ドラゴンエイジリニューアル号 「アノ鈍器月刊誌より厚かったww」(アキバblog)

実際見てみたが、確かにありえない厚さ。背表紙見て「コレ本当に毎月出すのか?」と訝しがりましたね。
印刷所は大変だろうなぁといらん心配までしちまいました。


どうも増刊誌のPureという雑誌をを吸収合併した形のようで、漫画家を切らずに移籍5作品+新連載でこの厚さになったらしい。
これから作品を淘汰する方向に行くのか、このままの厚さで行くのかは判らないが、どういう経営方針なのか気になるなぁ。

コミック 銭 1巻 (Beam comix)

コミック 銭 1巻 (Beam comix)

月刊誌の経営に関してはこの漫画でも解説されているが、ドラゴンエイジの発行部数が3万弱。
仮に返本率3割、書店・流通に4割取られるとして、一ヶ月につき売上が30,000*0.7*0.6*620(税抜き価格)=800万弱。
一ヶ月でどんだけ赤字でてるのか考えるだけで恐ろしいなw
もちろん単行本やアニメ化、グッズでその赤字補填していくんだろうけど。


月刊誌や週刊誌が単行本を売る為の宣伝媒体になって久しい。
全体のパイが縮小化していく中、ヒット作を出す確率を上げるために数を増やして安定化を目指す。
原稿料の値下げにしわ寄せが来てるのは想像に難くない。
雑誌に掲載せずにweb配信する媒体まで出る始末。
企業としては正しいのだろうが、これが果たして健全な運営なのかを考えると疑問が残る。
根本的な問題である、少子化による業界全体の売上減少傾向が是正されない限り、この流れは止まらないんだろうな。