ゲッサン201003-201006
FULL SWINGS
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正直全く期待はしてませんでしたが、意外と読めます。
今更武論尊先生ってどうなのよ？と思ってましたが悪くないですね。
一番の懸念はマツセ先生だったのですが、絵はやはり伸びそうな感じです。
主人公の利き腕が右なのか左なのかよく判らなかったり、バット振り上げる絵に違和感あったりと細かい突っ込みどころは若干ありますが、
（肘が伸びてる状態では力を入れてバットを振り下ろせない）
逆に言えばそれで済んでますね。
連載続けていけばその辺りも解消されるでしょうし、個人的には連載持つのは早いと思ってましたがその判断は間違ってたのかもしれません。
オムニバス的な作品だったのは意外でした。ひょっとしたら主人公はこのバットだったりするのでしょうかｗ
で、人から人にこのバットが渡って、そのバットを持った人は次々に死んで．．．
なわけもなく。
○とある飛空士への追憶
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戦闘シーン無ければこの人の良さが前面に出ますなー。
既に原作の2/3を消化してるらしいのですが、続編も小川先生が担当するんでしょうか。
個人的には、特に#7のラストがよかったです。
もちろん原作の良さがあってこそですが、漫画にした時の演出の良さもあると思います。
○まねこい
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面白くなってます。ここにきて地力が出るような構成になってるというか。
読切の『未来世紀トラやん』の延長上でハルとホンチー、猫太郎だけを描くには無理があったということかなぁ。
『まねこい』ゲッサン2010年3月号 p95 モリタイシ
これはやられたと思いましたねｗ 『いでじゅう』のチョメジ以来ですよ、モリ先生の漫画のギャグでこれだけ笑えたの。
いつかお担当回を次にやるでしょうから、その後どうするか。
もちろんこのままでも今回のクオリティが維持できればそこそこやれるでしょうけど、何かしらの目標を立てて熱血の要素も入れて欲しいところ。
ってのは前にも書いたか。例えば別の団体と対抗戦するとかね。
もしそのような展開になったとしても、あくまで基本ラインはエルパラの女性キャラの個性をどう生かすかを最優先にすべきだとは思います。
以前このように書きました。
いつかお担当回は3月号の#10だったので時期については外しましたが、まさか本当に対抗戦するとはｗ
ただ、#10-11に関しては個人的に◎でしたが、逆に対抗戦の＃12-13は微妙、というか惜しいかなぁと。
『ここが噂のエル・パラシオ』ゲッサン2010年5月号 p92 あおやぎ孝夫
例えばこのシーン。最早お色気はこの漫画の義務なので入れるのはいいんですが、モブキャラが尻出すってのはイマイチかなーと。
個人的には、お色気はキャラとの絡みがあってこそ。これでは単なる記号のままです。
もし仮にライバルキャラのカーペンターの尻だったら、キャラと絡みますし、よりエルパラに乗り込む説得力が増しますし、
忠輔へのフラグも立ちます。この漫画は基本的にハーレム系なので主人公との間のフラグは大切です。
まぁあのベルトでどうやって尻出すような状況になるのか？という話はありますけどね．．．
もっと脱げ易いズボンつけてたけど、ずり下ろされたので今度はちゃんとベルト付けましたとかだったらそれはそれで面白かったんですけども。
6月分も惜しいです。
ページ数の制限もあるので難しい問題だと思いますけど、攻撃に耐えて耐えてひっくり返す際のカタルシスがイマイチです。
応援してるのがどこかで見たような顔とは言えｗ、こちらもモブなのが問題なのかなーという気はします。
#10と違うのはその点かなぁと。
とは言え桜花を応援してる子供のエピソード出す余裕はないので、忠輔がレフェリーしてると力が沸いてくる的なモノローグ一つあれば
また違った感じになったように思います。
構成上はカタルシスを得られるような構造にはなってますし、最後にデレを出してるだけに、もう一押しが足らないという点が惜しいなぁと。
◎アオイホノオ
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相変わらず絶好調。内容に関しては何も申し上げることはございません。
アニメ化して欲しいなぁ．．．
◎マコトの王者
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赤も面白くなってますし、元々面白かった青も誠のネガティブな面が出ていて非常に良いです。
密かにガキンチョの等身も適正になりつつありますねｗ
◎月の蛇
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何にせよ、作家さんのポテンシャルはあると思うので、強く見せるにはどうすればいいか？をもう一度洗いなおして欲しいです。
李俊がかなりがっかりな感じでしたが、武松、李逵とかなりいい感じになってますね。
ソリューションは「格を付ける」
『月の蛇』ゲッサン2010年6月号 p432 中道裕大
たまたま面白かったではなく、理論的に導かれた結果なので今後にも期待が持てます。
梁山泊の親分達には席次、つまり序列が決まっていて、基本的に序列が上のものが強い漢ということになっています（多分に例外を含みますが）。ちなみに１話で趙飛虎に斬られた李忠と周通は８６位と８７位、３話でお嬢様にとどめをさされた穆弘が２４位、同じく３話の最後にでてきた公孫勝が４位、呉用は３位です。
原作の水滸伝を読んでいる人は「月の蛇」に出てくる好漢たちの席次を比べてみれば、いろいろ想像できて面白いかもしれません。
玲華と星華パンダ大作戦 第12回
まぁ８月の段階でこう書いてるんですから、もうちょっと前からそういう表現しとけば、と思わなくもないですがね。
◎リンドバーグ
アントンシク先生のtwitterアカウントはこちら http://twitter.com/touxi
以前スピード感について批判しましたが、今回のコックピットから見た場面は良かったですねぇ。
（見開きでスキャンしてもイマイチなので引用しませんが）
レースモードになって面白くなるかどうかは何とも言えないので、その辺りは様子見。
個人的にはシャークが好きですね。
今連載されてる漫画で格好いい男性キャラは？という質問があればシャークか『月の蛇』の飛虎かどっちか悩むレベル。
◎信長協奏曲
相変わらずのgdgd感。だがそれがいい。
若干不安なのが史実に忠実になるとその説明のおかげでgdgd感が薄れる点ですね。
この辺りは仕方ないのかもしれませんが。
台詞のマッタリ感を出すために、もうちょっと「ぽーん」「ひゅーん」といった擬音をもうちょっと入れても良さそうかも？
と今思った。
