サンデーS201312

今月連載が2本終了しますが来月は新連載なし。代わりに読切2本。
サンデーS 2013年12月号 p759

山田がんも先生の作品は絵の見栄えに相当問題あったので、それがどう改善されてるか。
かなりデフォルメしてるんでしょうかね。
尾辻優華先生はまんカレ2011年6・7月期に『ぼくのおうちのきのこのつばき』で佳作。
私は読んだ記憶ないです。


最近は必ず読切載せてますが、路線変更なんでしょうか?
徐々にページ数減ってることからして、中々連載が立ち上がらないのかもしれません。
まぁ単純にコスト抑えてるだけかもしれませんが...
サンデーSにリニューアルした時には45,000部近く刷ってましたが、最近は25,000部に。
とは言えリニューアル前の13,000部に比べるとまだ倍近くありますけど。



畑健二郎 長年手伝ってくれていたスタッフさんが連載を持つこととなり、晴れてウチの仕事場を卒業していった。嬉しくもあり、さみしくもあり。でも頑張れ、超頑張れ!ここが人生の分岐点だ! link
長年と言えるほど畑先生のところでアシスタントやってる方は何名かいますが、 岡安さんは5月に辞め、柚木さんがチーフを辞めたとは言ってないので、 恐らく2月号に読切が載った森多ヒロ先生でしょう。 仮に森多先生がサンデーSでの連載だとすれば、個人的には超期待してます。 当時のアンケートの項目から考えると、推理モノになったりするんでしょうか。 サンデーは『名探偵コナン』が終わった後の事を2年くらい前から見据えてる感があるので。 個人的にはキャラ漫画の方が良さそうな気はするんですがね。 THE UNLIMITED 兵部京介 慣れの問題かもしれませんが、チルドレンなんか微妙だなぁ... THE UNLIMITED 兵部京介』 サンデーS 2013年12月号 p38 原作:椎名高志 漫画:大柿ロクロウ 葵はまんま皆本に見えますし、薫は微妙にイメージと違って、紫穂もちょっと... 他のキャラが良いだけに。 とは言え、格好いいシーンがちゃんと格好いいのは相変わらず。 作画に時間相当掛かってるだろうなぁ。 ノゾ×キミ

ノゾ×キミ』は主人公とヒロインの関係を軸に展開していくので、
今までのようなハーレム気味な方向は確かに難しいのかもしれません。
というような事をこの回読んで気づくようではなぁ...と反省。


読者を誰に感情移入させるかという点では難しい舵取りが要求されるかもしれませんが、
(他人同士をくっつけて、どうやって達成感を出すか)
上手くハマれば今まで以上に良い漫画になりそうです。

前回こう書きましたが、さすがにモノローグに関しては完璧。
その上期待していた、「カップリング」が替ることによるキャラの対応の違いは出てました。
ノゾ×キミ』 サンデーS 2013年12月号 p106 本名ワコウ

やはりこういう表現が出てくると、主人公に対する感情が特別なことが、より伝わりますね。
カップリング交代はNTR気味に解釈されかねないんですが、
色気がある割にはセックスの匂いは全くない漫画なので、その点でも効果的だったのかもしれません。


◎ ぬいぐるみクラッシュ
twitter熊之股鍵次10/25サンデーS連載開始

どちらもかなりブッ飛んでた作品なので、そういう方向なのかもしれません。

前回こう書きましたが、個人的にはブッ飛ぶほどでは無かったかも。
『ぬいぐるみクラッシュ』 サンデーS 2013年12月号 p164 熊之股鍵次

ただ、1話目オチ以外はギャグがキレキレです。
『マギ』のシンドバッド初登場を除けば、
サンデーで久々の変態イケメン裸体キャラになるのかもしれませんが、
(前回は『いでじゅう!』の東)
そのキャラを活かしたギャグになってると思います。
ギャグは好みが分かれるのですが、少なくとも『青いね芝くん!』の穴は埋められそうですし、
それ以上の期待もできます。ぶっちゃけ師匠 (険持先生) より数段面白(ry


今際の国のアリス
スリード回。
ぶっちゃけアイテムはあんま関係無いだろうなーと思ってましたが、
(命のやりとりしてませんし)
その可能性の潰し方も丁寧でいいです。
さらには、ひとの命というリソースとしては平等なものを、
このゲームに勝つ為には価値が違ってる辺りを先触れさせつつ、伏線として張ってる辺りはさすがだなと。
どうやって死に様を描くのか、期待が膨らみます。
サンデーS 2013年12月号 p209

『アリス』は本誌移籍してもいいんじゃないかと思ってましたが、
スピンオフを本誌で月一連載になったようです。
これでサンデー本誌は『BIRDMEN』『湯神』『アリス』と月一連載が3本になった訳ですが、
大体1月に4週ある訳で、ひょっとしたら残りの1週はすっかり忘れ去られている大友先生の新連載とか...?


× アパートメント・オブ・ガンダム
接触プレイによるお色気を入れて多少はマシになった気もしますが、無理矢理入れた感が。
まぁそんな所よりも肝心のネタがね...


キュピコ!
いい意味で相変わらず。


◎ LASBOSS×HERO
『LASBOSS×HERO』 サンデーS 2013年12月号 p164 葛城一

前回で概ねバラしてましたが、それでも伝わらない人にも伝わるようにネタばらし。
ニナの変化は今のままだとちょっとどうかなぁという気もしますが、
まぁこの辺りも後で絡めてくるでしょうし。


◎ バディ
先輩のキャラ紹介をしつつ、熱血、コメディ、色気と難しいタスクをこなしたんじゃないかと。
それが故に若干纏まり過ぎてる感もありましたけど。
球漫画にはしないでしょうし、戦術もそれほど詳しく描かないでしょうから、
そこをコメディと熱血の緩急でいかに進めていくか、って所でしょうか。


機動戦士ガンダム FAR EAST EDEN

最後のヒキは正直ガッカリですが、ここから意外性出してくれるのなら。

前回こう書きましたが、きっちり意外性を出してくれました。
むしろ意外性よりも、罠が彼女のキャラを表現する手段にもなってる辺りは素晴らしいなと。
正直、シナリオの出来が『AGE』『黒衣の狩人』とは雲泥の差ですね。


◎ 女子高生刑事 白石ひなた
ロジック自体も素晴らしいですが、最後のヒキも素晴らしいですね。
正直本誌の『KEI』より100倍面白いです。
課題の絵の見栄えも比べないと分からないレベルですが、少しづつ改善されてきています。


(くろ)の天使

印は相変わらず付けませんが、大分マシに。

前回こう書きました。
今回それほど進展はありませんでしたが、少なくとも前回よりは良くなってるように思えます。
キャラにフォーカス当てたことが原因でしょうか。


『(くろ)の天使』 サンデーS 2013年12月号 p415 林原翔一

ただまぁ意外性は相変わらず薄いですし、悪役キャラの掘り下げが浅いので達成感も薄く。
もう少し嫌味なキャラだと表現しておいた方が良かったのでは。


電波教師 9巻限定版発売記念 宣伝漫画!! 東毅
目次には「お知らせ」の項目にあるので広告扱い、恐らく本誌等にも載るんでしょうが一応。
電波教師 9巻限定版発売記念 宣伝漫画!!』 サンデーS 2013年12月号 p423 東毅

絵が滅茶苦茶ラフですなw
下書き入れずに一発で描いたような感じ。
キツいスケジュールなのに公式同人誌に18p描き下ろし、
さらに広告3p描いて、
恐らく監修もある程度してるでしょうから、こりゃ大変だわ...















覚の駒
勧善懲悪になったおかげで、達成感は出たと思います。
色気で何とかしようとするよりはこの路線の方がいいでしょうなぁ。


うろんな3人共
毎回書くこと同じですが、良いのはテンポだけ。2本目は特にネタが微妙で...


夏空エンドラン
「打った」「やったー」「わーーーーーー」の繰り返し。
いやまぁある意味女性らしいとも言えるかもしれませんが...(苦笑)
ひょっとしたら『おお振り』の男性が面白いと思う箇所を全部ひっこ抜いたらこんな感じなのかも。


○ 名無しは一体誰でしょう?
ロジック自体は『女子高生刑事 白石ひなた』に劣ってる訳ではないんですが、
ノローグ多すぎてご都合主義感が付き纏ってる印象。
もうちょっと演出で何とかならんもんでしょうか。


KING GOLF
テレビで観てるだけでは味わえない、試合が始まる前の雰囲気が良かったです。
そしてほとんどスイングしてないにも関わらず、確かな熱血。


週間少年 松峯大樹
★★★☆☆
サンデー超2011年9月号に『少年n』が掲載され、それ以来の読切でしょうか。
絵は今風では無いですが、特長がありつつ絵柄はスッキリとしていて、上手くなったような気が。
『週間少年』 サンデーS 2013年12月号 p649 松峯大樹

内容やキャラはそこはかとなく『ONE PIECE』臭が。


『ガチ☆ボーイ』がこの手の記憶障害を扱ってましたが、それに比べると
1日で記憶が無くなるところを1週間に伸ばし、
頭が緩くても大丈夫なようにノートには一言、記憶障害であることを隠すどころか教えられる。
一見、漫画の内容同様にあまり深く考えてなさそうに見えて、割としっかりしてると思います。
ただ、伏線や意外性もあり、ワクワク感も出せてる割にはあまり面白い感じではないですね。
まぁこの辺りは脳天気な感じの漫画が好みじゃないという問題なのかもしれませんけども。
ゲッサンmini3号に載ってた『カプセル・ツアー』も
伏線や意外性があり、ワクワク感が出てる漫画でしたが、あの作品と比べると天と地。
どう違うのか考えるのはちょっと時間が掛かりそうなので、気が向いたら追記します。


あと、重箱の隅ですが「撃突注意」って何ですかw
銃持ってるからネタとして仕込んだのか、それとも単なる誤字なのか。


My Sweet ウマドンナ 馬きゅ〜ん☆

4本目が残念なのは仕方ないとは思います。1〜3本目はまーまー。

という前回同様の感想。毒吐く方向は正しいと思います。
ハゲはネタに比較的寛容ですし。たとえそのネタに傷ついたとしてもw
話は逸れますが、太ってる訳でもないのに「痩せたい」と言ってる女性に対して「ぽっちゃりしてた方が可愛い」
と男性が言うのはお世辞でも何でもないですが、
女性がぽっちゃりと言うと大抵ぽっちゃりとか言うレベルではないのはどういうことなのか。


蹴魂
達成感も何もない終わり方でしたな... 意表は突いてましたけど。
全体的にみても無印。こういう熱血漫画は空回りしがちですなぁ。
キャラ紹介だけでプロトタイプの読切が終わった割りには、
連載になってキャラの掘り下げが甘かったような気もします。


ちいさいひと
うーん、ちょっと微妙だったかなぁ...
まぁなかなかカチコミの場面で面白いって感じにするのは難しいのかもしれません。
トリックや何やらがある訳でもないですし、あったら不自然ですし。
全体的にみれば厳しめで無印。
衝撃的な事を描けば話題にはなれど読みたくなる人が出てきますし、
かといってヌルい話だと話題にのぼらない。そういう意味では難しい作品だったのかもしれません。
とは言え、シナリオ面ではもうちょっと何とかなっただろう感がありますし、
構図も以前『3p田中くん』かよ!と揶揄したように、
やたら同じような顔のアップが並ぶ辺りは、多少マシになりましたが基本的には変わらず。
後になればなるほど作者が成長した印象がほとんど感じられないのが残念でした。


ネッコロ
今回はツマラナイというよりはくだらない感じかなぁと。
ボケツッコミがあればそれなりには。