチでしょうしねぇ...
動きの中やセリフでも格好いいというシーンがどんどん出てくればいいんですけれども。
とりあえず島本先生風に、弱気なセリフに「だが」「しかし」を付けてみるとか。


リンドバーグ
いやー素晴らしい。実に素晴らしい。
メリハリのある展開、互いの正義をぶつけ合うセリフ。そして締め。
今回完璧じゃないでしょうか。
ただまーそれだけいい話だったのにも関わらず、個人的にはこのコマが全部持っていった感。
リンドバーグゲッサン2011年8月号 p701 アントンシク

形も何だかガウ攻撃空母に似てるしなぁw


(機動戦士ガンダム 第10話 1:17辺りまで) ※フラッシュ注意

いやまー個人的にはこういう演出好きですよ?


信長交響曲
やはりこの漫画、説明臭くなると持ち味がどうしても薄れますな。
かと言ってこの辺りを全く無視する訳には行かないでしょうし。
ちゃんと説明しつつgdgdな雰囲気を壊さない工夫が欲しいですね。